「アフィリア15周年記念ワンマンライブ」現役メンバーと歴代メンバーが集まった超豪華なライブをレポート

2008年、カフェ＆レストラン「アフィリア・グループ」から誕生したアイドルユニット「アフィリア・サーガ・イースト」。
2013年に「アフィリア・サーガ」、2017年に現在の「純情のアフィリア」と二度の改名を経て、今年でデビュー15周年目を迎えた。

推しごとでも幾度となく特集してきたアフィリアだが、今回、デビュー15周年を記念して歴代メンバーが集合する大型ライブを開催。アフィリアの歴史に残る超豪華イベントに、大勢のファンが駆け付けた。

ココでしか見れないライブ画像ギャラリーは2ページ目に掲載！！

アフィリア15周年記念ワンマンライブ

まず登場したのは、純情のアフィリア現役・OGメンバー。お馴染みのアフィリア制服を見にまとい、披露したのは『はじめてのSEASON』と『この世界に魔法なんてないよ』。安定感抜群のパフォーマンスで会場を盛り上げる。

MCを挟み、3曲目は「Sing a World～キミがくれた魔法～」。色々な制限がある中で実施した一昨年のツアー表題曲だが、本日は声出しOKということでファンからは大きな歓声が上がっていた。

大人気曲『ニーハイ・エゴイスト』を披露

続いて、アフィリア・サーガ・イースト歴代メンバーが元気いっぱいに登場。『ルミナスの泉』『放課後ロマンス』と、アフィリア・サーガ・イーストらしいキュートな萌え系ソングを熱唱。

それぞれが懐かしの自己紹介でファンを沸かせると、アフィリア至上1,2を争う大人気曲『ニーハイ・エゴイスト』でさらにボルテージを高めていく。そして『禁断無敵のだーりん』『SURVIVE!!』を連続で歌い踊り、ブランクを感じさせない全力のパフォーマンスでアフィリア・サーガへとバトンを繋いだ。

アフィリア・サーガが登場

3組目に登場したアフィリア・サーガは『S・M・L☆』『ネプテューヌ☆サガして』を可愛く披露。その後、ユニークな群舞が印象的な『Embrace Blade』や『マジカル☆エクスプレス☆ジャーニー』でファンを惹きつけ、5曲目は『Lost In The Sky』を熱唱した。畳みかけるような人気曲の連続に、会場は熱気の渦に巻き込まれる。色とりどりのサイリウムが輝き、歴代メンバーたちの勇姿を照らしていた。

アフィリア・サーガのラストは『魔法のチョコレート伝説』。甘々キュートなパフォーマンスでOGステージを締めくくった。

MCでは、「メンバーは変わりながらですが、15年続くアイドルってなかなかいないですよね」「純情のアフィリアメンバーが歌い続けてくれているから、こうして私たちも出演できるわけだよね」など、感慨深げに語るOGメンバー。さらに、彼女たちの久々の制服姿に、ファンからの「まわって」コールが。代表でルイズが客席に向かってくるりと回って見せ、会場は大きな拍手に包まれた。

現役メンバーが登場

そしてライブは後半戦へ。最新シングルの衣装に着替えた純情のアフィリア現役メンバーが登場し、1曲目は『奇跡と魔法のクロニクル』を披露。
2曲目は疾走感のあるロックテイストな楽曲『それだけが、生きる意味なんだ』、3曲目はアニメ主題歌としても話題になった『究極アンバランス！』を歌い踊る。現役メンバーらしい、フレッシュなパフォーマンスが続く。

4曲目はポップでちょっぴり妖艶なダンスミュージック『Like? or Love?』、5曲目は最新曲『この盾に、隠れます。』を熱唱。息つく暇もないノンストップのライブステージで、会場の盛り上がりは最高潮に。

6曲目は、純情のアフィリアのキュートな魅力がたっぷり詰まった『LIMITLESS』。ラストは大人気曲『Go My Love』を元気いっぱいに歌い、怒涛のライブ本編が幕を閉じた。
その後のMCでは、なんと新メンバーの初お披露目が。14期として加入する皐月ユナは「中国語と韓国語が得意です。一生懸命頑張りますのでよろしくお願いいたします」、もう一名の楠本コトリは「ガンプラ制作が大好きで、射撃が得意です。よろしくお願いします！」とコメント。初々しい笑顔を見せる2人を、現役メンバーも、ファンも温かい目で見守っていた。

アンコールで全メンバーが登場

広い会場に響き渡る盛大なアンコールに応え、本日出演した全メンバーが登場。
アンコール1曲目は『My White Ribbon』。総勢28名が魅せる美しく可憐なパフォーマンスに、会場中の熱視線が集まった。

アンコールのラストを飾ったのは、メンバーひとりひとりが自由に歌う『飛行実習～Learn To Fly～』。金テープが舞い上がり、ステージを華々しく彩る。現役メンバー、OGメンバー、全員の清々しい表情がアフィリアの素晴らしさを物語っているようだった。

最後に、各ユニットの代表者からコメントがされる。
アフィリア・サーガ・イースト「ルイズ」
「やっぱりここまで続いたのは、応援してくださっている先輩方のおかげだなと思います。今日は本当に楽しかったので、これからもこの楽しさを更新していってほしいなと思います」

アフィリア・サーガ「マホ」
「どのグループも、どのメンバーも大好きで、そして先輩たちのことも本当に本当に大好きで、今日この日を迎えられたのが本当に嬉しいです。20周年もやりましょう！」

純情のアフィリア「渚カオリ」
「今日、この楽しかった気持ちを未来に繋いでいけるようなライブになったんじゃないかなと思います。今日久々に足を運んでくださった皆さん、いつも応援してくださる皆さん、配信で見てくれている皆さん。もっとキラキラしたステージに、皆さんと一緒に行けるように頑張るので、これからも私たちのそばでアフィリアの物語を見ていてください」

それぞれの想いが伝えられ、客席からは今日一番の大きな拍手が送られた。メンバーとファンが一丸となって歩んできた、15年間の軌跡。20周年、30周年に向けて、アフィリアはまた大きな一歩を踏み出した。

テキスト：渡辺ありさ
撮影：矢沢隆則