上白石萌音が翻訳家デビュー!『翻訳書簡「赤毛のアン」をめぐる言葉の旅』が予約受付開始

女優・上白石萌音が初の翻訳に挑んだ『翻訳書簡「赤毛のアン」をめぐる言葉の旅』が、5月26日より予約開始された。

翻訳書簡「赤毛のアン」をめぐる言葉の旅

7月25日(月)に発売される、女優・上白石萌音と翻訳家・河野万里子による『翻訳書簡「赤毛のアン」をめぐる言葉の旅』の予約受付が、5月26日より開始された。

上白石萌音

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で、ヒロイン・安子を演じ、見事な英語力を披露した上白石萌音。子どもの頃から英語が大好きで、今も熱心に学び続けている。そんな上白石が愛する海外文学のひとつが、不朽の名作『赤毛のアン』。『翻訳書簡「赤毛のアン」をめぐる言葉の旅』では、人気翻訳家の河野万里子との手紙を通して、上白石が『赤毛のアン』の名シーンの数々を翻訳する。

河野による翻訳へのアドバイスは、語学的なものにとどまらず、「日本語としていかに表現するか」を問いかけるもの。それに応えて上白石が紡ぐ、瑞々しい訳文が本書の見どころとなっている。

また上白石萌音の撮り下ろしカットのほか、上白石本人による朗読音声DLが付属する。

上白石萌音、河野万里子
上白石萌音、河野万里子

商品情報

翻訳書簡 『赤毛のアン』をめぐる言葉の旅

書名:翻訳書簡 『赤毛のアン』をめぐる言葉の旅
発売日:2022年7月25日※電子書籍版同時リリース予定
発行・発売:NHK出版
定価:1,760円(税込)
仕様:四六判並製
ページ数:228ページ
ISBN:978-4-14-035181-9

※本書は2020年度~2021年度「ラジオ英会話」における連載に加筆し、 一冊にまとめたものである。

 

【目次】
第1回 訳者は役者に通ず
第2回 アンの“wonderful”
第3回 ヤクシャは監督にも通ず
第4回 翻訳を生かすも殺すも会話次第
第5回 話し言葉は現実と虚構の間(あわい)を
第6回 ギルバート、 登場
第7回 語感を研ぎ澄ます
第8回 アンの部屋を満たしているのは…
第9回 ただ一つの言葉を選びとる
第10回 言葉は誘い合う
第11回 求心力と吸収力
第12回 感動の大きさを、 そのままに
第13回 正解はないけれど

 

【参考情報】
『翻訳書簡『赤毛のアン』をめぐる言葉の旅』刊行を記念して、女優・上白石萌音と翻訳家・河野万里子が「ラジオ英会話」テキストに連載していた「翻訳書簡『赤毛のアン』をめぐる旅」当時の連載記事を、3回にわたって特別公開。

書籍特典の上白石さんによる朗読音声も一部先行公開。

■NHK出版デジタルマガジン
https://mag.nhk-book.co.jp/article/863

予約情報

5月26日より全国の書店、各ネット書店で予約受付がスタート。
楽天ブックス限定で、初回生産分のみ『翻訳書簡「赤毛のアン」をめぐる言葉の旅』オリジナルポストカードが付いてくる。

■楽天ブックス
http://books.rakuten.co.jp/rb/17164323/
■Amazon
https://amzn.to/3LMnALG
■NHK出版EC
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000351812022.html
※NHK出版ECは7月24日までのご予約で、通常送料110円のところ、 無料となる。

 

上白石萌音 コメント

翻訳家は、10代の頃憧れていたお仕事のひとつでした。まさかこんな形で、第一線でご活躍の河野万里子さんのもと勉強できるとは、そしてその経過を本にしていただけるとは! 当時の自分に教えてあげたいです。

先生との書簡を通して、英語のみならず、自分の日本語力とも向き合った記録です。是非お手に取ってみてください。

 

河野万里子 コメント

小説の翻訳は、外国語で書かれた物語の世界へ、ふだんの読書よりさらに深く入っていって、登場人物たちと、わくわく、ドキドキすることから始まります。これはそのおもしろさと、読みやすい訳を書くためのヒントやコツが、上白石萌音さんとの文通を通して、きっと伝わる1冊です!

「英文和訳」から「翻訳」へ、萌音さんの言葉は少しずつ、確実に変わっていきます。訳すのは、『赤毛のアン』。アンが大好きな人、英語を楽しく勉強したい人も、ぜひ。

 

著者紹介

【上白石 萌音】

1998年、鹿児島県生まれ。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞受賞。

俳優のほか歌手、ナレーター、声優など幅広く活躍。ドラマ「ホクサイと飯さえあれば」「恋はつづくよどこまでも」「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」、映画「舞妓はレディ」「君の名は。」、舞台「ナイツ・テイル―騎士物語―」「組曲虐殺」「千と千尋の神隠し」など出演多数。

著書に『いろいろ』(NHK出版)。7月13日にはオリジナルアルバム「name」のリリースも決定。

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【河野 万里子】
1959年生まれ、上智大学外国語学部フランス語学科卒業。英語、フランス語の翻訳を手がける。

訳書にサン=テグジュペリ『星の王子さま』、サガン『悲しみよこんにちは』『打ちのめされた心は』、レヴィ『あたしのママ』、2021年本屋大賞翻訳小説部門第2位を受賞した『神さまの貨物』など多数。

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