12月12日(日)豊洲PITにて「『天まで届け!竹の子収穫ツアー』9歩目 ファイナル」が開催された。
その模様を、撮りおろし写真と共にレポートをお届けする
Appare!「天まで届け!竹の子収穫ツアー」
2022年夏、日比谷野外音楽堂でワンマンライブを行うという大きな目標を掲げ、今年8月より精力的にライブ活動を行ってきたAppare!。その一環として10月からスタートしたのが、全国5都市を巡る「天まで届け!竹の子収穫ツアー」だ。ツアーは東京・新宿BLAZEから始まり、福岡、大阪、愛知、宮城を巡って、再び東京の地に舞い戻ってきた。数々の有名アーティストがライブを行ってきた豊洲PITに、全国各地で“収穫”した「竹の子」たちが集結。大勢の観客に見守られながら、Appare!のツアーファイナルは幕を開けた。
ライブ前のオープニングVTRでは、ポップなアニメーションとともに各ツアーの様子が映し出される。そして、カラフルなバルーンで彩られた可愛らしいステージにメンバーが登場。盛大な拍手に包まれながら、1曲目はツアーの表題曲『スカイラインファンファーレ!』を熱唱した。曲名の通り、飛行機をイメージした振り付けや、サビの「上昇気流!上昇気流!」という歌詞が印象的な楽曲。続けてユニークでキャッチ―な『えいりあんず・えいりあんず』や、『キミだけのワンダーランド』『アイネクライネ幼き恋だね』『虹をかけろ!』など、開始からAppare!の人気曲を惜しげもなく披露。
息つく暇もない激しいパフォーマンスをノンストップで見せつけた。
ツアーを通して「竹の子くん」も急成長
最初のMCは自己紹介からスタート。勢い余って噛んでしまった永堀ゆめを他のメンバーがイジったり、朝比奈れいが「私事ですが、今日はお兄ちゃんの誕生日なんです」と話し会場から拍手が起こるなど、Appare!らしい和気あいあいとしたムードに癒される。
その後、ステージ中央に鎮座するカラフルなオブジェ「竹の子くん」の話題に。この竹の子くんは、「ツアーを通して何か新しい試みができないか?」というメンバーの提案により制作。各地でファン=竹の子を収穫するたびに、竹の子くんがどんどん大きくなっていく仕組みだ。最初はメンバーの背丈よりも小さかった竹の子くんだが、いつの間にか2mを超える巨大・竹の子くんに成長。竹の子くんとの記念撮影を終えると、早速次の曲へ。6曲目は『パヤパヤ』」、7曲目は『Girls Be Funky!』と、キュートな曲が続く。8曲目はYunomiが作詞作曲を手掛けた『ギミギミダーリン』を披露。オシャレでポップなサウンドと、胸キュンな歌詞に心も躍る。そして、この季節にぴったりな『ホットラブウィンター』に、『パレリラパレリラ』、Appare!の代表曲ともいえる『カラフルミラクルディスカバリー』を全力で歌いきり、会場の盛り上がりも最高潮に。
後半戦はさらに激しい楽曲を立て続けに披露
あれだけ激しいパフォーマンスを終えた後でも、全く疲れを見せないメンバーたち。MCではツアーを振り返り、「楽しかったね」「色んなところに行ったね」と感慨深げに語った。
中でも、橋本あみが「初めて会いに来てくれた人とか、『こっちまで来てくれてありがとう』と言ってくれた人がいて、すごく嬉しかったんだよなぁ~」と “ゆるい”コメントで会場の笑いを誘っていた。また、全国ツアーをきっかけに地方から遠征してきたファンがどれくらいいるかを尋ねると、多くの人が挙手。それを見たメンバーたちは、驚きと喜びをあらわにした。
七瀬れあは「7人で地方に行けたからこそ出会えた人達もいるし、そしてここ東京に無事帰って来られて本当に良かったです。ツアーを通じて本当に良い思い出がたくさんできたよね」とコメント。さらに、朝比奈はオープニングのVTRで泣きそうになったことを暴露し、メンバーとファンからの共感を集めていた。
ツアーの思い出が凝縮されたオープニングのVTR
ツアーの思い出が凝縮されたオープニングのVTR
そして、ついに後半戦に突入したライブ。
藍井すずが持ち前の力強い煽りで会場を盛り上げ、「一緒に最高の思い出作りましょう!」という掛け声とともに、『原宿サニーデイ』を披露。メロディに身体をゆだねたくなるダンスミュージックである。13曲目『天晴レペゼン』からは、『あっぱれ!正攻法』『アッパライナ』など、それまでと打って変わって激しいロックテイストな楽曲を続けて熱唱。ムービングライトや、赤の照明でメンバーのシルエットを映し出す演出が、より一層曲を盛り上げる。ソロパートも多く、メンバーの伸びやかな歌声が会場を包み込んだ。

ラストは、疾走感のある王道アイドルソング『ファイヤースター』。サビでは永掘がセンターで可愛くポージングを決める。メンバーは一瞬も気を抜くことなく全力のパフォーマンスを見せ、大盛況のうちにライブ本編は終了。メンバーたちはファンに感謝の言葉を述べ、ステージを去って行った。
アンコールでは未発表の新曲も
盛大なクラップに包まれる会場。すると、Tシャツとパニエに着替えたメンバーがステージにあらわれ、初公開の新曲『フレフレ・ヒーロー』を披露。続いて『アッパレルヤ!!』を歌い、会場をさらに盛り上げた。
MCではアンコール1曲目で発表した新曲について触れ、初見ながらしっかりノッていたファンたちに対し「この曲もう知ってたでしょ?」とツッコミを入れる場面も。新曲は、タイトルの通り頑張る人への応援歌になっており、ポジティブな歌詞や応援団のような振り付けにも注目だ。
Appare!から重大告知
ここで、Appare!から重大告知が。スクリーンに次々と内容が映し出され、2ndアルバム発売や、日本テレビ『夜バゲット』の1月度エンディング曲を担当することなどが発表され、「これからのAppare!にぜひ期待しててください」と告知を締めくくった。
そして朝比奈は「来年の夏、日比谷野外音楽堂でワンマンライブをしたいという目標を掲げて作り上げてきた今回のツアーですが、みんなのおかげでAppare!の輪が広がったんじゃないかなと思います」とコメント。日比谷野外音楽堂への熱い思いも語り、「この7人と、ファンのみんなで、来年の夏に日比谷野外音楽堂でライブをできたらと思うんですが…皆さん、応援してくれますか?」と会場に呼びかけると、大きな拍手が。
そんなあたたかいファンへ「感謝を届けたい」と歌ったのは、『約束の続き』。メンバーのアカペラから始まり、7人の美しい歌声が豊洲PITに響き渡った。アンコールのラストは、このツアーを駆け抜けてきた『スカイラインファンファーレ!』で締めくくる。
7色の紙テープが降り注ぐ中、1回目よりもさらに熱のこもったパフォーマンスを見せ、ファンも全身全霊で楽しんでいた。2ヶ月間にわたるツアーを完走したメンバーたちは、清々しい表情で「これからもがむしゃらに全力で頑張ります」と宣言。最後は客席に向かって感謝の言葉を述べ、「これからも好きでいてね」「楽しかった」「ありがとう」と口々に言いながら笑顔でステージを後にした。このツアーを経て、また一歩夢へと近づいたAppare!。快進撃を続ける彼女たちから、今後も目が離せない。
Appare! 重大発表まとめ
1、atmosとのコラボが決定
2、Appare! 公式マスコットキャラクターが誕生!
3、Appare! New Year Party 2022 開催決定
4、日本テレビ「夜バゲット」の1月度EDテーマに、スカイラインファンファーレ!が決定
5、2022年3月29日 2ndアルバムの発売が決定!
セットリスト
1 スカイラインファンファーレ!
2 えいりあんず・えいりあんず
3 キミだけのワンダーランド
4 アイネクライネ幼き恋だね
5 虹をかけろ!
MC
6 パヤパヤ
7 Girls Be Funky!
8 ギミギミダーリン
9 ホットラブウィンター
10 パレリラパレリラ
11 カラフルミラクルディスカバリー
MC
12 原宿サニーデイ
13 天晴レペゼン
14 あっぱれ!正攻法
15 アッパライナ
16 決勝戦はエブリデイ
17 ファイヤースター
MC
18 フレ!フレ!ヒーロー!
19 アッパレルヤ!! 続き
MC
20 約束の続き
21 スカイラインファンファーレ!
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