2026年4月3日(金)、結成から3カ月にして、なんとフルセットのバンド編成でファーストワンマンライブを敢行した「I’Rink」。
チケット完売、全編バンドセット、そして新章への加速。五反田BLAZEが揺れたI’Rink初単独公演は、まさに怒涛の展開であった。
フロア全体が沸いた全14曲。この日でサポートメンバーであった三葉みゆと夏川みずきの2名が卒業。新メンバー・西浜なぎのお披露目や今秋の次なるワンマン発表など、新たなステップを踏み出したワンマン「First Link」をお届けする。
テキスト:川西わたる
撮影:ケン木村
I’Rink 1st One Man Live 〜First Link〜
超満員に膨れ上がった新しいライブハウス「GOTANDA BLAZE」は開演前から熱気に満ちていた。「ファーストワンマン」×「バンドセット」×「サポートメンバー2名の卒業」×「新加入メンバーお披露目」という晴れ舞台だけに、期待値が高まるのも当然の成り行き。目標としていた前売りチケット完売も見事に達成し、この日を迎えた!
まず、オープニングアクトとして飛び出してきたのは、デビューしたばかりの妹分「Anluce♡Sugar」。I’Rinkメンバーが振り付けしたという曲も含めて元気いっぱいのパフォーマンスでフロアを温めてくれた。

I’Rink バンドワンマンがスタート

ギター、ベース、ドラム、キーボードと4ピースのバンドメンバーがスタンバイし、いよいよファーストワンマンがオープニングSEからスタート。6人が手にするマイクには、メンバーカラーの特別な装飾があしらわれ、華を添える。
1曲目は、“チケットがソールドアウトしたら髪をピンクに染める”という公約を果たして気合満点のこはねの歌い出しで始まる『シンデレラストーリー』。色とりどりのペンライトが揺れる中、早くもボルテージが急上昇。

歌い終えたところでメンバー6人が自己紹介。続けての2曲はお待ちかねの撮影可能曲であることを知らせると、慌ててスマホを取り出すファンが多数。シンセティックサウンドでリズムを牽引する『見つけて見つめて!!』、おもちゃ箱のように可愛くて楽しいポップソング『トイラブスイッチ』と魅力たっぷりにパフォーマンス。
直後のMCでは、ファン名を「きゅーぴっと」に決めたことを発表。リーダーの桜みりんは「愛をつなぐのがコンセプトの私たちI’Rinkだから、ファンの方の呼称は、もうこれしかないと思って決めました!」と説明。これからも一緒に愛をつないでいってほしいと、その名前に込めた思いを述べた。

次のブロックは、グループの前身となるiSPY時代の楽曲で、三葉みゆが作詞した『STAGE!!』『夏色ラムネ』を連続披露。
選曲したのはiSPYから残留して、これまでサポートメンバーとして後輩たちをリードしてきてくれた、三葉みゆと夏川みずきの2名で、『STAGE!!』はiSPYの原点となる初音源の楽曲、『夏色ラムネ』は夏川が振り付けした、コールもしやすいノリのいい曲ということでチョイスしたそうだ。途中、ステージからメンバーが交互にサインボールを投げ入れるサプライズもあって、これはファンも大盛り上がりの演出となった。

下りてきたスクリーンに、卒業する三葉みゆ、夏川みずきの思い出映像が投影されると後半パートへ突入だ。
分厚いバンドサウンドが映える『君について』はちょっぴり切ないエモ系ナンバー。最後の決めポーズでは三葉と夏川を中心に全員がぎゅっと集まって、現体制最後のステージを噛み締めるような熱いシーンも見られた。ソロのピアノサウンドで静かに始まる『ピアノ→パノラマ』では、三葉が「今までたくさんの思い出を、本当に本当にありがとうございました!」と感謝を込めて伝える。
「みんな飛ぶ準備できてますか〜? みんなの全力そんなもんじゃないですよね?」と日南りりの煽りでiSPY時代の楽曲から『Straight Signal』を。これは事前にSNSで呼びかけ、ファンからの投票で1位に選ばれた人気曲。

クライマックスを前に、ここまで熱い演奏を繰り広げた4名のバンドメンバーを紹介。それぞれがソロ演奏で自らをアピールで応えてくれた…。そのまま、重厚なベースラインとシンセサウンドにぞくっと鳥肌が立つ、ダークなロックナンバー『決意の虹』で雰囲気を変える。
さらにイントロでクラップを煽りつつスタートした『青春Shower』では、メンバーに合わせてサビでのジャンプ&横移動がフロア全体に発生! 興奮は完全にピークへと達する。最後は、ピアノのアルペジオに続いて、配信リリースがスタートしたばかりの『LinkRing』に。
「これが最後の曲です! みんなでリンクしてひとつになりましょう!」日南が叫び、歓喜のエンディングを迎える。

熱烈なアンコールが鳴り止まない
ここで本編は終了となるが、記念すべきファーストワンマンだけに、アンコールが鳴り止まない。再びバンドが登場すると、ピアノ演奏から、Sチケット特典のオリジナルTシャツを着た6人が再登場。
こはねのソロ歌い出しで『シンデレラストーリー』を2度目の披露。フロアの熱量もレベルアップだ!

I’Rinkから4つの発表タイム。
①3曲をサブスク解禁
②『君について』のMVを公開
③新メンバー「西浜なぎ(マリンブルー担当)」加入
④今秋ワンマンライブを渋谷某所にて開催
と嬉しいニュースがテンコ盛り状態。西浜はこの日のライブにも来場しており、ステージ上から挨拶も行った。
フィナーレは『青春Shower』『君について』の再パフォーマンス。メンバーもオーディエンスも悔いが残らないよう、全力を振り絞って歌い、踊った。さあここから、I’Rinkの第2章がスタートする!

無事にファーストワンマンを終えた6人から、満員のファンにメッセージが送られた。
こはね
「ここまで来るのに、iSPYの歴史があったり、メンバーそれぞれの活動があったり、みんなも私たちに会うまでの人生があったり。でもこうやってリンクして、きゅーぴっとになってくれました。愛をつないで、これから一緒に幸せになりましょう!」
白石るりか
「たった3カ月でこうやってワンマンでイヤモニまでつけてバンドでライブできるなんて思ってもみなかったです。アイドル経験も少なくて、受け入れてもらえるのかが心配でしたが、温かいメンバー、スタッフさん、ファンの方に支えられて幸せです!」
日南りり
「iSPYの活動が終わって、みりんちゃんとI’Rinkを立ち上げて、楽しいことばかりじゃなくて辛いこともあったけど、それ以上にみんなが優しくて、幸せなことが多かったです。この6人でのI’Rinkは最後ですが、これからも前進していきますので見守ってください!」
三葉みゆ
「iSPYの初期メンバーとして活動してきて、もう悔いはないって思ってたんですけど、みりんちゃんとりりちゃんから“サポートメンバーとして残ってほしい”と頼まれて、2人のために何か役に立てるなら、と思ってやってきました。残る4人となぎちゃんも加えて、いい子でポテンシャルも高いので、これからも応援してあげてください!」
夏川みずき
「私は、iSPYからアイドル人生がスタートしました。一度は卒業して就職した身なのですが、iSPYの終盤からサポートメンバーとして復帰させてもらいました。その後は、I’Rinkのみんなが幸せに活動できる環境を作ってあげよう動いていたんですが、いつの間にか私も一員になったつもりで楽しんでいました。今日でアイドル人生は終わるんですけど、これからのI’Rinkも応援よろしくお願いします!」
桜みりん
「りりちゃんと、このグループを立ち上げるとき、一切の迷いはなかったです。先輩メンバー、スタッフさん、ファンのみなさんにたくさんの愛をいただいたので、今度はみなさんに恩返ししたいし、ここで終わらせたくないなと思ったんです。2人がいなくなってしまうのは寂しいし不安だけど、先輩にいろんなことを教えていただいてきたので、甘えていられないです。I’Rinkはここからです。全力で走っていきますのでこれからもよろしくお願いします!」

セットリスト
- シンデレラストーリー
- 見つけて見つめて!!
- トイラブスイッチ
- STAGE!!(iSPY)
- 夏色ラムネ(iSPY)
- 君について
- ピアノ→パノラマ
- Straight Signal(iSPY)
- 決意の虹
- 青春Shower
- LinkRing
- シンデレラストーリー
- 青春Shower
- 君について
――アンコール――

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