令和トランスアイドル・Ma’Scar’Piece(マスカーピース)が初めて開催した全国クラブツアーが、1月31日(土)にATOM TOKYO-SHIBUYA-にてツアーファイナルを迎えました。メンバー5人がありったけの思いをパフォーマンスに込めた最終公演の様子をオフィシャルレポートとしてお届け。
Photo by 林晋介
Text by 大宮高史
Ma’Scar’Piece 全国クラブツアーファイナル
Ma’Scar’Pieceは、バンダイナムコエンターテインメントが贈る音楽原作キャラクタープロジェクト「電音部」シモキタザワエリアのユニットとして立ちあがった。電音部のキャラクターを演じつつ、アイドルとしても活動を続ける二次元と三次元が融合したグループ。甘崎結依梨:明前魅音、咲間なぎ:松蔭聖那、多々良ゆら:駒場伶音、大森莉緒:笹塚舞歌、山本愛梨:三軒神楽の配役でキャラクターを演じ、歌ってきた。
昨年は大森が“奇跡の一枚”でSNSでバズりを叩き出し、アイドルフェスにも多数参戦して足跡を刻んだ。

初の全国クラブツアーは昨年11月の大阪公演を皮切りに、全国5都市で開催、メンバー5人全員でツアーを完走した。
ファイナル公演は、甘崎と咲間によるDJタイムから始まった。トランスサウンドを活かした本格的なDJプレイに、オールスタンディングのフロアは早くも電音部の世界に浸っていく。甘崎はアイドルらしくフロアを煽っていき、咲間はJPOPやアニメソングのトランスアレンジ、電音部の「デンパジャック」などを織り交ぜてファンを沸かせる。さらにバイラルヒットを記録した「愛♡スクリ~ム!」もMa’Scar’Piece風の掛け合いにアレンジして、フロアを楽しませた。

Overtureがかかって、今度は5人全員によるライブ本編に突入する。1曲目から1月23日(金)に配信されたばかりの新曲「Hallucination」で、Ma’Scar’Pieceらしいクールな熱気で空間が染まっていく。トランスサウンドからの突然の転調、格好よさの中にコケティッシュさも混じったダンスと、Ma’Scar’Pieceの魅力が凝縮された1曲だ。続く「ALASKA」でも一糸乱れないパフォーマンスを見せ、幻想的なライブ空間を作り上げた。「Into a trance」「Supernova」とリスナーを陶酔させる楽曲が続き、クラップや「Supernova」での「viva la revolution!」の掛け合いで、メンバーとファンの思いが共鳴していった。
MCは東京にちなんだメンバーの挨拶の後、咲間が「まさか1曲目に新曲をやるとは思わなかったでしょ?」とうれしさを語り、山本が「葛藤や幻想の中で、私たちだけのアイデンティティを求めた、探求の曲です」と込めた思いを伝える。
そしてライブに戻ると「Ma’Scar’Piece」が披露され、キャラクターごとの自己紹介パートでの掛け合いもフロアの一体感を高める。かと思えば「爆裂タウマゼイン」で疾走感たっぷりの和トランスにのってパワフルに踊り、その勢いのまま「熱電爆散」へ突入しフロアのボルテージを引っ張り続けた。
まだ熱気は冷めず「ここからはカバーパート、まだまだいくよー!」という多々良のDJに合わせて笹塚舞歌 (大森)のカバーによる「PRESIOUS NIGHT」から始まり、電音部の他エリアの楽曲カバーへと突入。「レモン少女」「オオキニ☆ぱーりーなぃと」「Mirror Mirror」「Shining Lights」と5曲を続けてパフォーマンスする。対バンでも見てきた他エリアユニットの曲たちでもあり、キュート・コミカル・エレクトロと多彩なサウンドに寄り添ったパフォーマンスで魅了した。

「REVOLUTION ANTHEM」から始まったライブ後半戦で、5人はふたたびMa’Scar’Pieceの熱さを知らしめる。「BON BON FIRE」ではフロアがサイリウムのオレンジ色で染まり、ファンからの「FIRE!」コールによりさらにフロアはヒートアップ。アッパーチューンな「ゼロ・グラビティ」もしなやかなダンスと笑顔でのパフォーマンスを貫いた。
期待が高まる中で「TOKYO」からラストスパートに突入。東京の夜を感じさせる壮大なテクノサウンドの中、再びメンバーとファンとのコール・クラップで一体感が高まると、「圧倒的アイドルの極み」へ。煽りがキャッチーなこの曲でフロアと一緒のジャンプもまじえ、ツアーを締めくくった。

初めての全国クラブツアーに、メンバーは皆感慨が止まらない。ツアーを完走できた今の気持ちを素直に語っていく中、咲間は「あの時は天井に頭がぶつかるくらいのところでライブしたんだよって、思い出話ができるくらい大きなところでライブがしたいです」と前を向く。多々良は「皆が来てくれないと成立しないから不安で…皆がすごく優しくて、毎回新しい曲でいっぱいいっぱい盛り上げてくれて、皆の愛をすごく感じて。これからもたくさん愛してくださるとうれしいです」と涙ながらにファンに感謝を伝えた。

しかし、メンバーがステージを去っても余韻は収まらない。「アンコールに応えるまでコールをやめない!」というファンの鳴り止まないコールに、Ma’Scar’Pieceとして初めてアンコールに応え、5人がふたたび登場。2度目となる「Hallucination」をパフォーマンスし、「私たちも大切にしていきたい1曲なので、皆さんも今日から寝る前に10回聴いてね」とチャーミングにアピールして、成長とファンとの再会を誓った。思い出たっぷりのツアーを糧に、音楽で酔わせるMa’Scar’Pieceは前進を続ける。

セットリスト
- DJ Time
- Hallucination
- ALASKA
- 圧倒的アイドルの極み
- Into a trance
- Supernova
- Ma’Scar’Piece
- 爆裂タウマゼイン
- 熱電爆散
- PRECIOUS NIGHT
- レモン少女
- オオキニ☆ぱーりーなぃと
- Mirror Mirror
- Shining Lights
- REVOLUTION ANTHEM
- BON BON FIRE
- ゼロ・グラビティ
- TOKYO
- 圧倒的アイドルの極み
Overture
――カバータイム――
――アンコール――
Hallucination
新曲「Hallucination」情報
新曲「Hallucination」は、不確かな世界の中で“直感”を信じて突き進みながら、自分たちだけの真実(アイデンティティ)を追い求める、疾走感あふれるトランスナンバー。計算通りにはいかない、予測不能な熱量で、 Ma’Scar’Pieceが鳴らす「Hallucination」が、リスナーの胸のアンプを激しく震わせる。

タイトル:「Hallucination」
作詞:岡田一成
作曲:岡田一成/梶原健生
編曲:梶原健生
配信日時:1月23日(金)0時
【配信先:各音楽配信サービスにて配信】
https://sndo.ffm.to/ej2zmoo
Ma’Scar’Piece プロフィール / メンバー紹介
Ma’Scar’Piece(マスカーピース)は、『TIF de Debut2024 supported by Denonbu(電音部)』から誕生した、甘崎結依梨・咲間なぎ・多々良ゆら・大森莉緒・山本愛梨の計5名によるユニット。バンダイナムコエンターテインメントが贈る音楽原作キャラクタープロジェクト「電音部」のエリアチェーン『シモキタザワエリア』内の北沢音箱高校のメンバー、明前魅音(甘崎)・松陰聖那(咲間)・駒場伶音(多々良)・笹塚舞歌(大森)・三軒神楽(山本)の声優をそれぞれ務め、令和トランスアイドルとして活動中。クラブイベントではDJとしても活躍。ツインプラネット所属。

困難と葛藤を経験しながらも、その痛みや闘いを自らの個性と変え、令和トランスアイドルとして輝きを放つMa’Scar’Piece。
その名の通り、“Scar”(傷跡)を持つことで“Piece”(作品)としての存在価値を深め、“Master Piece”(最高傑作)を目指す彼女たちの音楽やパフォーマンスは、生きることの喜びや苦しみ、自己を見つける旅路を表現し、内に秘めた痛みや再生の物語を描く。
また、彼女たちの音楽はトランスジャンルを基盤とし、重厚なビートとサイバーなサウンドが絶え間なく変わりゆく、まるでナイトクラブに潜り込んだかのようなトランスの世界を作り出す。
さらに、トランス=変圧という言葉を背負い、電音部のエリアチェーン『シモキタザワエリア』の舞台とリンクし、様々な形で過去を紡いできた下北沢カルチャーのごとく変圧を重ね、激しさと美しさが共存し、一人ひとりが抱える過去や傷を音楽とパフォーマンスで昇華し、リスナーの心に響くトランスのビートで包み込む。

Ma’Scar’Piece 公式SNS
オフィシャルサイト:https://mascarpiece-fc.com
X:@mascarpiece
Instagram:@mascarpiece_official
YouTube:@mascarpiece
TikTok:@mascarpiece
メンバー

誕生日:8月12日
出身地:愛知県
趣 味:メイク、ダンス、寝ること
特 技:いろいろなジャンルのダンス
X:@MSP_yuiri
Instagram:@msp_yuiri
TikTok:@msp_yuiri



誕生日:12月22日
出身地:愛知県
趣 味:グルメ・食べ歩き
特 技:8月上旬下旬のセミの鳴き真似
X:@MSP__Rio
Instagram:@rio.ohmori
TikTok:@msp_rio

電音部とは

バンダイナムコエンターテインメントが贈るダンスミュージックを中心とした音楽原作キャラクタープロジェクト。気鋭のクリエイターによる楽曲や物語などのメディアミックスはもちろん、最新技術を組み合わせたプロジェクト展開等により全世界規模での様々なカルチャーとの遭遇体験を目指す。
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