ORIGAMI 大感謝祭『宴 Vol.2』(3月25日)の様子を撮りおろし写真と共にレポート

3月25日(金)Spotify O-EASTにて、BABY-CRAYON~1361~、戦乱のEmpress、Zero Projectらが出演する無銭ライブ「ORIGAMI 大感謝祭『宴 Vol.2』」が開催。
当日の様子を撮りおろし写真と共にレポートする。

オープニングアクトは注目の新ユニット「スプスラッシュ」

まず、オープニングアクトを務めたのは、デビューメンバーが初お披露目となる「スプスラッシュ」。応募総数200名以上の中から、歌やダンスなどの厳しい審査を経て選ばれた10名のメンバーが登壇。MILKFED.とのタイアップにより提供された色とりどりのTシャツに、ショートパンツという爽やかな格好でパワフルなパフォーマンスを見せた。

初々しい自己紹介を一人ずつ終えると、サプライズで重大発表が。
なんと、今年の6月17日(金)に新宿ReNYでSpslashのワンマンライブが行われるという。突然の発表に動揺しつつ、喜びに沸くメンバー達。「デビューワンマンなので、ぜひ来てください!」と会場に集まったファンにしっかりアピールし、全員が満面の笑みでステージを去って行った。

そして、ここからライブ本番がスタート。
本日出演する全ユニットのSEが流れ、ボルテージが高まっていく場内。ファンからのクラップで迎え入れられたのは、Zero Project Z5。色とりどりの制服を身にまとい、「Seize a Chance!」を歌い踊る。本物の女子高生さながらの、自由度の高いパフォーマンスが魅力だ。

続いてはBABY-CRAYON~1361~が登場し、疾走感のある王道アイドルソング「Jump to the dream!」を披露。
こちらはクオリティの高いパフォーマンスに定評のある、本格派ガールズユニット。ひとりひとりの歌唱力の高さに圧倒され、会場は大きな盛り上がりを見せた。

 

それぞれのユニットが白熱したライブを繰り広げる

その後、Zero Project Z3が3曲連続でパフォーマンスを披露。制服の少女たちが広いステージを埋め尽くす。

1曲目の「ナツコイ!」は、タイトル通り夏を先取りした爽やかな楽曲。メンバー達の笑顔が輝く。

続く2曲目では5名のメンバーがステージに残り、「よっしゃ!」を熱唱。「渋谷O-EAST盛り上がっていくぞー!」という掛け声で会場を煽り、元気いっぱいにステージを駆け回った。

3曲目「半径5cmのGALAXY」ではメンバーが入れ替わり、別の5名が登場。それぞれの個性が垣間見えるパフォーマンスでファンを盛り上げた。

続いてはZero Project Z4Dがステージに現れ、「True Flower」を20人で歌い踊る。大所帯で、細分化されたユニットが特徴のZero Project。こうして、Zero Project内の様々なユニットが見られるのは事務所ライブならではだ。

そして、Zero Project Z4Dのステージが終了すると、ついにZero Project 選抜が登場。
総勢150人の中からファン投票で勝ち上がった精鋭たちである。メンバーカラーを基調としたキラキラのアイドル衣装に身を包み、アイドルファンへの思いを描いた「DD」を歌唱。さすがは選抜メンバーというだけあって、会場内はたくさんのサイリウムが揺れていた。

MCは最小限に、次々とライブは進んでいく。
続いて出演したのは、戦乱のEmpress。華奢な身体からは想像もつかないほどのパワーで、人気曲「Mr.シャイボーイ」を力強く披露。元気で明るい歌声と、メンバーそれぞれのキャラクター性が伝わるパフォーマンスに魅了される。

戦乱のEmpressが賑やかにステージを去っていくと、ふたたびBABY-CRAYON~1361~が登場。歌ったのは、幻想的でゴシックかつ、ポップさも兼ね備えた楽曲「ムラサキ」。おとぎ話のような曲の世界観に、妖艶で力強い歌声と、神々しさすら感じるダンスパフォーマンスが重なり合う。
特に、間奏のマリオネットダンスと、吉田菜々世のソロパートは圧巻だった。

BABY-CRAYON

 

ユニットごとの個性あふれる楽曲で会場を盛り上げる

ライブもいよいよ後半戦に。登場したのは、Zero Project Z4A。
キャッチ―な楽曲の「我らがZEROPROJECT」を元気に歌い上げる。「名前だけでも覚えてほしい」という歌詞の通り、ひたすらユニット名を連呼し、メンバーひとりひとりが名前を言っていく自己紹介ソング。
ステージの端でメンバー同士が遊んでいたり、間奏のMCもユニークで頭に残る楽曲だ。

続いてはZero Project Z3の5人が再登場し「パワーフラッグ」を熱唱。王道な雰囲気の曲に、真っ直ぐな歌声とキレのあるダンスをのせて会場をさらに盛り上げる。

そして、Zero Projectチームのラストを飾ったのは、選抜の4人。先ほどの彼女たちのパフォーマンスとは打って変わって、力強くロックテイストな「イバラガールズ」を歌い、ファンと熱い時間を共有した。

選抜のあとには、戦乱のEmpressがステージ上に現れる。
先ほどのステージから、ワンマンでお披露目された新メンバーも登場する。衣装もカラフルなつなぎにチェンジし、1曲目に歌ったのは「戦乱!戦乱!私たち戦乱!」。ポップで自由なパフォーマンスに合わせ、会場のサイリウムも激しく揺れる。リーダー・栗山さとみのシャウトもカッコよく、ライブにぴったりな楽曲だ。戦乱のEmpressのラストは、「今世紀最高サイコ」。サビで何度もジャンプするパワフルな曲で、会場は熱狂に包まれる。コロコロと変わるメンバーの表情もキュート。最後は元気よく「良かったら覚えて帰ってください!」と挨拶をし、大きな拍手の中楽しげにステージを去って行った。

 

ラストはBABY-CRAYON~1361~「日本一を目指しています」

ここからは、BABY-CRAYON~1361~のステージ。1曲目に披露したのは、サビの振り付けが可愛くて覚えやすい「ケセラ・セラ・ヴィ」。
ファンも一緒になって踊り、楽しそうな雰囲気が伝わってくる。声援を送れないかわりに、ダンスやジャンプで曲を盛り上げるファンの姿も印象的な曲だった。

続く2曲目は、センター・桜木ことの高らかで伸びやかなソロから始まる「Todoke!」。強く背中を押してもらえるような、明るいアイドルソングだ。疾走感溢れるパフォーマンスで会場に爽やかな風を吹かせたかと思えば、次で早くも最後の一曲に。

「ORIGAMI 大感謝祭『宴 Vol.2』ラストの曲になります。みんなで、最後まで盛り上がっていきましょう」という早海美玖の言葉からスタートしたのは、「No Winner」。
パワーがみなぎる、ポジティブな楽曲だ。全員のパフォーマンス力と、表現力の高さに大きく心が揺さぶられる。様々なファンが集まる会場をBABY-CRAYON~1361~がひとつにし、ライブを華やかに締めくくった。

ライブ後には、感謝の言葉を述べた後「私たちBABY-CRAYON~1361~は日本一を目指しています。目標は、東京ドームに立つことです。私たちの所属しているORIGAMIは、本当に、本当に愛情深い良い事務所です。ここにいるすべての皆さんと、温かいこの場所を守っていけるように。そして、私たちが先頭を切り、大きな夢を叶えられるように。ぜひ、これからもORIGAMIとBABY-CRAYON~1361~の応援をよろしくお願いします」と、輝く瞳で真摯な思いを伝えた。

最初から最後まで、息つく暇のないライブは大盛況の中幕を閉じた。

 

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