豊田萌絵、真山りか(私立恵比寿中学)、宮田愛萌(日向坂46)、律月ひかる(いぎなり東北産)出演の「アイドル歌会@2022新年会」が、1月21日(金)に開催されることが決定した。
「アイドル歌会@2022新年会」
短歌総合誌「短歌研究」を発行する短歌研究社は、史上初のアイドルとファンによる短歌イベント「アイドル歌会」の第4回開催を決定した。
第1回「アイドル歌会@サラダ記念日」は、リアル会場チケット一次販売分が数分で完売。歌会の様子は日経新聞でも大きく取り上げられ、さらに関西テレビの報道番組でも取り上げられるなど、大きな反響を呼んだ。
その後、東京アイドルフェスティバルで「特別出張版」を開催。さらに第2回「アイドル歌会@勤労感謝の日」、第3回「アイドル歌会@2021詠い納め」も開催した。
今回、これらのイベントの大好評を受け、キャパシティの大きなシアターミクサで、公式フルバージョン歌会の第4回が開催されることが決定した。
イベントは二部構成。第一部は由緒正しき「歌会」、第二部では平安貴族が楽しんだ歌遊び「付け句」を楽しむ。アイドルとファンが、いっしょに短歌を作って盛り上がる、伝統的かつ斬新な短歌イベントだ。
イベント詳細
タイトル:「アイドル歌会@2022新年会」
会場:池袋ミクサライブ東京シアターミクサ
日時:2022年1月21日 開場18:30、開演19:00(19:00配信開始)
【参加アイドル】(五十音順)
・豊田萌絵
・真山りか(私立恵比寿中学)
・宮田愛萌(日向坂46)
・律月ひかる(いぎなり東北産)
・司会・選者 吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
・選者 俵万智(歌人)、笹公人(歌人)、國兼秀二(短歌研究編集長)
【チケット】
会場席チケット(抽選)申込=1月15日13時~1月16日23時59分
料金(税込) 会場席(抽選)=4400円、 配信=2750円
配信チケット=1月18日18時発売開始
購入はこちら:https://l-tike.com/event/mevent/?mid=588830
【イベントの内容】
・第一部 アイドル歌会
由緒正しき「歌会」の作法に則り、アイドルが自作の短歌を持ち寄る。まずは作者の名前を伏せて、アイドルも、ファンも、出された短歌のどんなところが好きか、胸にキュッと刺さるかなど、解釈・鑑賞をして、よいと思った短歌に投票する。
・第二部 思いよ届け! 念力付け句大会
古くて新しい短歌の遊び、「付け句」大会。アイドルが半分作った短歌を、ファンたちみんなで完成させよう、というファン参加のイベント。
アイドルが作った上の句(五・七・五)に、ファンたちが下の句(七・七)をつける。または、アイドルが作った下の句(七・七)に、ファンたちが上の句(五・七・五)をつける。
【企画の趣旨】
「短歌は1300年前からの交歓ツール。貴族たちは、求愛、愛し合う喜び、会えない哀しみを、五・七・五・七・七の三十一字で交わしました。
俵万智さんの「サラダ記念日」が280万部のベストセラーになり、空前の短歌ブームに日本が沸いたのは30余年前。そしていま、SNSの広がりで、短い言葉で気持ちを交わす「短歌」のブームが始まろうとしています。
愛を届けるといえばアイドル、愛を交歓し合うのは、推しアイドルを応援するファンたち。アイドルと短歌との出会いーー。一晩かかってしゃべったことより、三十一文字のほうが気持ちが伝わることがあるんです。」
【企画のポイント】
「短歌もアイドルも、『推し』文化の仲間です
大事なのは、短歌に一番はない、ということです。上手い、下手はないということ。あるのは、どの歌が好きか、どの言葉が胸に響くか、です。
歌会の肝は、アイドルとファンたちが、いかに「推し」アイドルの歌を鑑賞し合うか、みんなで発想を広げ、世界観を広げる。鑑賞・推し、それが短歌です。」
「アイドル歌会」公式Twitter:https://twitter.com/idol_utakai
参加アイドル プロフィール

1995年3月15日生まれ。茨城県出身。
声優と音楽の両分野で活躍するアイドル。
趣味は、アイドルの応援、昭和歌謡曲鑑賞、HTML編集、ゲーム。特技は、ダンス、音楽ゲーム、トランペット、グラフィックデザイン。

from 私立恵比寿中学
出席番号3番。生年月日1996年12月16日。
身長154.2cm。血液型A型。出身地・東京。
特技はギロッポンジャンプ、サッカー、田村ゆかりさんのイントロドン。

from 日向坂46
1998年4月28日生まれ。東京都出身。
おうし座。二期生。身長158.6cm。血液型A型。

from いぎなり東北産
2001年7月31日生まれ。秋田県出身。
趣味クラシックバレエ、特技は逆立ちブリッジ。
キャッチコピーは「うさぎ天使魔法少女」。座右の銘「Going my way」。
東北のおすすめ「ババヘラアイス」。言われてうれしい一言「何の目的で人間界に居るの?」。
選者プロフィール
■俵万智(たわら・まち)
1962年大阪生まれ。280万部という現代短歌では最大のベストセラーとなった歌集『サラダ記念日』の著者。同歌集で現代歌人協会賞を受賞。日常で使われる「口語」を用いて、短歌の幅を大きく広げた。
ほかの歌集に『かぜのてのひら』、『チョコレート革命』、『プーさんの鼻』(若山牧水賞受賞)、『オレがマリオ』などがある。読売歌壇選者のほか、宮崎で毎年開催される高校生の「牧水・短歌甲子園」審査員もつとめる。2020年に歌舞伎町ホストたちの歌集としてヒット作となった『ホスト万葉集』『ホスト万葉集・巻の二』では企画のはじめから編者として関わった。最新歌集『未来のサイズ』を20年10月に上梓。同作で、 詩歌文学館賞と迢空賞をダブル受賞。
■笹公人(ささ・きみひと)
1975年東京生まれ。第一歌集『念力家族』がNHKドラマの原作となったほか、短歌のエンターテインメント性を追求する第一人者。続く歌集・作品集に、『念力図鑑』『抒情の奇妙な冒険』『念力ろまん』作品集『念力レストラン』などがある。
大林宣彦監督『その日のまえに』にも出演。「未来短歌会」選者。大正大学客員准教授。「牧水・短歌甲子園」審査員。日本文藝家協会会員。
■吉田尚記(よしだ・ひさのり)
1975年東京生まれ。ニッポン放送アナウンサー。第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞。ラジオ以外にもテレビ番組やイベント司会、書籍の出版など幅広く活躍。
バーチャルMC「一翔剣」の「上司」。またマンガ、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、「マンガ大賞」発起人をつとめ、著書『なぜこの人と話をすると楽になるのか』が13万部を超えるベストセラーになるなど、アナウンサーの枠にとらわれず活動を続けている。「アイドル歌会」の立ち上げから企画に関わる。
■國兼秀二(くにかね・しゅうじ)
1962年生まれ。短歌研究・編集長。91年に講談社に入社。週刊現代編集部、文芸図書第二出版部長、講談社文庫出版部長を経て、17年に短歌研究社社長となり、「短歌研究」編集長を務める。
短歌研究社
昭和7年創刊の短歌総合誌「短歌研究」発行元。1988年より講談社の100パーセント子会社となる。日本で最も歴史の長い老舗短歌雑誌「短歌研究」は、戦中は斎藤茂吉、若山牧水、北原白秋など歴史上の偉大な歌人たちの作品を掲載。戦後は、塚本邦雄、岡井隆らとともに、前衛短歌運動の牽引役となる。のちの作家・中井英夫編集長時代に、中城ふみ子、寺山修司をデビューさせた。
現在は、短歌を切り口とした新しい短歌書籍、短歌イベントに進出。2020年、歌舞伎町ホストの短歌集として話題となった、『ホスト万葉集』『ホスト万葉集・巻の二』がヒット。「アイドル歌会」も、歌集として書籍化の予定。