【インタビュー】平美乃理「ずっと憧れていたSeventeenのモデルになれた」

平美乃理

『プレバト!!』や『推しが上司になりまして』に出演し話題の、Seventeenモデル平美乃理。
モデルを目指したきっかけから、大好きな絵のこと、そして出演する『マルス-ゼロの革命-』(2024年1月放送)に関してインタビューを行った。

プレバト!!にて名人初段認定

推:簡単に自己紹介をお願いできますか。

美乃理
美乃理
平美乃理19歳、岡山県出身です。
今Seventeenの専属モデルとして活動させていただいてます。『プレバト!!』という番組にも出演させていただいてて、絵が得意です!

推:絵の趣味っていうのは、何歳ぐらいから始めたんですか? 部活とかですか?

美乃理
美乃理
部活とかでは全く関係なくて、物心ついた時からずっと描いていたみたいです。
元々は、姉も描くことが好きで、ずっと一緒に書いていたらどんどん好きになっていって、ずっと描いていました。

絵を描くことが好きで、幼稚園のときとかも外で遊ぶよりも、室内で折り紙したり、何か自分で作ったり、描いたりする方が好きでした。

平美乃理

推:先日のプレバト!!で、名人初段に認定された時は、「私行くかな?」って思ってましたか?

美乃理
美乃理
ものすごい時間かけてすごい細かい部分まで死に物狂いで描いたんです。だから「これで落ちることはないだろうな」と心の中では思っていました。
でもまさか、3ランクも飛び級できると思ってなくて、すごい嬉しかったです!!

推:その絵を描いた時に、特別気を使ったポイントってあったりしましたか?

美乃理
美乃理
今までのお題が、「草むら」とか「クラゲの水槽」など自然のものばかりだったんですけど、今回名人に昇格したときに描いたのが、カラフルなオフィスの絵だったんです。
建物は自然と違って、すごい線がどこも真っ直ぐで平行で規則正しいんです。

だから、「いかに正確に描くか」っていうのをまず気をつけましたし、正確さだけに集中してしまうと、すごい平坦になってしまうんです。なので、今までの先生のアドバイスとかを思い出して、光の加減とか奥行きとかもとても丁寧に描きました。

推:大体どれぐらいの時間をかけて描き上げたんですか?

美乃理
美乃理
あのオフィスの絵は、全部で25時間ぐらいかかったと思います。

推:すごい大作ですね!!

美乃理
美乃理
今までは風景画だったので、風景画とは何か違った難しさがありました。

推:確か渋谷で展示されてますよね?

美乃理
美乃理
はい!東急プラザ渋谷にて展示していただいて、年内は見て頂けます。
私も行ったんです!広い年齢層の方がいらっしゃっていて、たくさんの方たちがいらっしゃいました。その中で私の作品も見てくれている人もいて。
美乃理
美乃理
そこで「19歳でこれ描くのすごいね」っていう声がいっぱい聞こえて、嬉しかったです!!
初めて声を聞けたんです。見てくれてる人がいるんだなと思って嬉しかったです♪

推:その時は気づかれましたか?

美乃理
美乃理
いや、気づかれはしなかったです。コソッとしてたんで(笑)

平美乃理

 

モデルを目指したきっかけ

推:元々は家で絵を描くのが好きだったのに、モデルになろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

美乃理
美乃理
ずっと身長が高くて、それがすごいコンプレックスだったんです。

幼稚園の頃から自分だけ飛び抜けて背が高くて。中学1年の頃にはもう、今と変わらない身長で170cmぐらいあって。当時は本当に嫌で、もうずっと背中を丸めて歩く学生だったんです(笑)
そんな時に、お姉ちゃんが買ってきてくれたファッション雑誌を読み始めて、夢中になってファッションショーとかも見るようになりました。

美乃理
美乃理
自分と同じ身長ぐらいの人が、輝いている姿見て憧れるようになって。
それから身長をコンプレックスに思わなくなったし、いかに姿勢よく歩くかとか気をつけるようになって、自分もモデルになりたいなって気持ちが芽生え始めました。

推:では、雑誌がきっかなんですね

美乃理
美乃理
そうです。小学5年生か6年生の時に何時間も読み漁っていました!

推:お父さんかお母さんの身長が高いんですか?

美乃理
美乃理
高いですね。お母さんも165cmで、お父さんは180cmぐらいあるので。
あと、おじいちゃんも175cmぐらいあって、すごい高いです。
弟とはめっちゃ似てるって言われます。背もフォルムも似てるって言われます(笑)

平美乃理

推:モデルになってから今までの活動で、特別思い出に残っている事はありますか?

美乃理
美乃理
やっぱり、Seventeenのモデルになれた事です!
そこが目指したゴール地点でもあったし、そこから色々と始まったスタート地点でもあるので。
自分がずっと憧れていた場所だったので、オーディションに受かった時は、嬉しすぎて泣きました。

推:読者モデルからの昇格とはではなく、オーディションという感じなんですね。

美乃理
美乃理
そうです。Seventeenのオーディションは倍率が高くて、中学生の時から4回受けてて、高校2年生の終わりでやっと合格することができました。
夢だったので、諦めずに何回も受けました!!

推:Seventeenは今、webやアプリで色々とやっていて凄いですよね!!

美乃理
美乃理
はい!SNSなどいろんなコンテンツでも配信されるようになって、「新しくなってるな」って思いました。

Seventeenの中でも「漫画部」とか「デジタルアート部」とかあって、私の好きな部門で特技を伸ばしてくれたり、自分の好きなこともをやらせていただけるので、それもすごい楽しいです♪

推:漫画も好きなんですね! ちなみに今のおすすめ漫画は何でしょうか?

美乃理
美乃理
1番最初にハマったのが「進撃の巨人」で、でもやっぱり1番好きなのは「ハイキュー」です!
スポーツは苦手なんですけどww、スポーツ漫画にハマってます!!アツい、情熱って感じの漫画が好きで少年漫画をよく見ます。

推:話を戻しまて。モデル活動の中で TOKYO GIRLS AUDITION 2018 ではランウェイを歩いたんでしょうか?

美乃理
美乃理
TOKYO GIRLS AUDITION 2018は、事務所に所属するきっかけだったんです。
モデルになりたいと思い始めた頃に、岡山のイオンモールで、TOKYO GIRLS AUDITIONのスナップ撮影やっていて、そこで事務所の方に声をかけていただき写真撮ってもらって、というのが始まりでした。
それが中1か2の時で、そこから初めてTGCのランウェイも歩くことができて、すごく良い思い出です。

推:TGCのランウェイからの景色はどうでしたか?

美乃理
美乃理
すごいライトがまぶしかった(笑)

ドラフト審査とかもあったんですけど、本当に緊張しすぎて声がめちゃくちゃ震えてしまいました。今思い出すだけでもちょっと緊張しちゃうぐらい、すごい緊張してました。
振り返ると、笑顔作るのも今とは何か全然違います。いろいろ経験重ねて来てできるようになった事がいっぱいあるなって思います。

平美乃理

 

Seventeenのオーディション前日に

推:では、そんな今だからこそ言えるエピソードはあったりしますか?

美乃理
美乃理
Seventeenのオーディションの時は、東京に岡山から新幹線乗って通ってたんです。
その前日は普通に学校に行って、その日は午前授業だったのかな?確か。 田舎だったので、自転車で山を越え全力で帰ってたら、「明日オーディションのためにちょっと何か準備しよう」ってめっちゃやる気が入って、なぜか坂道で飛ばしすぎて派手に転んだんです。

オーディションの前日なのに(笑)足とか、血が出るくらいケガしてしまい。

美乃理
美乃理
それで翌日に、そのままオーディションに行って、カメラテストしました。
さすがに編集部の方に「どうしたの?」「足、大丈夫?」って言われました(笑)

推:そりゃ、編集部も驚きますねww

美乃理
美乃理
「こんな怪我だらけだったら受からないよなぁ~(泣)」って、とっても気持ちが沈んでて、そうしたら編集部の人たちがすっごく優しくて、慰めてくれました。

推:その時は、自転車で行って後悔しましたよね?

美乃理
美乃理
実はお母さんに、「今日は自転車で行かない方がいい」って言われてたんです。
「何かあったら危ないし、事故ったりしたら終わりよ」みたいに言われたけど、「そういう時こそ、いつも通りにした方がいい!」って思って。。。
痛いで泣くより、そっちで泣きました(笑)

推:「お母さんの言った通りだったでしょ」ってお母さんに言われました?

美乃理
美乃理
「明日行けないんじゃない?」「やめといた方がいいんじゃない?」ぐらい言われました。泣きました。

 

『マルス-ゼロの革命-』の役について

推:そんな芸能のスタートから先日、『推しが上司になりまして』に出演されましたが、演技をやってみて「モデルと違うな」とか「楽しいな」など思った点を教えてください。

美乃理
美乃理
ドラマが初めてだったから、現場に着いた瞬間から何もかも新しいことばっかりで、すごい緊張しました。

最後に監督さんに「最初に撮ったシーンと最後に撮ったシーンでは緊張感が全く違って、だいぶほぐれたね」って言ってもらえて、嬉しかったです。

推:そこから2024年1月には『マルス-ゼロの革命-』に出演されるとのこと、オーディションから勝ち取ったものですか?

美乃理
美乃理
はいっ! ありがたいですし、嬉しかったです!!

平美乃理

推:演技の勉強はいつ頃から始められたのですか?

美乃理
美乃理
岡山にいた時も事務所の、ワークショップを受けていましたが、コロナでオンラインでという形でした。

4月から上京してきたんですけど、そこからは対面でできるようになって、学べることも多くなって、勉強になっています。

推:『マルス-ゼロの革命-』は、どんな作品なのですか。

美乃理
美乃理
武藤将吾さんは『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』の脚本を書かれた方なので、メッセージ性が強いドラマなのかなって思っています。

推:その作品の中で、平美乃理さんが演じる役はどんな人物なのでしょうか?

美乃理
美乃理
道枝駿佑さん演じるゼロや板垣李光人さん演じるアイコンのクラスメイトです。

推:この作品はどんな人に見てほしいですか?

美乃理
美乃理
悩みを抱えている人も、きっと勇気づけられるような作品だと思うので、そこに注目してみて欲しいです!!

 

「モデル」「女優」と「アート」の3本軸で極めていけたら

推:最後に、平さんのこれから叶えたい夢とか目標ってありますか?

美乃理
美乃理
モデルはもちろん昔からの夢なので、「モデル」「女優」と「アート」の一面も極めて、その3本軸で極めていけたらなって思っています。

推:個展とかやってみたいですか?

美乃理
美乃理
やってみたいです!!

推:その時は、今ある作品でやるか、新しく作りたい。どっちですか?

美乃理
美乃理
やらせて頂けるなら、これから新しく描いていきたいです。
何か自分の頭の中にあるものを描き出して、それを見た人が「平美乃理の絵だな」って分かるような絵を見つけていきたいです。
美乃理
美乃理
それが集まっていけば、ものすごい個性も出ると思うし、いろんな人に見てもらえると思うので、そういうのを集めていきたいです。

平美乃理

 

出演情報

テレビ朝日系「マルス-ゼロの革命-」
2024年1月23日(火)21時スタート ※初回は拡大スペシャル
出演者:道枝駿佑 板垣李光人 吉川愛 井上祐貴 横田真悠 山時聡真 泉澤祐希 ほか

平美乃理
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