2021年11月、17LIVE(ワンセブンライブ)にて開催された「地上波CM出演選手権 Powered by 推しごと」。見事CM出演権を獲得したライバーのAyaneに、配信を始めた理由や活動にかける思いについて聞いてみた。
ツインボーカルユニットでも活動中
推:まずは自己紹介からお願いします!
アーティスト活動をしております、「こなもん」ことAyaneです!
推:こなもん、というのは……?
アーティスト名は「Ayane」なんですけど、数年前からあだ名で「こなもん」って呼ばれてます(笑)
推:なるほど。趣味や特技はなにかありますか?
お仕事と一緒になってはくるんですけど、曲作りは好きです。
あとはなんだろうな〜でも食べるのが幸せです! ずっと食べてますね。1日5食くらい食べてます(笑)
推:ライバーとして活動される前は、なにか人前に出るような活動をされてたんですか?
高校生の時に曲を作り始めて、オーディションとかを受けたりし始めました。もともと新潟出身なんですけど、上京をきっかけに、配信を始めるまではライブをしたり、声優の養成所に通ったりしてました。
推:ライブ配信を始めようと思ったきっかけはなんだったんですか?
「19Monster」っていうツインボーカルユニットをやってるんですけど、その相方のRisaに「向いてるんじゃない?」ってすすめられて。
その前、違うアプリで配信をやってたんですけど、まだ配信自体がそんなに広まってない時で。
だからそんなに人が来てくれないんじゃないかって不安があったので、やりたくないって言ってたんですけど、流れでやることになりました(笑)
活動のためになるなら、ユニットのためになるならって思って始めました。
推:なるほど。ボーカルユニットでの活動は、配信を始める前からされてたんですね。
そうですね。19Monsterでの活動は今年で5年目で、17LIVEさんは4年目です。
元気になってもらえる配信を
推:実際に配信を始めて、なにか気づいたことや、やってよかったなと思ったことはありましたか?
いっぱいあると思います! 配信自体をやる前は、ライブか路上がメインだったんですけど、それがネット上になったことで、ものすごい数の人に見ていただいたりして、人の目に触れることがすごく増えたことが嬉しかったです。
あと、会場でイベントをする時は、来れる来れないがあると思うんですけど、配信だと毎日やっていれば来てくれる方も増えて。
毎日顔合わせてれば家族よりも話すようになるので、仲間というか、家族みたいな空気感になっていきますね。これは配信やらないと感じられないなって思いました。
イベントがあったりすると、結束力が生まれたり。部活してるような感覚というか、中学・高校時代を思い出しました。またオーディションとも違う感覚を、毎日感じてますね。もう自分の居場所になってます。
推:なるほど。そんな仲間のようなファンの方々と接する時に、Ayaneさんが気をつけていることや大切にしていることはありますか?
人対人なので、言葉には気をつけています。
あとはやっぱり、自分が配信を4年間毎日やってる意味って、たぶん歌を通してやりたかったことと一緒。
元気になってもらえれば、前を向いてもらえればって思っていて。なのでそういう配信にしたいなっていうのはいつも心がけてます。
配信に来てくれた人がちょっとでもハッピーな気持ちになって、明日を生きていけるようになってくれたらいいなって思ってます。
「推しは推せる時に推せ!」
推:今だから言えるエピソードや、活動の裏話はありますか?
うーん、なんだろう……結構なにか起こったらすぐ言っちゃうんですよね、私(笑)
推:そうなんですね(笑)やっぱり配信ってハプニングが起こったりするんですか?
毎日違う人と顔合わせるので、そういうこともありますね。
裏話ではないかもしれないんですけど、自分自身のオリジナル曲が、表に出してるもので6、7曲ありまして。なんですけど、曲作りは趣味なので、100曲はストックがあるっていうのはまだ言ったことないです!
推:ストックが100曲ですか!
そうなんです。これから形にしていきたいなって思ってます。
推:これまでの活動のなかで、特に思い出に残っていることはなんですか?
今パッと浮かんだものでいうと、私今年の6月にアイドルを卒業していて。アイドル活動を3年間やったんですけど、コロナもあり、なかなかライブができず、やっと卒業ライブを開催できたんです。その時に、いろんな地方の方も来てくださったんですね。
卒業ライブ自体も思い出に残ってるんですけど、MCのなかでちょっと泣いてしまって。というのも、嬉しい感情はもちろん、悔しかった感情もすごくあったんですね。
ほんとに推しの命って短いんですよ。私はオタクもやって、アイドルにもなって、どっちも経験してるから思ったことでもあるんですけど、アイドルがステージの上で輝いてる瞬間って人生のなかですごく短くて。
だから、みんながちょっと気になってたり、応援したいなって思った子に関しては、死ぬ気で応援しろ!っていうか、ほんとに推しは推せる時に推してあげてくれっていうのを、その時に泣きながら言ったんですね。
自分の言葉なんですけど、MCのために考えてきたことではなくて、そのライブでポロって出てきた言葉が、今でも心に残ってて。このことは、これからもみんなに伝えていきたいなって思ってます。
推:確かにそうですよね。アイドルさんたち、ほんとにすぐいなくなってしまうなって思います。
そうなんですよ。推す子ほど辞めていく現象が、結構私はあって。「推しは推せる時に推せ」って、よく聞く言葉だから軽く聞こえちゃうかもしれないんですけど、アイドルもファンも、どっちもほんとに悔いのないようにしてほしいって思います。
推:Ayaneさんの思う、自分のセールスポイントを教えてください!
推:配信では、歌を歌ったりされてるんですか?
一応「歌ライバー」としてやってるので、配信では歌がメインです。音楽バッジっていうのがあるので、それをつけてますね。なので、初めての方にはぜひリクエストをしてほしいです!
推:リクエストしたら、自分の好きな曲を歌ってもらえるんですか?
挑戦します! おしりかじり虫でも挑戦します(笑)演歌でも歌いますよ。
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