話題を呼んだ「アイドル歌会」第2回が11月23日(火)に開催決定!大場花菜・鹿目凛らが出演

今年7月に開催され話題を呼んだ「アイドル歌会」の第2回「アイドル歌会@勤労感謝の日」が、11月23日(火)に開催されることが決定した。

アイドル歌会@勤労感謝の日

月刊誌「短歌研究」創刊90周年記念として、短歌史上初めて開催された「アイドル歌会」。今回、大好評につきシリーズ化が決定! フルバージョン公式歌会第2回「アイドル歌会@勤労感謝の日」を、11月23日(火)14時30分から、池袋ミクサライブ東京Hall Mixaにて開催する。

アイドル歌会@勤労感謝の日

“サラダ記念日”である7月6日に開催された第1回「アイドル歌会@サラダ記念日」は、リアル会場チケット一次販売分が数分で完売。歌会の様子は日経新聞でも大きく取り上げられ、さらに関西テレビの報道番組でも取り上げられた。

10月3日(日)には、お台場の東京アイドルフェスティバルで「特別出張版」を開催、好評を博した。公式フルバージョンでの歌会は、今回が第2回となる。イベントは二部構成で、第一部では由緒正しき「歌会」を、第二部では平安貴族が楽しんだ歌遊び「付け句」をファン参加型で行う。アイドルとファンが一緒に短歌を作って盛り上がる、伝統的かつ斬新な短歌イベントとなっている。

関連記事

月刊誌「短歌研究」創刊90周年を記念して、7月6日に池袋ミクサライブ東京にて、鹿目凛、駄好乙、寺嶋由芙、真山りかの四人の歌会が開催される。鹿目凛、駄好乙、寺嶋由芙、真山りか が短歌に挑戦「『この味がいいね』と君が言ったから七月六[…]

イベント内容

【第一部 アイドル歌会】
由緒正しき「歌会」の作法に則り、アイドルが自作の短歌を持ち寄る。まずは、作者の名前を伏せて、アイドルも、ファンも、出された短歌のどんなところが好きか、胸にキュッと刺さるかといった点について、解https://oshigoto.fan/tag/%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%83%89%e3%83%ab/釈・鑑賞をし、よいと思った短歌に投票する。

【第二部 思いよ届け! 念力付け句大会】
古くて新しい短歌の遊び、「付け句」大会。アイドルが半分作った短歌を、ファンたちみんなで完成させよう、というファン参加のイベント。アイドルが作った上の句(五・七・五)に、ファンたちが下の句(七・七)をつける。または、アイドルが作った下の句(七・七)に、ファンたちが上の句(五・七・五)をつける。

イベント詳細

フルバージョン公式歌会第2回「アイドル歌会@勤労感謝の日」

日時:11月23日(火) 開場14:00、開演14:30(14:30配信開始)
会場:ミクサライブ東京Hall Mixa
チケット:会場席4400円(税込み)、配信2750円(税込み)
(会場席は抽選販売、申し込み受付は11/3(水)9:00~11/8(月)23:59)
チケット販売:ローチケ(11月3日9時~発売開始)

【参加アイドル(五十音順)】
・大場花菜(=LOVE)
・鹿目凛(でんぱ組.inc)
・十束おとは(フィロソフィーのダンス)
・律月ひかる(いぎなり東北産)

【選者】
・俵万智(歌人)
・笹公人(歌人)
・國兼秀二(短歌研究編集長)

・司会 吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)

【企画の趣旨】
短歌は1300年前からの交歓ツール。貴族たちは、求愛、愛し合う喜び、会えない哀しみを、五・七・五・七・七の三十一字で交わした。俵万智の『サラダ記念日』が280万部のベストセラーになり、空前の短歌ブームに日本が沸いたのは30余年前。そしていま、SNSの広がりで、短い言葉で気持ちをかわす「短歌」のブームが始まろうとしている。愛を届けるといえばアイドル、愛を交歓し合うのはアイドルとファンたち、推しアイドルを応援するファンたち。アイドルと短歌との出会いーー。一晩かかってしゃべったことより、三十一文字のほうが気持ちが伝わることがあるのだ。

【企画のポイント】
短歌もアイドルも、『推し』文化の仲間! 大事なのは、短歌に一番はない、ということ。上手い、下手はないということ。あるのは、どの歌が好きか、どの言葉が胸に響くか。歌会の肝は、アイドルとファンたちが、いかに「推し」アイドルの歌を鑑賞し合うか、みんなで発想を広げ、世界観を広げる。鑑賞・推し、それが短歌。

参加アイドル プロフィール

●大場花菜(おおば・はな)from =LOVE(イコール・ラブ)
血液型A型、みずがめ座、2000年2月4日生まれ、埼玉県出身。
趣味:ミュージカル・舞台観劇、アイドル鑑賞、かわいくなる研究。
特技:イラスト、書道、文章を書く。

大場花菜
大場花菜(=LOVE)

 

●鹿目凛(かなめ・りん)from でんぱ組.inc
身長160cm、誕生日9月21日、血液型A型、埼玉県出身。
SNSを中心に「ぺろりん先生」として、アイドルとファンの関係性を風刺的に描いたマンガで、アイドルとしてのみならず漫画家・イラストレーター・グラビアアイドルとしても活躍。アイドル歌会2回目の参加。

鹿目凛
鹿目凛(でんぱ組.inc)

 

●十束おとは(とつか・おとは)from フィロソフィーのダンス
4人組アイドルグループ「フィロソフィーのダンス」のメンバー。グループの中で唯一大学を卒業し、一度は就職した経験を持つ。またゲーム、漫画、アニメ、自作PCをこよなく愛し、プロゲーミングチーム「魚群」にも所属。mildomでは日々ゲーム実況の配信を行い、他にゲームイベントでのMCも多く経験している。

十束おとは
十束おとは(フィロソフィーのダンス)

 

●律月ひかる(りづき・ひかる)from いぎなり東北産
2001年7月31日生まれ。秋田県出身。
趣味はクラシックバレエ、特技は逆立ちブリッジ。キャッチコピーは「うさぎ天使魔法少女」。座右の銘「Going my way」。東北のおすすめ「ババヘラアイス」。言われてうれしい一言「何の目的で人間界に居るの?」

律月ひかる
律月ひかる(いぎなり東北産)

 

選者プロフィール

●俵万智(たわら・まち)
1962年大阪生まれ。 280万部という現代短歌では最大のベストセラーとなった歌集『サラダ記念日』の著者。 同歌集で現代歌人協会賞を受賞。 日常で使われる「口語」を用いて、 短歌の幅を大きく広げた。 ほかの歌集に『かぜのてのひら』、 『チョコレート革命』、 『プーさんの鼻』(若山牧水賞受賞)、 『オレがマリオ』などがある。 読売歌壇選者のほか、 宮崎で毎年開催される高校生の「牧水・短歌甲子園」審査員もつとめる。 2020年に歌舞伎町ホストたちの歌集としてヒット作となった『ホスト万葉集』『ホスト万葉集・巻の二』では企画のはじめから編者として関わった。 最新歌集『未来のサイズ』を20年10月に上梓。 同作で、 詩歌文学館賞と迢空賞をダブル受賞。

●笹公人(ささ・きみひと)
1975年東京生まれ。 第一歌集『念力家族』がNHKドラマの原作となったほか、 短歌のエンターテインメント性を追求する第一人者。 続く歌集・作品集に、 『念力図鑑』『抒情の奇妙な冒険』『念力ろまん』作品集『念力レストラン』などがある。 大林宣彦監督『その日のまえに』にも出演。 「未来短歌会」選者。 大正大学客員准教授。 「牧水・短歌甲子園」審査員。 日本文藝家協会会員。

●吉田尚記(よしだ・ひさのり)
1975年東京生まれ。 ニッポン放送アナウンサー。 第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞。 ラジオ以外にもテレビ番組やイベント司会、 書籍の出版など幅広く活躍。 バーチャルMC「一翔剣」の「上司」。 またマンガ、 アニメ、 アイドル、 デジタル関係に精通し、 「マンガ大賞」発起人をつとめ、 著書『なぜこの人と話をすると楽になるのか』が13万部を超えるベストセラーになるなど、 アナウンサーの枠にとらわれず活動を続けている。 「アイドル歌会」の立ち上げから企画に関わる。

●國兼秀二(くにかね・しゅうじ)
1962年生まれ。 短歌研究・編集長。 91年に講談社に入社。 週刊現代編集部、 文芸図書第二出版部長、 講談社文庫出版部長を経て、 17年に短歌研究社社長となり、 「短歌研究」編集長を務める。

短歌研究社について

昭和7年創刊の短歌総合誌「短歌研究」発行元。1988年より講談社の100パーセント子会社となる。日本で最も歴史の長い老舗短歌雑誌「短歌研究」は、戦中は斎藤茂吉、若山牧水、北原白秋など歴史上の偉大な歌人たちの作品を掲載。戦後は、塚本邦雄、岡井隆らとともに、前衛短歌運動の牽引役となる。のちの作家・中井英夫編集長時代に、中城ふみ子、寺山修司をデビューさせた。

現在は、短歌を切り口とした新しい短歌書籍、短歌イベントに進出。2020年、歌舞伎町ホストの短歌集として話題となった、『ホスト万葉集』『ホスト万葉集・巻の二』がヒット。「アイドル歌会」も、歌集として書籍化の予定。

推しごと公式Twitter