【ライブレポ】「わーすた夏恋ツアー2024」で5つのサプライズ発表! 10周年ライブはLINE CUBE SHIBUYAにて開催決定

わーすた

今年の夏はブラジル遠征、フェス出演、ニューシングルの発売など大忙しだった彼女たち。中でも、8月よりスタートした全国ライブツアー「わーすた夏恋ツアー2024」では、神奈川、広島、福岡、大阪など、約2ヶ月間で全国9都市を巡る怒涛のスケジュールを駆け抜けた。
ツアーファイナルとなる10都市目は、東京・神田スクエアホール。“わーすたの夏”の集大成を見届けようと、会場には全国津々浦々から多くのファンが訪れた。

今のわーすたを楽しめるようにと、近年リリースされた楽曲だけで構成されていた、B公演のライブをレポートする。

テキスト:渡辺ありさ

わーすた夏恋ツアー2024

オーバーチュアから熱気たっぷりのコールが響き渡る会場。颯爽と登場したメンバーたちが披露した1曲目は、8月にリリースされた新曲『夏恋ジレンマ』。もう一度夏を思い出させてくれるような、フレッシュで爽やかな楽曲だ。
2曲目『サンデー・サンシャイン』、3曲目『メロメロ!ラヴロック』と、スタートよりパワフルすぎるステージが続く。

その後の自己紹介MCでは、小玉梨々華が本ツアーについて「どこの地方に行ってもライブがめっちゃ楽しかったし、ご飯も人もすごくおいしくて」という天然発言をかまし、メンバーから総ツッコミを受ける場面も見られた。

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4曲目はキュートな振り付けが印象的な『すまん、犬。』。そして、メンバーたちのゆるい会話で構成される『べちょべちょパンケーキ? feat.そこの君。a.k.a.ヲタ』を続けて披露。パンケーキのようなフリスビーを客席に投げる演出も。

6曲目は、松田美里と三品瑠香が『きゅんビート』をデュエット。ファンクな楽曲をアイドルらしくポップに歌い上げる。後半戦に入る前に、メンバーは一旦ステージから退場。わーすたの人気曲を詰め込んだDJタイムが始まり、ファンのワクワクも高まっていく。

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ツアー衣装で登場

そして、ふわふわでゆめかわいいツアー衣装に身を包み、元気いっぱいにステージへ飛び込んできたメンバーたち。
7曲目に歌ったのは、三品の伸びやかなソロパートから始まる『ミライバルダンス』。『The World Standard Dancing Club』を熱唱し、アップテンポなノリのいい楽曲で会場を盛大に沸かした。
MCでは、廣川奈々聖が「もう後半戦でちょっと休憩したいので、ここからは皆さん一緒にティータイムをしていきましょう」とコメントし『きみと tea for two♡』を披露。甘くとろけるようなパフォーマンスで、大勢のファンを魅了した。

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10曲目は廣川と小玉のデュエットで『オーダーメイドとレディーメイド』を披露。可愛い雰囲気でありながらも、ちょっぴり大人な表情を見せる二人に心を揺さぶられる。
再びメンバー全員が集合し『Never Ending The World』、『グレープフルーツムーン』と、4人の歌唱力の高さが際立つ楽曲を展開。4色のペンライトが輝き、ステージを鮮やかに照らし出していた。

ここで小玉が「このツアーを通して、もっともっとわーすたに夢中になってほしいなという気持ちを込めて……」と語り、13曲目にはライブの定番曲『えいきゅーむちゅーでこうしんちゅっ!♡』を披露。可愛すぎるパフォーマンスで、ラストスパートを盛り上げる。
ステージと客席のボルテージはさらに高まっていき、大人気曲『マッシュ・ド・アート』を熱唱。そして、ライブ本編ラストは『清濁あわせていただくにゃー』。
一瞬の隙も見せない完璧なパフォーマンスでファンを引っ張り、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。

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アンコールでサプライズ発表

盛大なアンコールを受け、グッズのTシャツをアレンジした衣装に着替えたメンバーたちが再登場。
ファンとの記念写真撮影を終えると「ちょっといきなりなんですけど、お知らせを持ってきました」と宣言。まずひとつ目が、10周年記念写真集の発売。2つ目は12月31日に行われる「わーしっぷ大感謝祭」。3つ目は「わーしっぷ大感謝祭」と同じく12月31日に行われる初のカウントダウンライブ。4つ目が、わーしっぷ限定の遠足イベント。そして5つ目が、ファン待望の「わーすた10周年ライブ」。

10周年ライブはLINE CUBE SHIBUYAで行われるということで、廣川は「LINE CUBE SHIBUYAは、私たちの結成5周年ライブのときに一度立った場所なのですが、そのときはね、コロナで無観客になってしまいました。新体制になって、こんな大きい場所に挑戦できることが本当に嬉しいなって思いますし、当時ファンだった人はもちろん、新しくファンになってくれたみんなにも絶対観にきてほしい。絶対にいい景色を見せますので、よろしくお願いします」と涙を堪えながら語った。

そんな廣川をフォローするように、三品は「私たちはもうすぐ10年ということで、長い歴史をみんなと一緒に大切に刻んでこられたなと思っています。本当に皆さんのおかげです。長いことやっていると(ファンが)いなくなったり、知らない人がいたりとか、時の流れをすごく感じるんですけど。それでもね、私たちが人の前でライブができているっていうのは幸せなことだって、毎度毎度、噛みしめながら歌わせていただいております」とコメント。メンバーを代表して、ファンに感謝の気持ちを伝えた。

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メンバーが思いの丈を伝えたあとは、お待ちかねのアンコールライブがスタート。
アンコール1曲目は「大人な猫も見ていただきたい」ということで、『TOXICATS』を披露。その言葉通り、妖艶なパフォーマンスでファンを楽曲の世界観に引き込んだ。
続いては『春花火』を切なく歌い上げ、広い会場全体を優しく包み込む。そして、いよいよ本ツアーのラストソングへ。

アンコールラストの曲は、ロックテイストでパワフルな沸き曲『萌ってかエモ』を全力で熱唱。力強い歌声とキレ味抜群のダンスパフォーマンス、そして観客の熱狂が相まって、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。

過去最大の10都市ツアーを締めくくり、一回りも二回りも大きく成長したわーすた。10周年に向けてどんどん勢いを増す彼女たちを、こちらも全速力で追いかけよう。

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セットリスト

  1. 夏恋ジレンマ
  2. サンデー・サンシャイン
  3. メロメロ!ラヴロック
  4. すまん、犬。
  5. べちょべちょパンケーキ? feat.そこの君。a.k.a.ヲタ
  6. きゅんビート
  7. ミライバルダンス
  8. The World Standard Dancing Club
  9. きみと tea for two♡
  10. オーダーメイドとレディーメイド
  11. Never Ending The World
  12. グレープフルーツムーン
  13. えいきゅーむちゅーでこうしんちゅっ!♡
  14. マッシュ・ド・アート
  15. 清濁あわせていただくにゃー
  16. ――アンコール――

  17. TOXICATS
  18. 春花火
  19. 萌ってかエモ
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