フレグランス業界のリーディングカンパニー・株式会社フィッツコーポレーションが送る、一年に一度の祭典『FRAGRANCE DAY 2023』が11月7日に都内で開催され、モデルでタレントの池田美優(みちょぱ)が『FRAGRANCE Person of the Year賞』を受賞したほか、EXILEのTAKAHIROが新ブランド『bgm』の誕生を発表した。
「FRAGRANCE DAY 2023」開催
今回が初開催となる「FRAGRANCE DAY 2023」は、フレグランス業界全体をより一層盛り上げていくため、株式会社フィッツコーポレーションが主幹となって開催。主催者の株式会社フィッツ コーポレーション取締役・新野裕信氏は「このイベントを通して一人でも多くの方々に香りを届け、皆さんに豊かな香りのある生活を楽しんでいただきたい。フレグランスには可能性と価値があります。今回の第1回のイベントで終わりではなく、今後も第2回、第3回と関係各所のご協力を得ながら、皆さんと一緒に育てて日本にいい香りのある生活を提供していきたい」と挨拶した。
そして、企業の垣根を超え、様々なブランドの素晴らしいフレグランス商品を称えるべく、ユーザー投票によって選出された【レディース部門】【ユニセックス部門】【メンズ部門】の第1位を 発表。日本フレグランス協会常任講師であり日本調香技術普及協会理事のMAHOがプレゼンターを務めた。
【レディース部門】の1位に『ジミー チュウ オードトワレ』、【ユニセックス部門】の1位に『アクア シャボン ウォータリーシャンプーの香り オードトワレ』、【メンズ部門】の1位に『ジミー チュウ マン オードトワレ』が選ばれた。
また、ライフスタイルに香りがあり、フレグランス業界に貢献した方に贈られる賞『FRAGRANCE Person of the Year』には、池田美優が選出。池田美優は2021年にご自身がプロデュースするフレグランスブランド『プアナナラ』を立ち上げるなど、様々な方のライフスタイルの中に香りを提供している。MAHOさんからトロフィーを受け取った池田美優は「私は香りに関しては 細かくてうるさいので、自分のこだわりをただただ追及した結果、今回の賞を受賞することが出来ました。本当にありがとうございます。これからもブランドコンセプトにある様に、欲張らず、 ウソをつかず、香水もそして私自身も前進していきたいです」と喜色満面だった。
トークコーナーでは、ナチュラル&エフォートレスをテーマにしたという『プアナナラ』を紹介。池田美優はフレグランスを使うシーンについて「家を出る時や番組収録前など日々気合を入れる感じで自分の身なりの仕上げとして香りを使用しています。鼻から入って来る香りによって気持ちも変わって来ると思うので、香水は自分の体の一部と思って沢山使っています」と明かし「香水はその日のファッションに合わせて使っているので、皆さんにも全種類を買っていただき日常的に愛用してほしいです。家では旦那も気に入ってくれて使っています」と呼び掛けていた。
さらにこの日は、EXILEのTAKAHIROがプロデュースを務めた新ブランド『bgm』も発表。フレグランス初プロデュースのTAKAHIROは「香水は学生時代から大好き。フレグランスを使用しない日がないくらい、つけてきました。そしてようやく好みの中の好みのフレグランスが出来ました。かなり細かく打ち合わせをして、こだわりぬいたフレグランス。日々のライフスタイルに寄り添うくらいの、まさにBGMのようなイメージで、皆さんの手に取っていただきやすい香りになっています」と完成に自信をのぞかせていた。
『bgm』という個性的なネーミングには、アーティストとしてのこだわりがあった。TAKAHIROは「歌手として音楽に携わって来て、音楽に勇気とパワーをもらってきました。音楽と香りは似ていて、音楽のイントロを聴くとその時の思いや情景が思い浮かぶように、香りにも同じような印象があります。名前を音楽にまつわるものにしたのと同時にデザインも音楽の波形をイメージしました」。
またフレグランス歴について聞かれたTAKAHIROは「ませたガキだったので…」と照れ笑いを浮かべつつ「中学生くらいの頃におふくろの部屋に入っておふくろが使っている香水をつけていたらバレました。するとおふくろがプレゼントとして、おふくろが使っていた香水のメンズ版をプレゼントしてくれました。それは高校を卒業するくらいまで愛用していました」と知られざる香水ヒストリーを告白。最後に「TAKAHIROさんにとってフレグランスとは?」と問われると「日常や思い出に後ろからそっと寄り添って、少しだけ贅沢にしてくれるもの」と答えていた。
会場のホワイエでは、各受賞商品のほか、「FRAGRANCE Person of the Year」を受賞した池田美優プロデュースブランド 「プラ ナナラ」の商品、EXILE TAKAHIROが立ち上げた自身初のプロデュースブランド「bgm」の商品展示も行われた。
ユーザー投票により選出されたトップ3の商品を表彰
ユーザー投票により選出されたトップ3の商品を表彰が行われた。部門は「レディース部門」「ユニセックス部門」 「メンズ部門」の3部門設定しており、各部門、投票により1位から3位を決定した。投票方法は、化粧品ECプラットフォーム『NOIN』のユーザー様に、「好きな香り、または気になっている香り」を各部門3つずつ選んでいただき、順位を決定した。
【レディース1位】
『ジミー チュウ オードトワレ』。 MAHOは「長く愛されてきた香りですが、今の女性像にもピッタリ。遊び心としなやかな強さを持った現代女 性のための香り」と絶賛した。
【ユニセックス1位】
『アクア シャボン ウォータリーシャン プーの香り オードトワレ』。MAHOは「洗いたての髪の毛のような清潔感をそのまま纏えるような、日本人が大好きなシャボンの香り」と評価した。
【メンズ1位】
『ジミー チュウ マン オードトワレ』。 MAHOは「セクシーさも爽やかさも高級さもカジュアルさも詰め込んでいて、落ち着いた雰囲気の木の香りにオレンジやメロンの美味しそうな香りで個性とスター性を醸し出してくれる香り」とその魅力を解説した。