Mio(GЯeeD)インタビュー「5人だったらハプニングがあっても乗り越えられる」

元「ザ・コインロッカーズ」のMatsurinaとMisakiを中心として、2022年10月に結成されたガールズバンド「GЯeeD」。ボーカル担当のMioに、これまでの活動の思い出や新たに発表された「Road to Zepp」プロジェクトについて聞いてみた。

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プロフィール名前:Mio(みお)ニックネーム:みお職業:バンドマン生年月日:2001/7/26身長:153cm所属グループ:GЯeeDSNSアカウントTwitter:Mio_greedIn[…]

Mio

最近ハマっているのは「Netflixオリジナル」

​​推:まずは自己紹介からお願いします!

Mio
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GЯeeDのボーカルをやっています、Mioです! よろしくお願いします。

推:趣味や、今ハマっていることはなにかありますか?

Mio
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読書が好きで、あと映像とかドラマとかも好きですね。日本のものよりも海外のものの方が好きで、最近はNetflixオリジナルを片っ端から見てます(笑)

あと美術館も好きなので、美術館巡りもしています。

推:おすすめの映画や、Mioさんお気に入りの映画・ドラマはなにかありますか?

Mio
Mio
うーん、それぞれ好みがあると思うので難しいんですけど、「グレイテストショーマン」とかは誰が見ても面白いかなって思います。
Mio
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個人的には、結構成敗系が好きですね。Netflixになっちゃうんですけど、「転校生ナノ」っていうタイのドラマが好きで。あと最近は「ウェンズデー」も好きです。あれも成敗系なので(笑)

事件ものも好きなので、ホームズ系のストーリーも好きですね。

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就活がきっかけでオーディションに応募

推:Mioさんは、今回が初めての音楽活動なんですよね。歌は習っていたことがあったり、経験があったりしたのでしょうか?

Mio
Mio
なにもやっていなくて。本当にカラオケとかでしか、人前で歌うっていう経験がなかったです。カラオケにもそんなに頻繁にいくタイプじゃなかったですし。

推:そうだったんですか! そんなMioさんが、GЯeeDに入ることになったきっかけはなんだったんですか?

Mio
Mio
自分は今大学3年生なんですけど、就職活動の時期に入って、自分のやりたいことってなんだろう、好きなことってなんだろうって思ってたんですよね。人の下で働くっていうより、部活でいえば選手側みたいな、自分がプレイする側でやりたいなって思って。

そういうお仕事ないかなっていろいろ調べてた時に、GЯeeDのオーディションの募集要項を見つけて。

Mio
Mio
もともとバンドが好きで、インディーズのバンドの追っかけとかしてたんですけど、自分の好きなバンドマンの方がMCで「生きてて良かった」って言ってたり、ステージの上でキラキラしながら演奏してたりっていう姿に対して、漠然といいな、私もそっち側に行きたいなって思ってて。

自分はまだ若いからダメだったらダメだったでいいし、まだ夏だし、チャレンジしてみるのもありなんじゃないかなって思ってオーディションに応募しました。

Mio

推:なるほど。今こうしてバンドのメンバーとして活動していて、やっぱりバンドに入ってよかった!と思ったことはなにかありますか?

Mio
Mio
今までは客席側から見る立場だったのが、正反対になってるわけじゃないですか。今でも勉強のためにバンドの現場に行くことが多いんですけど、ステージに立ったことがあるからこそ「今この人こう思ってるんだろうな」とか、いろんな観点で見ることができるようになったなって思います。
Mio
Mio
ファン側として純粋にバンドさんを応援してた時ももちろん楽しかったんですけど、やっぱりやらないとわからない裏側とか、立ってみてわかるすごさがあって。

今まで自分が漠然と応援してたアーティストさんたちが本当にすごいことをしてたんだなっていうのを実感できるし、ライブの楽しみ方がひとつじゃなくなったっていうのが、すごく良かったなって思います。

お気に入りの一曲は「動機」

推:まだデビューして4ヶ月ほどだと思うのですが、今までの活動のなかで特に思い出に残っている出来事はなんですか?

Mio
Mio
MV撮影の時、移動中にハプニングが起きてしまって、車から締め出されちゃったんですよね。何時間もその場で身動きが取れないって状態になって、まあ結構やばいじゃないですか(笑)
Mio
Mio
でも5人いるから、そんなに不安じゃなかったんですよ。なんかみんなのんびりしてて、とりあえずあったかいものでも食べようかって言って、パスタとかおでんとか買って、5人横並びで座って食べて。外ほんとに寒いのに「おでんしみるわ〜」とか言って(笑)
Mio
Mio
トラブルとかハプニングとかが起きても、みんないい意味でマイペースというか、そんなせかせかしてなくて、なんとかなるから大丈夫でしょっていう感じだったんです。

私は結構「大丈夫かな」って焦っちゃうタイプなんですけど、みんながそんな感じでいてくれたから安心できたし、5人だったらハプニングがあっても乗り越えられるんだろうなって思いました。

Mio

推:GЯeeDのオリジナル曲の中で、Mioさんが一番好きな曲はなんですか?

Mio
Mio
「動機」って曲があって、ベースのMatsurinaが作詞してるんですけど、結構かっこいい演出で、みんなも暴れるぞ!みたいな感じの曲なんですよ。
Mio
Mio
5人が集まるとわちゃわちゃしてるので、「イエローデイジー」とか明るい曲が自分たちは得意分野というか、自分たちのカラーが出せるなって思うんですけど、そういう曲の中に激しい曲調の「動機」が入ると一気に空気感が変わるというか、本当にいい起爆剤になるなって思います。みんなも曲によっての切り替えがあるから、一番見てて「おっ」てなるのは「動機」なのかなって。

空気を変えられる曲っていうことで、私は「動機」が一番好きですね。

Mio

推:GЯeeDならでは、メンバーならではの「あるある」はなにかありますか?

Mio
Mio
メンバーの特性はひとりひとり違うんですけど、これをしようってなった時に、計画性を重視するタイプか、やるだけやってみようっていう脳筋タイプかっていうのに分かれるんですよ。そうなると、ベースのMatsurinaだけが脳筋タイプで、それ以外のメンバーが計画性重視タイプなんですよね(笑)
Mio
Mio
属性でいうと、ほのおタイプとみずタイプみたいな。その割合が1対4で、結構かたよってるのが面白いなって思いますね。

ほのおタイプで話を進められちゃうと「ちょっと待って!」ってなるんですけど、みずタイプだけで話を進めてたら出なかった発想とかがあって、それこそいい起爆剤になってるなと思います。そういう視点もあったね、そういう考え方もあったねって気づけて、いい話し合いができてるなって。

Mio
Mio
グループでやっていくには話し合いが大事じゃないですか。みずタイプが4人もいるから、話し合いはできるんですよ。でも、そこにほのおタイプがひとりいることによって、新しい視点が加わるのがGЯeeDのいいところだし、「あるある」なんじゃないかなって思いますね。

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自分の強みは「ブレない」ところ

推:もしメンバーのうちひとりと、1日だけ入れ替われるとしたら誰を選びますか?

Mio
Mio
基本みんなシンパシーを感じることがあるんですけど、Natsukiだけは年が離れてるのもあるのか、「同じだな」って思うことが一番少ないので、Natsukiと入れ替わってみたいかもしれないですね。
Mio
Mio
ChancheeもMatsurinaもMisakiも、こんな感じのこと考えてるなっていうのがわかるんですけど、Natsukiだけはわかるなって思うことより「Natsukiっぽいな」って思うことの方が多くて。NatsukiはGЯeeDの頭脳でもあるので、入れ替わってその頭脳を共有してみたいなって思います。

推:Mioさんの思う、自分のアピールポイントを教えてください!

Mio
Mio
自分はつまんない人間だと思っていて、顔を売りにできるほど可愛くもなければ、歌を売りにできるほど歌もうまくないなって。あんまり自分に自信がなくて、これが強みですって言えることがないことが悩みではあるんですけど、よく言えば「ブレない」ってところですかね。
Mio
Mio
0か100かの脳みそなので、これってなったらそれに向かって突き進むというか、あんまり進路とかも悩まなかったし、優柔不断ではないと思います。まあ悪く言えば「気が強い」ってなっちゃうのかもしれないですけど(笑)

もちろん話し合いとかでは、自分の意見が100%正しいとは思ってないので、他の意見も聞けるんですけど、自分のなかでの選択はこれって決めたらブレないので、自分の軸みたいなものはしっかり持ってるかなって思います。

Mio

推:活動していく上で大切にしていること、心がけていることはなんですか?

Mio
Mio
話し合いですかね。どれだけ仲が良くても、人それぞれ違うし、他人の芝生は青く見えちゃうものですし。自分が100%正しいとも思ってないので、自分とは考えの違う人がいるっていうことを常に意識するのは、グループ活動をする上で大事なのかなって思います。
Mio
Mio
例えば、自分はボーカルだから荷物は結構少ないんですよね。でも他のメンバーは楽器持ってたりするから、持ってる側の人の立場になって気をつけたり、声をかけたり。エレベーターなんかも狭かったりするから、自分は階段で上がるよって言って他のメンバーに譲ったりっていうのは結構してますね。

グループ活動って自分中心だと絶対回らないので、話し合いをすることだったり、この子はどう思うのかなっていうのを考えたりするようにしています。

Mio

新宿LOFT 2Daysは自分たちで作り上げるライブ

推:先日発表された「Road to Zepp」の第1章として、3月11日(土)、12日(日)に新宿LOFTにて単独公演があります。このライブの注目ポイントを教えてください!

Mio
Mio
デビューライブの時も新宿LOFTに立たせてもらったんですけど、その時はマネージャーさんやプロデューサーさんが組み立ててくださったものをやるっていうかたちだったんですよね。
Mio
Mio
今回のライブはほとんど自分たちで組み立ていて、セトリもそうだし、企画もメンバーたちで意見出し合ってて。今作り上げている途中ではあるんですけど、初めて自分たちでイチから組み立てた、ほんとにやりたいことをやるライブなので、今までとは違うものになると思います。なので、そこを見ていただけたらと思います!

推:最後に「Road to Zepp」、そして第1章ライブへの意気込みをお願いします!

Mio
Mio
ライブに来るのはデビューライブ以来っていう方も多いと思うので、成長した姿を見せたいっていうのが第一にありますね。あとはやっぱり「見に来て良かったな」って思ってもらえるような、会場に来てくださった方全員が満足して帰っていただけるようなライブを作りたいと思っているので、5人で頑張っていきたいなって思います。

Mio

 

撮影:矢沢隆則

 

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