つんく♂総指揮 「TOKYO 青春映画祭」の表彰式が開催!グランプリは「ねじけたつま咲き」

TOKYO 青春映画祭

2022年6月5日(日)、総合エンターテインメントプロデューサー・つんく♂が総指揮を担当する「TOKYO青春映画祭2022」の表彰式が開催された。
特別ゲストとして女優・安達祐実、プロインタビュアー・吉田豪、音楽プロデューサー・鈴木Daichi秀行、ソロアイドル・寺嶋由芙の3名がプレゼンターを務めた。

多くのエントリーから、グランプリ、準グランプリ、最優秀青春賞、審査員特別賞などが表彰された、このイベントをレポートする。

また、この「TOKYO 青春映画祭」の作品はU-NEXTにて近日中に配信されるので、気になった作品をいつでも視聴する事ができる。

受賞作品一覧

グランプリ
石川幸典監督作品 「ねじけたつま咲き」

準グランプリ
ワタナベカズキ監督作品「クチビルのはしっこ」

審査員特別賞
松村慎也監督作品「あいつのブラジャーと僕のパンツ」
河谷英夫監督作品「ムリっ恋!」

最優秀青春賞(観客賞
坂部敬史監督作品「怪獣少女」

音楽賞
リベンジヒロインズ製作委員会作品「Believe」
山本陽将監督作品「鯛を持って駆ける少女」
河谷英夫監督作品「ムリっ恋!」

最優秀ヒロイン賞
笠原ちゃこ監督作品「アイアム・ミー!」から【中野マリア】

最優秀男優賞
笠原ちゃこ監督作品「アイアム・ミー!」から【陣慶昭】

アイドル賞
河谷英夫監督作品「ムリっ恋!」から【北川心愛】

最優秀監督賞
石川幸典監督作品「ねじけたつま咲き」から【石川幸典監督】

最優秀シナリオ賞
ワタナベカズキ監督作品「クチビルのはしっこ」から【村田こけし・戸塚ヤスタカ】

最優秀助演賞
吉矢響平監督作品「懐台新書」から【桃山華瑛】
川井田育美監督作品「アイマイミーマイン」から【せら】

 

「中2映画プロジェクトアイドル部」が立ち上がる

表彰式の前に「中2映画プロジェクトアイドル部」の披露がされた。
今回ヒロインを務めた女優の中から、アイドルを目指したいメンバーを厳選し立ち上がったものである。

中2映画プロジェクトアイドル部

メンバーは、稲垣蘭、廣江音采、クルクル、濱中里凪、富澤里緒、西玲名、せら、愛川ゆう、光石桔梗(当日は欠席)の9名だ。

メンバーを代表して西玲名が、「これを機にもっともっとアイドル活動の幅を広げ、わたしたちのパワーで元気と笑顔を届けていきたいと思います。それぞれの個性を活かし最高のアイドルを目指し日々がんばっていきます。よろしくお願いします!!」と挨拶をした。

稲垣蘭
稲垣蘭

廣江音采
廣江音采

クルクル
クルクル

濱中里凪
濱中里凪

富澤里緒
富澤里緒

西玲名
西玲名

せら
せら

愛川ゆう
愛川ゆう

 

最優秀助演賞

最優秀助演賞に輝いたのは、「懐胎新書」の桃山華瑛 と 「アイマイミーマイン」のせら の2名だ。

せらせら

吉矢響平監督桃山華瑛が欠席のため吉矢響平監督が代理で登壇した

 

最優秀シナリオ賞

最優秀シナリオ賞の発表を吉田豪が発表する。
受賞したのは「クチビルのはしっこ」の村田こけし・戸塚ヤスタカである。

タイムリープものというありふれた題材ながら、斬新な内容で受賞。「イジメをテーマにてして、ヒロインが改心しハッピーエンドかと思えば、最後まで自分勝手でイヤなやつで、ちゃんと報いを受ける。」という評価で、筆者も気になる作品だ。

吉田豪
吉田豪

戸塚ヤスタカ
戸塚ヤスタカ

 

最優秀監督賞

最優秀監督賞に輝いたのは、「ねじけたつま咲き」の石川幸典監督 だ。
石川幸典監督は「コロナ禍で、気持ちが沈んだ時に出た企画だったので、日の目が見れて嬉しく思います。」とコメントした。
石川幸典
石川幸典監督

 

アイドル賞

演技の枠を超えて、輝いていた女優に贈られる”アイドル賞”。
発表は、アイドルとして活躍している寺嶋由芙がする。

受賞したのは「ムリっ恋!」の北川心愛だ。
「表彰式が始まる前は、私が受賞するなんて“ムリっ”って思っていたんですが、ムリっじゃないと思いました。 この作品に関わってくださったスタッフさん含めみなさん、ありがとうございます。これからも頑張ります。ありがとうございます」と作品名とかけたコメントをして会場を笑わせた。

寺嶋由芙
寺嶋由芙

北川心愛
北川心愛

 

最優秀男優賞

最優秀男優賞に輝いたのは、「アイアム・ミー!」の陣慶昭
当日は欠席のため、代理で笠原ちゃこ監督が登場する。

笠原ちゃこ監督は、作品中の裏話を語り「陣くん、言っちゃった。ごめんね(笑い)」と笑いを誘った。

笠原ちゃこ
笠原ちゃこ監督

 

最優秀ヒロイン賞

最優秀ヒロイン賞を発表したのは、スペシャルプレゼンターである安達祐実。
最優秀男優賞に続き、「アイアム・ミー!」から中野マリアが受賞となる。

「まさか私が、最優秀ヒロイン賞という素敵な賞をいただけるとは思ってもいませんでした。驚きと喜びが交互に来ていて、すごい嬉しいです。 笠原監督と笠原組の皆様がいたから素敵な作品になったと思います。
この賞を獲ったからゴールではなく、ここからがスタートだと思って頑張っていきます。 ありがとうございます。」と喜びの声あげた。
中野マリア
中野マリア

 

音楽賞

音楽賞は、「Believe」「鯛を持って駆ける少女」「ムリっ!」の3作品が受賞となった。

SHURI
SHURI
「Believe」を代表してSHURIが壇上にあがり、「まさか、こんな賞をいただけると思ってもいなかったので、音楽もあるし、みんなで頑張ったし、本当に感謝しかないです」と嬉し涙をにじませながら、感謝の言葉を述べた。

 

山本陽将監督
山本陽将監督
「うちの映画はRockな映画で、音楽の大谷さんと主題歌の稲森寿世さんのパワフルな歌い方が合っていて、オープニングから盛り上げてくれました。ありがとうございます。」と、山本陽将監督がキャストやスタッフに感謝を伝えた。

 

河谷英夫監督
河谷英夫監督

河谷英夫監督は、つんく♂から賞状が手渡されると、コミカルにハグをする動作(距離を空けて)をして、会場を盛り上げる。
「ムリっ恋! ふたつ目いただきました。ありがとうございます。 この勢いで3つめも行けたらいいなと思います(笑) “ムリっ”だと思いますww」 と北川心愛に続き、作品とかけた挨拶をする。
続けて「曲は、松浦亜弥さんの『♡桃色片想い♡』なのですが、曲の持っていいるテーマや歌詞の意味がピッタリだなと思い、ぜひカバーをさせて欲しいと伝え、スタッフがアレンジを頑張ってくれました!」と締めた。

 

最優秀青春賞

最優秀青春賞は、観客の投票によって選ばれる。
受賞作品は「怪獣少女」。

坂部敬史監督
坂部敬史監督

坂部敬史監督は「怪獣と言う青春とかけ離れたテーマをぶつけたので不安でした。が、評価をいただけて嬉しく思います。」と感謝の気持ちを述べた。

 

審査員特別賞

審査員特別賞は、同票で「あいつのブラジャーと僕のパンツ」と「ムリっ恋!」の2作品が受賞した。

SEI
SEI
「あいつのブラジャーと僕のパンツ」を代表してSEIが壇上へあがる。

司会より感想を求められ「このような賞をいただけるとは全くおもっていなかったので、嬉しいです!ありがとうございました。」と素直な気持ちを表した。

杉原光玲
杉原光玲
3冠目の「ムリっ恋!」からは、杉原光玲が登場する。

杉原光玲は「すごい嬉しいです!嬉しすぎてあまり言葉にできないのですけど、みなさんありがとうございます。」と緊張しながらも感謝を伝えた。

 

準グランプリ

準グランプリは安達祐実が発表する。 受賞したのは「クチビルのはしっこ」だ。

戸塚ヤスタカ
戸塚ヤスタカ

ワタナベカズキ監督の代理で戸塚ヤスタカが、賞状とトロフィーを授与された。
「本当にまさか賞をいただけるとは思っていなかったです。自分たちの作品は暗く、サスペンスだったので、まさかいただけるとは思っていなく。
ワタナベ監督も喜んでいると思います。本当にありがとうございます。」と、驚きと喜びをの言葉を述べた。

 

TOKYO 青春映画祭2022 グランプリ

いよいよ、グランプリの発表となる。 発表するのはつんく♂。
緊張の中の発表された作品は、石川幸典監督の「ねじけたつま咲き」である。

大きな拍手の中、主演を務めたダブルヒロインの雀部夏生金谷みひろが壇上へあがり受賞となった。

雀部夏生・金谷みひろ

雀部夏生が「まさか受賞できると思っていなくて。。。この作品はTHE青春って感じの作品で、監督にも感謝ですし、この賞をくださったみなさんにもすごく感謝しています! ありがとうございます。」と感想を伝えた。

続けて、金谷みひろは「最後の最後、めっちゃ気い抜いてて、ホンマにびっくりしてます。ありがとうございます! すごく、私自身お芝居をもっとしたいなと思ったキッカケの映画だったので、賞を取れてすっごく嬉しいです」と気持ちを述べた。

雀部夏生・金谷みひろ

グランプリの「ねじけたつま咲き」に関して、つんく♂より感想が伝えられる。
「とても青春の詰まった映画でした。深月役の金谷さんと陽菜役の雀部さんがダブルヒロインとして演技していたわけですが、観ていたこちら側がいつの間にか、深月を応援したり陽菜を応援したりとしていました。ある種監督や脚本の狙い通りになったと思いましたし、その演技をこなした2人にはあっぱれと思いました。これらも楽しみにしています。
ありがとうございます。」

 

最後に、総指揮つんく♂からのメッセージ

最後に、総指揮つんく♂からのメッセージが伝えられた。

つんく

2日間の開催ということで準備から大変でしたが、やはり”夢”のあるこの映画祭。映画祭自体が青春そのものと感じています。
つんくサロンよりたくさんの有志の方が参加して下さりありがとうございます。
何より「映画祭」という事で、たくさんの有識者・審査員の方に参加いただき、感謝いたします。

第2回の「TOKYO 青春映画祭」、大成功ありがとうございます!!
また、来年お会いできることを信じて締めの言葉とさせていだきます。

本当にありがとうございました。

雀部夏生・金谷みひろ

受賞作品は、U-NEXTで近日中に配信されるので、見逃した作品や気になる作品があったら、いつでも観ることができる。
配信日の詳細は公式よりアナウンスされる。

 

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