“アイドル×短歌”で話題を呼んだ「アイドル歌会」の最新イベント「アイドル歌会@2022忘年会」が、12月8日(木)19時からミクサライブ東京にて開催される。
「アイドル歌会@2022忘年会」が12月8日(木)に開催決定
短歌研究社が主催するイベント「アイドル歌会@2022忘年会」が、12月8日(木)19時からミクサライブ東京にて開催されることが決定した。
出演は、9月に発売された「アイドル歌会 公式歌集」でカバーイラストを担当した「ぺろりん先生」こと鹿目凛(でんぱ組.inc)、だれにも書けない世界観で人気の律月ひかる(いぎなり東北産)、お台場TIF出張版でセンスを発揮した大場はるか(ナナランド)、初出演で短歌初挑戦となる石綿日向子(ベイビークレヨン)の4人。
また、選者として、歌集「サラダ記念日」の著者として有名な歌人・俵万智、「牧水・短歌甲子園」の審査員も務める歌人・笹公人、「短歌研究」編集長の国兼秀二の3人が出演。司会は、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記が務める。
第1部「アイドル歌会」では、アイドルたちが事前に作った短歌を披露し、選者とアイドルたちがそれぞれ好きな短歌に投票。どこが好きか、どんな思いを込めたのかなど、短歌をじっくりと鑑賞する。
第2部「念力付け句大会」では、アイドルたちとファンが短歌を合作。お題となる上の句(5・7・5)をアイドルが作り、それを受けてファンが下の句(7・7)をTwitterに投稿する。会場でも、アイドルが即興で付け句を披露する。
会場チケットは、11月22日(火)13時から抽選受付が開始。なおイベントの配信も行われ、配信視聴チケットは11月24日(木)12時から販売が開始される。
イベント詳細
「アイドル歌会@2022忘年会」
日時:2022年12月8日(木)19時開演(18時30分開場)
会場:ミクサライブ東京(シアターミクサ)
構成:第1部「アイドル歌会」、第2部「念力付け句大会」
チケット:会場4400円(税込)、配信2750円(税込)
・会場チケット抽選受付:11/22(火)13:00~11/27(日)23:59
・配信チケット 販売期間:11/24(木)12:00~12/15(木)21:00
出演アイドル プロフィール(五十音順)
■石綿日向子(ベイビークレヨンBABY-CRAYON~1361~)
1998年生まれ。同グループのプロデューサーも兼務する。アイドル歌会初出演。
■大場はるか(ナナランド)
1993年生まれ。アイドル活動に加え、舞台・映画で女優として活躍。今年のお台場「東京アイドルフェスティバル出張版」に出演し、ミクサでのレギュラー大会は今回初出演。
■鹿目凛(でんぱ組.inc)
SNSを中心に「ぺろりん先生」として、アイドルとファンの関係性を風刺的に描いたマンガもよく知られる。公式歌集のカバーイラストも担当。アイドル歌会は1年ぶり3回目の出演。
■律月ひかる(いぎなり東北産)
2001年生まれ。キャッチコピー「うさぎ天使魔法少女」のとおり、独自の世界観の短歌で、選者やファンを驚かせる。アイドル歌会は3回目の出演。
出演者 プロフィール
■選者・俵万智(たわら・まち)
1962年大阪生まれ。280万部という現代短歌では最大のベストセラーとなった歌集『サラダ記念日』の著者。同歌集で現代歌人協会賞を受賞。日常で使われる「口語」を用いて、短歌の幅を大きく広げた。ほかの歌集に『かぜのてのひら』『チョコレート革命』『プーさんの鼻』(若山牧水賞受賞)、『オレがマリオ』などがある。
読売歌壇選者のほか、宮崎で毎年開催される高校生の「牧水・短歌甲子園」審査員もつとめる。2020年に歌舞伎町ホストたちの歌集としてヒット作となった『ホスト万葉集』『ホスト万葉集・巻の二』では企画のはじめから編者として関わった。最新歌集『未来のサイズ』を20年10月に上梓。同作で、詩歌文学館賞と迢空賞をダブル受賞。2022年、短歌の裾野を広げた功績から朝日賞を受賞。
■選者・笹公人(ささ・きみひと)
1975年東京生まれ。第一歌集『念力家族』がNHKドラマの原作となったほか、短歌のエンターテインメント性を追求する第一人者。続く歌集・作品集に、『念力図鑑』『抒情の奇妙な冒険』『念力ろまん』、作品集『念力レストラン』などがある。大林宣彦監督『その日のまえに』にも出演。
「未来短歌会」選者。「牧水・短歌甲子園」審査員。日本文藝家協会会員。近作『パラレル百景』(北村みなみとコラボ)。最新歌集『終楽章』(短歌研究社)。
■司会・吉田尚記(よしだ・ひさのり)
1975年東京生まれ。ニッポン放送アナウンサー。第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞。ラジオ以外にもテレビ番組やイベント司会、書籍の出版など幅広く活躍。バーチャルMC「一翔剣」の「上司」。人呼んで「日本一忙しいアナウンサー」。
またマンガ、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、「マンガ大賞」発起人をつとめ、著書『なぜこの人と話をすると楽になるのか』が13万部を超えるベストセラーになるなど、アナウンサーの枠にとらわれず活動を続けている。近著に『むかしむかしあるところにウェルビーイングがありました』(石川善樹と共著)。最新著作は『オタクを武器に生きていく』(河出書房新社・11月28日刊)
■選者・國兼秀二(くにかね・しゅうじ)
1962年生まれ。短歌研究・編集長。91年に講談社に入社。週刊現代編集部、文芸図書第二出版部長、講談社文庫出版部長を経て、17年に短歌研究社社長となり、「短歌研究」編集長を務める。
短歌研究社
昭和7年創刊の短歌総合誌「短歌研究」発行元。1988年より講談社の100パーセント子会社となる。「短歌研究」は、今年創刊90年の日本で最も歴史の長い老舗短歌雑誌。短歌を切り口とした新しい短歌書籍、短歌イベントに進出。
2020年、歌舞伎町ホストの短歌集として話題となった、『ホスト万葉集』がヒット(講談社文庫から発売中)。短歌のエンタテインメント性の拡大を指向し、月刊誌「短歌研究」創刊90周年記念企画として「アイドル歌会」を主催。
江嶋綾恵梨、大場花菜、大場花菜ら14名のアイドルが詠んだ「アイドル短歌」を収録した「アイドル歌会 公式歌集1」が、9月12日(月)に発売されることが決定した。「アイドル歌会 公式歌集1」が発売決定“アイドル×短歌”という異例の組[…]