2021年6月、アイドル事務所オフィスビットのプロデューサーであるサカイ氏から、メールが届いた。
そのメールには「推しごとさん、ちょっとお電話できますでしょうか?」 と、書かれていた。
いつも各担当のマネージャーさんと連絡を取っていたのでプロデューサーからの連絡に、「何事か!?」と思い慌てて電話をする。
サカイ氏「じつは、うちのSHIKASHIにドッキリを仕掛けたいと思いまして。SHIKASHIと言ったら、やっぱりドッキリじゃないですか!!」
推しごと(木村)「ドッキリですか!楽しそうですね!!(このプロデューサー、絶対NANONIの滝行の時と同じ悪い笑顔しながら電話している)」
という流れで、SHIKASHIドッキリ企画が決定した。
2022年4月2日 渋谷WOMBにて、NANONIのワンマンライブが開催された。満員、大盛り上がりで大成功を収めたこのライブ。ライブの最後に、メンバーにもシークレットであった動画が流れた。『NANONI 東名阪 ワンコインツ[…]
今回のドッキリは2段構成
今回のドッキリ企画は、推しごとの「新体制となるSHIKASHIへの取材」と言われ、何も知らずにノコノコと事務所に来たSHIKASHIが、8月27日のワンマンのチケットを150枚手書き作成させられる。という趣旨である。
さらに、「150枚のチケット作成けでは面白くない」というサイカイPの悪知恵により、さらなるチャレンジが追加される構成となっている。
チケット作成が終わり安心たところに、サカイPが登場し「ライブで使用するバックドロップも自分たちで作りましょう!」と追加ミッションが言い渡されるのだ。
だが、この2段構成のドッキリにより想定外の長時間となり、SHIKASHIのメンバーと仕掛け人全員がとんでもなく疲労する事となった。

取材と信じていたSHIKASHI
2022年6月8日 朝10:00からの取材のため(と騙されて)、メンバー5人(ヒナタヒナ、イロハレナ、ナントカナン、イノリエマ、メジルシキイロ)が事務所に集合する。
準備を整えたメンバーが揃い、10時から取材(のフリ)が始まる。
まずは、メンバーの集合写真だ。
「カッコよく決めていきましょう」と声をかける。
騙されていると知らず、しっかり決め顔をしてくれる。
正直心が痛む。いや、ワクワクして楽しい。

ポージングをしっかり決めたSHIKASHI
(左から)ナントカ ナン、メジルシ キイロ、イノリ エマ、ヒナタ ヒナ、イロハ レナ
続けて撮影していると、部屋の扉が突然開く。
悪魔のような男、サカイPが登場する。
「何をしてるんですか!取材じゃないよ!! ワンマンライブのチケットを作るんでしょ今日!! 8月にやるワンマンのチケットを作るんでしょ?」
と、集められた真の目的が明かされる。

サカイPの突然の登場に驚くSHIKASHI
何を言っているの理解できないSHIKASHIのメンバーだったが、イノリエマが今まで散々やられたドッキリだと理解をした瞬間に「あーーーー!!」と声をあげて崩れおちた。
ここからが、企画の本番となる。
この時の様子は下記のSHIKASHI公式ツイッターにて確認が可能だ。
🔥ドッキリ大成功🔥
ついさっき9時半に取材という事で
集まった新SHIKASHIメンバー\\それはサカイPのドッキリ//
SHIKASHIと言えば手書き❗️
という事で今回も
手書きしてもらいます🔥🔥今からその模様を生配信❗️❗️
悪戦苦闘するSHIKASHI観てください👊
視聴▼https://t.co/4Rjy5OxTM4 pic.twitter.com/8kYKUiEfqs
— SHIKASHI[公式] (@SHIKASHI_info) June 8, 2022
地獄のチケット作成
サイカイPから、本当の目的「8月27日のワンマンライブ(渋谷)のチケット150枚作成」を伝えられたSHIKASHIは、Youtube生配信をしながら作成をする事になる。
以前、CDジャケット2,000枚作成を経験しているSHKASHIにとっては、軽いドッキリである。
と、この場にいる全員が思っていた。
そのため、まだ楽しそうな顔をしているメンバーを見て欲しい。

マネージャーの一言が地獄の入口
チケットは、マネージャーのワタナベ氏が作成した白い台紙に書いていく事になる。
合計150枚、1人30枚を作成したら完了だ。1枚約5分と推測すると150分、長くても200分と推測できる。3時間ちょっとで完了するので、昼過ぎには終わる企画である。
だがここで、この企画が地獄になった一言がマネージャーの口から発せられる。
「台紙を寝ないで作ったから、1枚1枚丁寧に心を込めて作って欲しいです。」
大切なファンたちに買ってもらい、大事なワンマンライブに来てもらうチケットなので、当然の事である。何も間違っていない。
が、相手は真面目で期待に応えようとするSHIKASHIである。
それはそれは、丁寧に心を込めて1枚1枚、描いていく事になっていくのである。
仕掛け人側も、まさかこの全て終わるまで後9時間以上かかるなんて思ってもなかった。。。。

マネージャーの作った白いチケット台紙くSHIKASHI
上記の写真のホワイトボードの文字を見て欲しい。
描き始めようとしたところで、ヒナタヒナが「Supplies」とスペルが間違っている事に直前に気付く。このファインプレイにより、チケットは「Surprise」の正しいスペルで作成することができた。
ちなみに、8月27日のワンマンのタイトルとした「Surprise」は『新体制のSHIKASHIがお客さんに驚きを与えられるように』という意味が込められている。

メンバーそれぞれが、心を込め趣向を凝らしたチケットが、一枚一枚完成していく。
誰のチケットも、各々のカラーが出ているので見ていて飽きる事はない。


画伯が登場
1枚の完成するペースは想定よりもかかってしまい、気が付くと2時間30分が経過していた。
だが仕上がった枚数は、1人10枚ほどである。
ここで何故か、未来の猫型ロボット「ドラ〇もん」の絵の話になり、自らの絵に自信に満ち溢れる“画伯”が登場する。(ページ下部の動画 2時間37分~)
自信満々に描いた絵を我々に見せてくれた。 正直、ここまで自信を持てる画伯の度胸の強さが分からない。
そ絵を見たヒナタヒナが「ガチやばい」、イノリエマは今日一番の笑いをし、イロハレナは言葉を失った。
「本当に怖い」「夢に出てきそう」「寒気がする」「結構ヤバイです」「何、食べてるの?」「心配になってきた」「何か抱えてます」 と口々に感想がでる。
それでは、見て欲しい。
ドラえもん(?) と 狂気をはらんだ画伯の姿を。

たぶんこの絵のせいで気力と体力を奪われ、メンバーたちの集中力が切れてしまいペースが更に落ちる。
裏では時間との闘い
実はこの時点で、作業しているスタジオの使用可能時間の限界がある事が発覚する。
オフィスビットの別グループが使用する予約が入っていたのである。
スタッフ側は、2段ドッキリ企画なので焦りが出てくる。
だがSHIKASHI、そんな事は知らないので「頑張って終わるかなぁ?」と悠長な事を言っている。
最終的には、時間が来たら事務スペースで作業を行う事が秘密裏に決定し、問題をなんとか解決した。
そのため時間の焦りもなくなり、朝から何も食べず疲労困ぱいのメンバーたちのために食事休憩がされる事になった。

150枚を描き終えたら解放されると思っている、幸せそうなメンバー
休憩をはさみ、回復したメンバーたちは、作成のペースが上がってくる。
150枚の作成完了のゴールが見えてくる。


残りわずがになったところで、作業しているスタジオのタイムリミットが来てしまう。
事務スペースへ移動し、最後の気力をふり絞りなんとか、150枚を完成させた。





まだ終わらないドッキリ第2段
なんと、ここまで開始から7時間が経過していた。
150枚のチケットを完成させて、配信をずっと見ていてくれたファンに喜びを伝える。
その背後にサカイPが悪い顔をして立ち、「企画も達成ですか?」と、まるで配信の締めのような言葉を投げかける。
(動画 7時間26分~)

SHIKASHIの背後に忍び寄る悪魔のような笑顔のサカイP
なんと、勘の良いイロハレナが「嫌な予感がする」と何かを察する。動画を見てみると分かるが、サカイPが登場した時点から表情が曇っていた。
素晴らしいカンの持ち主である。そのカンは大正解!!
嫌な予感的中
サカイPが「お前ら、これで終わりだと思ってるのかっ~~!!ワハハハハっ♪」と演技と本当に楽しい気持ちの混じった笑いをあげる。

楽しくないサプライズをされたメンバー
無地のバックドロップと筆などをを取り出すサカイPから発表がされる。
「ワンマンライブの、バックドロップを手描きしてもらいまーーーす!」
まだ、洗礼を浴びておらず良く状況が分からないが、なぜか笑うメジルシキイロ。
過去のドッキリを思い出し危機を感じ、状況把握をするために立ち上がるイノリエマ。
色々察して、全てを諦めた、ヒナタヒナ。
本当にイヤそうな顔をしているイロハレナ。
先輩メンバーたちの不穏な空気に、何かを感じるナントカナン。
もう、笑うしかしないメンバーから「今から?」「本当に?」「ガチやば~い」と口々に、感想と言う名の文句が出る。
それに対し「これで終わりだと思う?? こんな一瞬で終わるような(気がしていた)企画」と台本通りに返すサカイP。
机を叩きながらヒナタ ヒナが「な、な、じ、か、ん!」と猛抗議する。
その姿を横目に、必要な道具をドンドン机の上に運ぶサカイPの姿に観念したイノリエマが「やろう!」と立ち上がる。その横で、謎に終始楽しそうにしているメジルシキイロが印象的だ。
生配信をずっと見ていたファンからも「お疲れ様でしたを返して。サカイ」「マジで何なんの!このプロデューサー!!」と非難(賞賛)のコメントが相次ぐ。
バックドロップ制作開始
心を「早く終わらせて帰ろうモード」にしたSHIKASHIは、一致団結してバックドロップの作成へと入る。
まずは、バックドロップを吊るす時に紐を通す穴とハトメの装着をする。
が、なかなか上手に取りつけれず悪戦苦闘する。

試行錯誤をしながら徐々にコツをつかんでいく
数か所にハトメを装着したところで、完全にマスターし交代交代でハトメの装着し終えた。
ここからがメインの作業となる。
メンバーがそれぞれ、一文字ずつ書き込んでいく。

それぞれの文字の担当は下記の通りとなっている。
推しの担当した文字を現場で感想を伝えてあげて欲しい。
S・・・イノリ エマ
u・・・メジルシ キイロ
r・・・メジルシ キイロ
p・・・ナントカ ナン
r・・・イノリ エマ
i・・・ナントカ ナン
s・・・イロハ レナ
e・・・ヒナタ ヒナ
その後も、黙々と作業が続いていく。

最後に、それぞれのサインを入れて完成となった。
記念撮影をした直後、ドッキリに疑い深くなったイロハレナは、「本当に終わり って言って欲しい」と心からの願望をスタッフにする。
さすがに、某プロデューサーのように悪魔でないスタッフは「本当に終わりです」と伝えこのドッキリ企画は無事終了となった
この姿を見て気になった人は、ぜひ新生SHIKASHIのワンマンライブを観に行って欲しい。

8月27日(土) 渋谷 チェルシーホテル
19時 開場 / 19時30分 開演
手描きチケットは手売り販売予定



