似鳥沙也加インタビュー「コンセプトビデオ『EVE』は自分にとって大きな挑戦でした」

自身初のコンセプトビデオ「EVE」

推：今回発売された「EVE」についてお聞きしたいんですが、この動画のコンセプトはどういったものなんでしょうか？

今まではグラビアとか、写真がお仕事のメインだったんですけど、これからは動画だったりファッションだったり、他のジャンルのお仕事にも挑戦していきたくて。

私の可能性を見てもらいたいなっていう気持ちがあったので、今回の「EVE」はただのイメージビデオじゃなくて、ファッションの要素や演技も盛り込んで制作しました。

あと今回、衣装や下着を自分で選んでいます。下着や水着は大好きな「Ravijour」さんで揃えました。

推：そうなんですね。動画の撮影は、いつ行われたんでしょうか？

今年の10月ですね。10月の後半ぐらいかな。なので、撮影して比較的すぐに公開されています。千葉や東京都内で撮影しました。

推：似鳥さんがプールに入っているシーンがありますが、それも10月に撮影されたんですか？

そうなんです。なので、すごく寒かったですね。でもたまたま天気はよかったので、夏っぽい映像になりました（笑）

推：今回の動画で、似鳥さんが特に気に入っているシーンはありますか？

黒い下着で外を歩くシーンがあるんですけど、そこはすごく自分らしくいられたっていうか、今までやってきたグラビアの体の動かし方だったりとか、そういうのがいろいろ表現できたところかなって思いますね。

推：撮影のなかで、印象に残っている出来事はなにかありましたか？

私は今まで、相手の方がいる撮影をしたことがなかったので、そういう点でも初めてのチャレンジではありました。

それこそ緊張もあったり、自分だけじゃないから色々と考えさせられることもあって。

それに、あんまり動画を撮られてきてないので、それこそ写真だとカメラに向かって決めポーズする、みたいな感じですけど、動画だとどこを撮られているかわからないし、キメの部分もよくわからなくて、すごく難しかったんです。
でも、とても勉強になりました。

推：似鳥さんにとって、動画撮影も大きな挑戦だったんですね。このムービーを拝見して、カメラマンとモデルの恋の物語なのかなって思ったんですが、明確なストーリーはあるのでしょうか？

そうなんです。ちゃんと始めから終わりまで、ストーリーが決まっています。相手役の男性は、カメラマンという設定で。

動画の冒頭に、彼が写真を撮って、私とふっと目を合わせるシーンがあるんですけど、それが恋に落ちた瞬間だと思っています。

動画の最初の方では、私は撮影に慣れてなくて、それこそ水着や下着もまだ見せたことがないような女性を演じています。
でもだんだんとふたりは心を許していって、それこそ外で下着を着て歩くシーンは、すごく生き生きしてるんですね。

それは、お芝居上でもそこがピークになるよう演じていて。ほんとに大切なパートナーができたりしたら、自分もすごく強くなったりすると思うので、そういう心境を演じました。

推：なるほど。終盤、ケンカするようなシーンがありましたが、最終的にふたりの関係はどうなっていくんでしょうか？

最終的に、ふたりは離れていきます。泣いているシーンがあったり、以前はふたりで見ていた海を、最後ひとりで見ているっていうシーンがあったりするのは、そういう結末の暗示です。

実はワンシーンワンシーンに対して、出会ってから何日目って決まっていて。それによってアプローチや、演技を変えています。

最終的にふたりは別れてしまうんだけど、悲しいだけではなくて、ポジティブにまた新しいものに向かって歩いていくっていうのを、ひとりなんだけど明るい表情をしているラストシーンで表現しています。

 
【コンセプトビデオ『EVE』購入ページ】
https://nitorisayaka.official.ec/

11月3日に開催されたバースデーイベント

推：先日行われたイベントについて聞かせてください。イベントではメッセージカードが配られたとのことですが、全部似鳥さん直筆なのですか？

そうですね。今回のイベントはバースデーイベントって謳ってたんですけど、「EVE」の発売記念イベントっていう感じでもあったので、手にとってくれてありがとうっていう気持ちを込めました。

推：メッセージカードは、全部で何枚くらい書かれたんですか？

400枚くらいですかね。でも、当日に仕事になってしまったりで急遽来れなくなった方もいて。
メッセージカードには「今日来てくれてありがとう」っていう感じで書いてたので、来れなかった方の分は書き直しました。なので500枚くらいは書いてたかもしれないです。

ファンのみなさんの言動力になりたい

推：活動をしていく上で、似鳥さんが大切にしていることやポリシーはありますか？

一番大切にしているのは、ファンの方ですね。

応援してくれるみんながいるからこそ、私が今活動できてるのは間違いないので、感謝を伝えていくっていうのはもちろんなんですけど、せっかくこうやってファンの方たちに出会えたから、いろんなきっかけにしてもらえたら嬉しいなとはいつも思っていて。

私が昔、引きこもりだったっていうのも、「引きこもりだった似鳥ちゃんも頑張ってるから、自分も頑張ってみよう」とか、「明日 似鳥ちゃんの載ってる雑誌が出るから、1日お仕事頑張ろう」みたいな、おこがましいんですけど生きる糧というか、みなさんの力になれたらすごく嬉しいなと思います。

なによりも、私がファンの方からのコメントを見て「みんな応援してくれるから頑張ろう」って思えてるので、それをちゃんとお返ししていきたいなって思います。

それに、自分もUVERworldさんのライブに行くためにアルバイト始めたりとかしてて。
なのでファン側の気持ちがすごくわかるんです。

だからこそ、ファンの方たちが遠いところから時間かけて来てくれたり、イベントのために服を選んでくれたり。そういうのって絶対忘れちゃいけないなって思います。

推：これから叶えたい夢や目標はなにかありますか？

これまではグラビアがメインだったので、今まで身につけてきた表現プラス、今学んでいる演技も含めて、なにか新しい形で出せるものがあればいいな、表現できればいいなって思います。

推：最後に、なにか宣伝したいことはありますか？

オリジナル短編ドラマ『シャガガ』に出演します。
こちらのドラマは、12月22日に発売のUVERworldさんのニューアルバム『30』初回限定版TYPE-Bに収録されるので、アルバムを購入していただけると嬉しいです。

現在、第一話がYouTubeにて公開中ですので、ぜひチェックしてください！

最新情報は、似鳥沙也加のSNSにて発信中だ。
Twitter: @nitori_sayaka
Instagram: @uw.sayaka

撮影：矢沢隆則