「Bumblebee7」に出演の須田亜香里&関根優那にインタビュー

3月17日（金）から東京・I’M A SHOWにて開催されている「Bumblebee7」に出演するメインキャストの須田亜香里&関根優那。
そのふたりに、舞台への気持ちや、見どころポイントなどをインタビューした。

須田亜香里・関根優那 インタビュー

推：「Bumbulebee7」に出演が決まった時の気持ちを教えてください。

SKE48を卒業して「何かまた頑張りたいな」って思っていたところに、この舞台のお話をいただいたんです。
前の舞台では苦戦したり壁にぶつかることが多く、「自分には難しいことなんだ」って思ったんですけど、ずっと興味があったアクションや殺陣に挑めるステージと聞いて、喜んで引き受けました。

今回の舞台はあかりんが主演ということだけは知っていたので、単純に「共演できるのが楽しみだな」って思いました。
さらに、京極はセクシーかつバイオレンスでクールな役であることを聞いて、皆さんにカッコイイ姿をお見せできる機会ではあるだろうなという印象でした。

推：須田さんはポールダンスにも挑戦するということだったのですが、不安とかはなかったですか？

ポールダンスもずっと興味があったことだったし、素直に嬉しかったです。
私はSKE48に入るまでの間にクラシックバレエをやっていたので、自分の身体能力がポールダンスに活かせそうだなって思っていました。

推：Bumblebee7への出演に対して、「ワクワク」と「緊張」どちらが大きいですか？

両方だ(笑)。
でも、ステージの上でセリフがあるっていうのが自分にとって慣れないことなので、しいて言うなら「不安」ですかね。
今までアイドル活動ではMCで喋る時などにアドリブが多かったので、脳をきちんとフル回転させてステージ上で喋るっていうのが、あまり慣れないですね。
「ちゃんと私できるのかな…」っていう緊張はありますが、本番が始まったらきっと変わっていくと思います！

私もアクションが沢山あるので、「不安」が結構あります。
やっぱり殺陣は冷静さが一番大切なので、気持ちが高ぶっても冷静さを保たないといけないって結構難しいんですよね。
本番になると稽古よりも更に気持ちが乗りますし、その中でも落ち着かないといけないというのに気を遣いますね。

推：ライブのMCとかって、アドリブでその場で喋っているんですか？

そうですね。
ライブの締めのMCも、最後の8年ぐらい全て任せてもらってて。

コンサートタイトルやスポンサーさん関係などの絶対に間違えちゃいけない部分は頭に入れておいて、それ以外は全てアドリブでやっています！
その日のファンの人から受け取った感情で喋ってました。

推：お二人が演じる役について、どんな役柄なのか教えていただきたいです！

私は「出雲」という役をやらせてもらっているんですけど、凄くめんどくさがりやですね(笑)。あと、凄く強気な部分や前向きな部分などは佇まいから感じてもらえるように気をつけています。

私が演じる「京極」は、触ったものの性能を引き出して使いこなせる上に、銃や刀など8種類の武器を持ちながら戦います。
一見クールで落ち着いているんですけど、抱えているものが沢山あるので、そこを見て頂きたいですね。

推：実際の自分と今回演じる役の共通点・正反対な点はあったりしますか？

出雲は「ジェルアンドロック」という、体の硬度を自由に変えられる特殊能力を持ってるんです。私は体がすごく柔らかいので、そこは凄くリンクしているなって思います。

似ていないところは、う〜ん……。バイク乗るところ(笑)？
あと、ふとした時にでる出雲の色っぽい仕草は、意識してやっているかもしれないですね。

京極と似ているところは全然ないんですよね〜。
クールじゃないし、お姉さん的な感じでもないので、「自分とは真逆の役が来た」って思いました。でも稽古場では「京極っぽいところがあるよね」って言われることがあるので、それは結構不思議ですね。

でもしいて言うなら、「やるって決めたことはやる！」っていうところは結構似ているかな。

推：今回の作品はアクションが見どころだと思うんですけど、実際に稽古をしてみて印象的だったことは何ですか？

「迫力」と「安全面」のせめぎ合いに、日々神経を使わなきゃいけないところですかね。
自分のタイミングや呼吸が皆とズレることで、誰かに迷惑をかけてしまうかもしれないので……。
だけどアクションの勢いやスリルはきちんと伝えなくちゃいけないので、凄く気を遣っていますね。

今後生きていく中で、こんなに沢山の武器を扱うことはあまりないくらい触っているので、とても楽しいです。
だけど武器の扱い方にあまり慣れていないので、使いこなせてる感を出すために、なるべく長い時間武器と向き合うようにしています。

推：稽古中の、他の出演者の方とのエピソードなどはありますか？

「上海」役の相沢菜々子ちゃんがいるんですけど、武士っていう言葉が似合うくらい凄く一生懸命なんです。
パンチをするダンスの振りとかも、本気で自分を痛めつけるようなところがあって、周りに止められたりすることもありました。

あと、言葉遣いが凄く独特なのが面白いですね。
「優しさがサハラ砂漠を超えています」って言われた時はビックリしました(笑)。

推：お二人とも以前はアイドル活動をされていましたが、実際にアイドル・女優としてステージに立つことで大きく異なる点や共通していた点を教えてもらえますか？

アイドルとしてステージに立つ時は、お客さんと目を合わせることを一番意識していましたね。

反対に女優として舞台に立つ時は、どの角度から見ても「これが私です」という、堂々としたマインドでステージに立つことが大事だと思います。
ただ、まだ違いを見つけ切れていないところは正直ありますね。

ステージに立った時に、「あぁ楽しい！」って全開で感じられるのは、ライブの方ですかね。

女優として舞台に立っている時の楽しさって、またちょっと違うんですよね。
役として立って相手とのその場で生まれる空気感を味わえるのは、やっぱり舞台ならではの楽しさだと思います。

推：個人的なBumblebee7の見どころを教えてください！

私はポールダンスかなぁ〜。

Instagramにポールダンスの動画を載せているんですけど、本番では全然違う技をやります！
凄い高いところまで登るので、見上げている時間をぜひ楽しんでいただければと思います。

京極の見どころはやっぱり殺陣ですね。
日本刀を持って戦うのは京極だけなので、殺陣ではかなり目立つと思います。
カッコいいセットや音楽と一緒に、安全に楽しめるかどうかが楽しみです！

推：それでは最後に、舞台への意気込みをお願いします！

自分にとっては慣れない挑戦ではあるんですけど、素敵な仲間やスタッフさんがいるから本番を迎えられると思います。
明日からも頑張ろうって言うパワーを見にきてくださる人に絶対与えたいし、見にきてくださる方に希望を与えられる時間にしたいです！

7人だけで作る舞台はカッコいいだけじゃなくて、それぞれのキャラクターの個性が強すぎてクスッと笑えるコメディシーンや泣けるシーンもあります。
新しい世界のお話なので、その世界にどっぷり浸かっていただければと思います！

テキスト：西村萌
撮影：ケン木村

公演概要

≪公演名≫舞台『Bumblebee7』
≪公演期間・劇場≫
2023年3月17日（金）～3月26日（日）東京・I‘M A SHOW
2023年4月15日（土）～4月16日（日）愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール

≪脚本≫川尻恵太≪演出≫葛木英
≪出演≫
出雲役：須田亜香里
京極役：関根優那
鈴鹿役：知念紗耶
鳴海役：MARISA
チェンバース役：奥村優希（×純文学少女歌劇団）
上海役：相沢菜々子
伊万里役：椿果

チケット情報

≪チケット料金≫10,000円(全席指定/税込) ※未就学児童入場不可
≪チケット発売日≫
一般発売：3月11日（土）10:00 〜
ローソンチケット
https://l-tike.com/bumblebee7/
＜Lコード：36307＞ ※プレイガイド先行・一般発売共通

≪チケット・公演に関するお知らせ≫
Mitt：TEL / 03-6265-3201(平日12:00~17:00)
≪公式サイト≫
https://bumblebee7.com
≪公式Twitter≫
@Bumblebee7_st
≪主催≫
舞台『Bumblebee7』製作委員会