戦乱のEmpress 1周年1stワンマン @Veats SHIBUYA (3月1日)レポート

2022年3月1日(火) VeatsSHIBUYAにて、戦乱のEmpress 1周年1stワンマンが開催された。
大盛り上がりをみせたその模様、そしてメンバーの想いが語られた熱いMCを、撮りおろし写真と共にお届けする。

戦乱のEmpress 1周年1stワンマン レポート

2022年3月1日、戦乱のEmpressの1周年を記念する、1stワンマンライブが、Veats SHIBUYA(渋谷)にて開催された。
会場には、ファンたちから寄せられた「スタンドフラワー」や「のぼり」があり、その人気が伝わってくる。

開演時間となると、SEと共にスクリーンにメンバームービーが映し出される。
そのリズムに合わせて会場から手拍子が沸き、楽しみでワクワクした表情のファンの姿で溢れる。

『戦乱!戦乱!私たち戦乱!』からライブがスタート

1stワンマンライブ最初の曲は『戦乱!戦乱!私たち戦乱!』だ。
リーダーの栗山さとみの「盛り上がっていくぞーーー!!」の声と共に、最初からフルスロットルで盛り上がる。

「S・E・N・R・A・N 、戦乱!」に合わせて、客席のペンライトが煌めく。
一度聴いたら、忘れなられないメロディと歌詞で、戦乱のEmpressが楽しく盛り上がれるユニットだと伝わってくる。

続いて披露するのは『Mr.シャイボーイ』。恋を歌った曲で可愛い歌詞に、明るいリズムが合わさり、楽しくて可愛い1曲だ。

思い出のムービー

2曲を終えると、スクリーンにムービーが流れる。

「2020.09.20 サファイア プロジェクト始動」の文字と共に、戦乱のEmpressが結成される前の映像が流れる。
「2020.12.13 WOMBワンマン成功 戦乱のEmpress始動決定」7名でのデビューが決まったが、実現しなかった。

その後、困難を乗り越えデビューとなった思い出のデビューライブの映像に、懐かしさと成長した戦乱のEmpressを思い、目に涙を浮かべるファンの姿もあった。

思い出に浸る中、『はじまりの陽』のイントロが流れる。
「広げた地図は白く~」という歌詞と共に、デビューライブの時の衣装を着たメンバーがステージに現れる。
胸が熱くなる、最高にエモい演出だ。
デビューから推しているファンには、デビュー時との対比がたまらなかったのではないだろうか?
香坂星奈のソロパートでは、黄色いペンライトでのケチャが煌めいた。

3曲を終え、メンバー全員から「ありがとうございます」と感謝が述べられた。

栗山さとみが「久しぶりの旧衣装、いかがですか?」問いかけると、拍手で「最高」とファンが返す。
続けて「この後、戦乱のEmpressはみんなと、もっともっと楽しんでいきたいので、皆さん準備はできてますか!?」と投げかける。
より一層大きな拍手が客席から返る。

「それでは聞いてください『無我夢中』」と曲ふりがされる。
香坂星奈の「みなさん、ワンマンライブ盛り上がってますか~~?この曲でも~っと盛り上がってもらうために、可愛く歌います」という煽りに、ファンが推しジャンで応える。
疾走感があり、テンションがアガる曲だ。 声出しが解禁になった際には、コールやガチ恋口上などで更に盛り上がれる事間違いない。

続いて、盛り上がり曲『Distortion Girl』と連続で披露される。
クラップ、MIX、ケチャ、推しジャン と盛り上がれるので、コロナが治まったら大きなフェス会場で是非見たい曲だ。

唄い終えると、スクリーンにカウントダウンが表示される。
『Distortion Girl MV』のMVが流れ、ファンはクラップをしてながら楽しむ。
ファンたちと戦乱のEmpressの仲の良さが伝わってくる映像だ。

動画が終わると共に、現衣装に着替えたメンバーが登場する。
披露するのは『戦乱の世に咲く花たちよ』。カッコイイ中にも戦乱のEmpressらしい可愛さが入った曲である。

7曲目『今世紀最高サイコ』では、サビの「ほら」「最高」「なんで」「やっぱり」「だめ」で会場のファンたちがジャンプをして大盛り上がりを見せる。

これまでの思いが語られる

ライブの折り返しを迎えて、MCタイムとなる。
「大戦乱会にお越しいただきありがとうございます! 私たち戦乱のEmpressです。よろしくお願いします。」
と、改めて挨拶がされる。

各メンバーの自己紹介がされ、栗山さとみが「めっちゃ後ろの方まで人がいてビックリ!」と嬉しそうに感想を言う。
「早いもで、もう1年経ったね」と峯本しほが言うと、香坂星奈が「はい!211回ライブしてきて、星奈だけ皆勤賞です♡」と答える。
すると、皆勤賞を賞賛するファンから拍手が沸き起こる。

すると、桜坂ふうりから告発がされる。
「皆勤賞の事を自慢されたんだけど、≪戦乱366日のうち211回もライブしたの凄くない?≫って言われて、366?? って思っていると、さとみに≪HYかっ!≫とツッコまれていました (笑)」
「面白かったね~~♪」と峯本しほが感想を漏らし、メンバーの仲の良さを垣間見える事ができた。

先ほど流れた、サファイアプロジェクトの話になる。
「7人でデビューするはずだったが、色々な壁にぶつかって4人でのデビューとなったけど、楽しかったよね。」と、栗山さとみが振り返る。
この1年の思い出を、それぞれ語る。

 

峯本しほ

戦乱のEmpressの前に、アイドル活動をするにあたって、ただ「アイドルがやりたいっ!」と思って始めました。
当時は、なかなか、思う通りに行かない事が沢山ありました。

サファイアプロジェクトの頃には、身体を壊して入院をしてしまった事もありました。
レッスンも参加できなくて、送ってくれるレッスン動画を何度も何度もベッドの上で見て、覚えるために紙に書いてたりしました。
他のメンバーは、ファンの人に会えるのに、できない事が本当に悔しかったです。
そして、家族からも反対をされて、アイドルをするなら絶縁をすると言われました。

他の人が「ママにライブの写真送るんだ」と言ったりしているのが、本当に羨ましいです。私も「ワンマン。今日こんなに、沢山の人が来てくれたんだ」って伝えたいでですし、寂しいです。
それでも、私はアイドルが辞めるって決断をする事は1度もありませんでした。

それは、こんな私を待っててくれて、ライブるすよって言うと駆けつけてくれて、SNSでもコメントくれてる人たちがいっぱいいてくれて。だから、やってこれました。

みんなには、本当に本当に、いっぱい感謝しています。
足を運んでくれるみなさん、今日この時間を私たちにくれたみなさん、本当に本当にありがとうございます。
みんなが大好きです。

 

桜坂ふうり

私がアイドルを始めたキッカケは、1回やってみたかったというのと、友達とノリで始めました。
その時は初めてなので当然、集客も売り上げも全然なくて、でも全然気にならなくて。友達とアイドルをしているのが、ただ楽しいという気持ちでした。

戦乱として7人でデビューが決まって、友達も一緒で、すごく楽しみでした。でも3人が脱退する事決まって。
よりによって、残ってるのがこの3人(笑)
特に仲良くないし、プライベートの話はしないし、好きか嫌いと言えば好きじゃないしw
その3人と私?? しかも、3人はサファイアの前からの仲。 そこに入ってら、めちゃめちゃアウェイじゃないですか。
だから「どうしよう」と本当に悩みました。

結果「辞める」事を運営さんに伝えて家に帰りました。
でも、家に帰った時に「やっぱり諦められない」「こんなチャンスは無い」と思い、翌日に運営さんへ「やっぱり、やらせて下さい」と伝えました。

私が1番かわいいから(笑) 集客とか売り上げとか、絶対1番だと思ってデビューしたんですけど、全然 真逆で私が1番人気が無くて、全然理解できなかったんですよ。かわいいのにww
だから、悔しくて。

3人にあって自分に足りない物を考えたんです。そうしたら、自分にない物ががたくさんあって、尊敬できる部分が沢山あって、学ぶことがたくさんありました。
「メンバーっていいな」って思って今は、大好きです。

今日から戦乱2年目になるんですけど、このメンバー誰1人欠けずに、ファンのみんなと一緒にライブを盛り上げて、楽みたいと思っております。

今日初めて来てくれた人もいると思うのですけど、「今日 楽しかった」「赤色の子、かわいかった(笑)」と思って帰ってくれたら嬉しいですww
戦乱のファンのみなさん、ありがとうございます。みんなのおかげで、すごい支えられて頑張れるので、みんなから元気もらえてます。ありがとうございます。

これからも、戦乱とずっと一緒にいてください。

※最後に、栗山さとみから「今は仲良しだよね?」というボケで、会場から殺しきれない笑い声が漏れた。

 

香坂星奈

知っている方もいると思いますが、グループ3つ目で戦乱のEmpressに入りました。
前身のサファイアプロジェクトでは、本当に「星奈が推しです」と自信を持って言える人がいなくて。前のグループのファンの方が、知っているから という理由で、チェキを撮ってくれる事が多かったです。
当時それが、「悔しい」とか「寂しい」という気持ちすらなかったです。

もうひとつ別の仕事をしていて、レッスンや打ち合わせが遅くなっても、絶対に早く寝ないといけなくて。SNSも22時くらいに居なくなって。グループのLINEも、途中で見れなくて。
皆勤賞と言ったけど、体力的に本当に厳しい時もありました。歩きながら寝ちゃったりしてる時もありました。

それでも、ファンの人が〇〇日は来るって言ってたよな。何話そうなか?とか考えたり、SNSで自分の事を言ってくれている人がいたりして、幸せです。
1年前には想像できないくらい、黄色いペンライトを振ってくれる人がいて、すごい嬉しいです。

戦乱のEmpressは誰も欠けずに1年を迎えて、そして今日、ゼロプロジェクトや戦乱に入りたいと言ってくれた新メンバーがいます。
私たちの事務所Origamiの最初のグループだ って自信もって言えるように頑張りたいと思います。

今日、前々から楽しみにしてくれた方とか、お休みを取ってくれた方とか、遠くから来てくれた方とか、みなさま ありがとうございます。
ここにいるみんなは、大切な日を過ごした仲間です。これからもよろしくお願いします!!

 

栗山さとみ

わたしは、自分の事を話したり弱音を吐くのが得意じゃないので、リーダーとして総括とかが多かったです。
でも、今日 この景色をみたらグッときました。
ありがとう!

泣かないと決めてたし、3人の話を聞いて言う事も決めてたけど、全部飛んでいくくらいこの景色が本当に嬉しいです。
わたしも自分に自信が無いけど、リーダーをやらせてもらってます。
けど、成り行きでなったリーダーなんですよ! メンバーをみていただければ分かると思うんですけど(笑)どう考えても栗山がやるしかないんですよww

わたしは、我が強いし、やりたい事は絶対やりたいし。それで、3人も運営さんも振り回したと思います。
1年の振り返りを書いてみたんです。1カ月に1回 運営さんとケンカしたりしてました。 でもその内容をみると、成長しているんです。
最初は、自分のやりたい事を言っていたのですが、次第に「戦乱をもっと良くしたい」と思うようになってました。
それは、戦乱のファンのみなさんのおかげだと思っています。

ちょっと、くじけそうになった事もあるんですけど、この景色を見たらやめられないです。
もっと、もっと、見たいです!
だから、これからもついて来て欲しいです。
戦乱と一緒に、たくさん素敵な思い出を作って欲しいです!!

わたしたち、戦乱のEmpressは2年目に突入します。
新メンバーも加入して、新体制になります。
新体制に対して不安に思っているファンもいると思うんですけど、絶対に大丈夫です。もっともっと良くなって、もっともっと楽しい戦乱になるに決まってます。

だから、みんなと一緒にこれからも頑張っていきたいと思ってますので、戦乱のEmpressをよろしくお願いします!!

最後の曲は『閃光の矢』

MCを終え、栗山さとみが「1年の気持ちを込めて、最後この曲にしたいと思います。みなさんにこの想いが届きますように。『閃光の矢』」と気持ちを込めて曲振りをする。

戦乱のEmpressの始まりの曲である『閃光の矢』に、会場が沸き起こる。
最後の曲に会場のファンは、推しのカラーのペンライトを灯し、青、黄、赤、緑で会場が染まる。

大きな熱気が会場を満たし、ラストソングを盛り上げた。

アンコールでは新メンバー紹介

大きな拍手に包まれながら、、メンバーたちは「ありがとうございました」と感謝をしステージを後にする。

拍手の音が少しずつリズムを刻むようになり、アンコールを求める手拍子へと変わる。
アンコールに応え、公式Tシャツに着替えてたメンバーが登場しすると、栗山さとみが新メンバーをステージに呼ぶ。

新メンバーの、「中野華恋」「夏目るな」「夜叉まりか」がステージに登場する。
早速、新メンバーを加えた7人で『戦乱!戦乱!私たち戦乱!』を披露する。
7人になってパワーアップした新しい戦乱のEmpressに、会場は大盛り上がりをした。

新体制のステージをお披露目がされたた後、7人の戦乱のEmpressと会場のファンたちの記念撮影がされた。

記念撮影が終わると、新メンバーはステージ袖に帰り、残った4人でアンコール曲『今世紀最高サイコ』を披露する。
メンバーもファンも会場が振れるほど全力で盛り上がり、1周年1stワンマンの幕を閉じた。

 

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