野間口徹が主演のNHK夜ドラ『VRおじさんの初恋』が、昨日5月23日(木)最終回を迎え、早くも〈Vおじロス〉が起きている。
視聴者からは、ナオキを演じる倉沢杏菜の芝居を絶賛する声で溢れた。
VRアバター・ナオキを演じた倉沢杏菜
野間口徹が主演のNHK夜ドラ『VRおじさんの初恋』が、昨日5月23日(木)最終回を迎え、早くも〈Vおじロス〉が起きている。
4月の放送開始当初は、主人公の直樹〈野間口徹〉がVR世界では女子高生アバター・ナオキ〈倉沢杏菜〉として過ごしているなか、美少女のホナミ〈井桁弘恵〉と恋に落ち、現実世界との間で揺れ動くストーリーが主だった。
しかし話が進むにつれ、徐々に現実世界での人間模様や、登場人物たちのもどかしくも愛らしいキャラクター、成長する姿がフォーカスされ、「ドラマのタイトルからは想像していなかった予期せぬ展開」と、視聴者はいい意味で期待を裏切られ、おじ世代だけでなく、10代20代のファン層も右肩上がりに増えていった。
月曜に最終週が始まるや否や、ホナミの実体である穂波〈坂東彌十郎〉と、⾶⿃〈田中麗奈〉親子の、長年のわだかまりが解決し、SNSは歓喜の声で溢れた。今までは人との関わりを諦めていた直樹が、親子の関わりを失っていた穂波が、双方とも時間はかかったが、優しくも温かい結末へ流れていく展開に最終回が惜しまれていた。また、ナオキとホナミが純白のドレスを身にまとい、誓いのキスのように口づけをするシーンにも、視聴者からは興奮と感動の声が寄せられていた。
そして昨日の最終回では、直樹〈野間口徹〉とVRアバター・ナオキ〈倉沢杏菜〉が、ここに来て初めて、同じスクリーン上に現れる。思い出の高台で、今までの想いを語り合い、静かに手を取り合う姿に、「初恋」がもたらしてくれる温かさ・大切な重み・荘厳さを感じることとなった。
なかでも一番の盛り上がりを見せたのはラスト。閉鎖したVR世界「トワイライト」が「デイブレイク」として復活することとなり、再びログインしたナオキ〈倉沢杏菜〉。そこでナオキが、VR世界の新機能を使ってバックアップしておいたデータを見返すシーン。ホナミからもらった優しい言葉、優しい笑顔、そこに生前の穂波からのメッセージ、“私たちが交わした約束は永遠に残り続けます。~~~さようなら。そしてありがとう”の言葉が重なり、ナオキは大粒の涙を流し、膝から崩れ落ちる。
その姿に、視聴者からは「ラストに崩れ落ち吠えるような涙は最高」「ナオキの涙にはたくさんの人たちの思いが凝縮されてた」「哀しい涙ではなく、思い出が輝く幸せな涙だった」「佇まいと存在感が素敵」と、ナオキ演じる倉沢杏菜の芝居を絶賛する声で溢れた。
そんな視聴者たちも、ナオキ(直樹)と同じく、ホナミ(穂波)を想いながらバックアップデータを見返したことだろう。最後の直樹の「ありがとう」には、VRおじさんの愛が詰まっていた。
倉沢杏菜は、2021年から22年にかけて開催されていた「レプロ30周年主役オーディション」がきっかけで芸能界入りを果たす。当時、演技経験が全く無いなか、8年間習っていたクラシックバレエによる表現力や、持ち前の明るい雰囲気で、約5000人の応募者の中から見事合格。同期には、NHK朝ドラ「ブギウギ」で主人公の弟・花田六郎役を演じた黒崎煌代などがいる。
事務所所属後に演技の勉強を開始し、昨年10月に本作のオーディションを受け、新人ながら大抜擢された。放送開始直後から、野間口徹演じる直樹を彷彿とさせるトーンでのセリフ回しや目の動きは、新人とは思えないと話題にのぼった。これは、野間口徹と本読みの時間を作り、目線やセリフのアドバイスを受けていたことももちろんだが、彼女の、類まれに見る“スポンジのような吸収力”が、周りを驚かせた、唯一無二の能力だと言われている。プロ達が注目しているなか、次の作品ではどのような芝居を見せてくれるのか、続報が待ち遠しい。
倉沢杏菜 プロフィール
生年月日 :2005年03月18日
趣味 :風景写真を撮ることK-POPダンスを踊ること
特技・資格:クラシックバレエ、ダンス茶道、片目を綺麗に閉じる
身長 :162.5cm
■倉沢杏菜 事務所公式プロフィール
https://www.lespros.co.jp/artists/anna-kurasawa/
■倉沢杏菜 公式Instagram(@anna_kurasawa_)
https://www.instagram.com/anna_kurasawa_/
会社概要
社名:株式会社レプロエンタテインメント
公式HP:https://www.lespros.co.jp/
お問い合わせ先:https://www.lespros.co.jp/contact/