月刊小説誌「小説現代」7月号(6月22日(木)発売)で、今年の2月に刊行した小説集『きらきらし』が話題になった、宮田愛萌による注目の新連載「ねてもさめても本のなか」がスタート。
特集は7月5日(水)24:55より、フジテレビ「+Ultra」ほかにてテレビアニメが放送開始される『アンデッドガール・マーダーファルス』。主演を務める声優の黒沢ともよ×八代拓×原作者・青崎有吾のアニメ化記念鼎談に加え、最新作2作を一挙掲載。
宮田愛萌による注目の新連載
今年の2月に刊行した小説集『きらきらし』が話題になった、宮田愛萌による注目の新連載「ねてもさめても本のなか」がスタート。大学時代には古典文学を研究し、読書好きとしても知られる宮田愛萌が「推し本」との出会い方、その魅力を語る。
photo Koishi Kenta
そのほか本誌初登場・坂崎かおる「ベルを鳴らして」、6月14日にデビュー作『うるうの朝顔』が発売された水庭れんと俳優・映像作家・文筆家としてマルチに活躍する小川紗良との特別対談、西尾維新の最新シリーズ「不来方百舌鳥の殺人まんがゼミナール」第2話、麒麟・川島明と『るなしい』意志強ナツ子の対談を掲載。
第69回江戸川乱歩賞受賞作も今月号にて発表。
特集はアニメ放送開始迫る!『アンデッドガール・マーダーファルス』
第22回鮎川哲也賞を受賞しデビューした青崎有吾による異色の怪異ロードムービー小説『アンデッドガール・マーダーファルス』(講談社タイガ・刊/シリーズ3巻発売中)。本作を原作とするテレビアニメが7月5日24:55よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送開始! 7月14日にはシリーズ最新作の第4巻も発売される。ダブル主演を務める黒沢ともよ(輪堂鴉夜役)・八代拓(真打津軽役)を招いた鼎談ではアフレコを終えての印象や今月号掲載の最新作への思いを語った。
また奥田英朗による待望の一大サーガ『普天を我が手に 第2部』の全編が掲載され、太平洋戦争開戦までを描いた第1部に続き、第2部では昭和元年生まれの4人が主人公の一大群像劇が描かれる。
「小説現代」7月号 主な内容
<アニメ放送開始直前!>
7月5日よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送開始!
『アンデッドガール・マーダーファルス』青崎有吾 特集
最新作2作一挙掲載
「輪る夜の彼方へ流す小笹船」
「人魚裁判」
アニメ化記念鼎談
《黒沢ともよ》×《八代 拓》×《青崎有吾》
<待望の第2部 全編公開!>
『普天を我が手に 第2部』奥田英朗
奥田英朗インタビュー
「歴史を借景にして、人間模様を描きたい」
第1部の冒頭特別公開&あらすじ紹介
<新連載>
宮田愛萌 ねてもさめても本のなか
<シリーズ>
西尾維新 不来方百舌鳥の殺人まんがゼミナール2 締め切りの守り人
<初登場>
坂崎かおる ベルを鳴らして
<小説現代長編新人賞>
特別対談 「とおまわり」こそしてみたい 水庭れん×小川紗良
<発表>
第69回 江戸川乱歩賞発表
受賞の言葉 選評 綾辻行人 京極夏彦 柴田よしき 貫井徳郎 横関 大
第70回江戸川乱歩賞募集
<対談>
麒麟 川島 明×『るなしい』意志強ナツ子
実はお笑いと紙一重? 意志強作品の真髄を語りつくす!
<コラム>
〆切めし 夕木春央
じんせいに諦めがつかない 森川 葵
武田砂鉄 もう忘れてませんか?
<漫画>
益田ミリ ランチの時間
<本>
書評現代
ミステリー 青戸しの
青春・恋愛小説 三宅香帆
時代小説 田口幹人
エッセイ・ノンフィクション 高橋ユキ
読書中毒日記 池澤春菜
今月の平台
第18回小説現代長編新人賞募集
執筆者紹介
掲載媒体:小説現代2023年7月号
発売日:6月22日(木)発売
価格:1,200円(税込)