2023年3月31日(金)にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて開催される「アフィリア15周年記念ワンマンライブ」に出演する純情のアフィリア現役メンバーを代表して 渚カオリ 、 葉山カナ 、 寺坂ユミ にインタビューを実施。
OGメンバーとの交流や、ワンマンライブへの意気込みなどを詳しく語ってくれた。
2023年3月31日(金)にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて開催される「アフィリア15周年記念ワンマンライブ」に出演するアフィリアOGメンバーの メイリ・マロンフィール、 アリア・M・ミルヴァーナ 、 クルミ・ラーラ・ミ[…]
OGとのエピソード
推:「アフィリア15周年記念ワンマンライブ」ではOGメンバーと一緒にステージに立ちますが、緊張はありますか?
カオリ:正直な話、今回出演されるOGメンバーの皆さんとは何度もご一緒させていただいているので(笑)。ライブもよく観に来てくださいますし、お会いする機会が多いので、そんなに緊張はしていないかもしれません。
逆に、在籍時期がまったく被っていないOGメンバーさんとも同じステージに立つことができるのは、すごく楽しみです。
推:これまでに何度もOGメンバーのステージを見られてきたという皆さんですが、印象に残っているライブはありますか?
カナ:OGメンバーの皆さんは本当に個性的でキャラが強いんです。
ライブパートはもちろんなのですが、MCパートがすごい面白くて。「一生喋ってる」みたいな印象がありますね(笑)。
声質も可愛い方が多くて、いつも楽しませていただいています。
推:OGメンバーとのエピソードがあれば教えてください。
ユミ:ミクぽむ(ミク・ドール・シャルロット)は私たちのライブに来てくれることがすごく多くて、そのたびに「可愛かったよ」と言ってくださるのがすごく嬉しくて癒されます。
カオリ:ミクちゃん、世界のすべての基準が可愛いか可愛くないかでできてるので……(笑)。
ユミ:髪色やネイルの変化にすぐ気付いて言ってくれるのも嬉しいですね。
以前、私個人で雑誌のリリースイベントをさせていただいたことがあって、すごく緊張していたんですけど、「近くだったから」と言って遊びに来てくれたのがすごく嬉しかったです。
本当に良い先輩だなあと思いました。
アフィリアとの出会い
推:15周年ということで、改めてアフィリアとの出会いについて教えていただきたいです。
カナ:私は名古屋に住んでいたんですけど、オタクだったので可愛いメイド服に憧れがあって「名古屋 コンセプトカフェ」って調べたら一番上にアフィリアが出てきて。それで応募してみたのがきっかけです。
その店舗でアフィリア・サーガ・イーストのMVが流れていて、ユニット活動について知りました。その後、4年くらい店舗で働いていたら、プロデューサーの志倉千代丸さんから「アイドル興味ない?」というDMをいただいて。突然のことですごくびっくりしたんですけど、それで加入することになりました。
カオリ:アフィリアとの出会いは桃井はるこさんと志倉千代丸さんでした。
私もすごくオタクで、志倉千代丸楽曲で育ったといっても過言ではないので。しかも兄が桃井はるこさんのファンでもあったんですよね。そのお二人がプロデュースするユニットがあることを知って、その後にアフィリアの店舗の存在を知って。まずはそこに行ってみようと思い、私は大阪出身なのですが大阪店があることを知らずに(笑)、わざわざ東京に遠征して東京店へ遊びに行ったんです。
本当にみんなすごく可愛くて「働きたい!」と思ったのですが、一回面接に落ちたりもして。紆余曲折あった結果、大阪の店舗で働くことができました。でも私、やっぱり東京に行ってみたいなと思って。「東京に行きたいです」と大阪店の店長に伝えたら、東京でアフィリア・サーガの新メンバーを募集していることを教えてくれたんです。
その後、志倉千代丸さんからDMが届き、東京で面接を受けて、合格して入らせていただきました。
ユミ:私も名古屋出身なんですけど、名古屋のアイドル番組にアフィリア・サーガが出ていて、その番組のCMで「禁断無敵のだーりん」という曲が流れていたんです。衣装も曲も可愛くて、なんか気になるなあと思って調べてみたら、名古屋に店舗があると知り。そこで働けばこの制服が着られる! と思って、まずはアルバイトを始めました。
働き始めて二年くらい経ったとき、カナさんから「アイドルに興味ある? 志倉千代丸さんに連絡先教えていいかな?」と言われて。その後に志倉さんからアフィリアに誘われて、アイドルデビューすることになりました。
でもそのとき志倉さんから「お前、俺のことTwitterでフォローしてないだろ」と言われて(笑)。だからカナさん経由で連絡先を聞いてくれたみたいなんです。すぐにフォローしました(笑)。
推:さまざまな経緯を経てアフィリアに加入された皆さんですが、アフィリアに入って「良かったな」と思ったことはありますか?
カナ:アニメが好きなので、アニメのタイアップやエンディングを歌わせていただいているというのは、本当にすごいことだなと思っています。
今、TVアニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2」のオープニングテーマを担当させていただいているんですけど、毎週見るたびに感動しています。
私たちの歌に合わせてアニメの映像が付いていて、とても嬉しいですね!
「アフィリア15周年記念ワンマンライブ」注目ポイント
推:今回の「アフィリア15周年記念ワンマンライブ」で、個人的に注目してほしいポイントを教えてください。
ユミ:アフィリアは「アフィリア・サーガ・イースト」から「アフィリア・サーガ」「純情のアフィリア」と2回改名をしているんです。その時代ごとに曲も雰囲気も違っていて、そのときに流行っていたものも違うんです。
アフィリア・サーガ・イーストはとにかく魔法にフィーチャーしていて、世界観に「王立アフィリア魔法学院」というのが全面に出ている。でも、アフィリア・サーガはアニソンに特化していて、わりと萌え系寄り。そして私たち純情のアフィリアは、急に「魔法を捨てろ」と言われて……(笑)。
カオリ:私たちのデビュー曲が、「この世界に魔法なんてないよ」なのでね。
ユミ:私たちは「歌とダンス、パフォーマンスで人を笑顔にすることが魔法なんじゃないか」「リアルな部分を見せることこそ純情なんじゃないか」というコンセプトで活動を始めたんです。
そういう、昔と今の違いを1日で見ることができるというのが面白いと思います。それに、なんと私たち10期は、一番多くステージに出演するんです! 楽曲数は多くて大変ですが、私たちもそれだけ長くグループに関われているということで感慨深く、嬉しい気持ちも強いです。だから「10期頑張ってるな~」と見守ってもらいたいです。
推:最後に、純情のアフィリアとして、OGメンバーとファンの皆さんに特に見てほしいポイントを教えてください。
カオリ:さっきユミが言っていた通り、すごくアフィリアの歴史を感じるワンマンライブになっています。
この数年現場に足を運んでいなかったけれど、OGメンバーが出るからと観に来てくださるファンの方々もいらっしゃると思うんですね。そういう方々にも、今のアフィリアとして第一線でステージに立っている私たちのライブを、しっかり見てほしいです。
プライドを持って、一番熱量のあるステージをお届けします。15年分のバトンを繋いで走り続けている私たち純情のアフィリアを、ぜひ注目してもらいたい。
これはファンの皆さんはもちろんですが、OGメンバーの方々にも伝えたい想いです。もちろん、同窓会感覚で楽しんでもらうのが一番なんですけど、私たち純情のアフィリアも最高にカッコいいステージを見せられるよう頑張るので、ぜひライブに遊びに来てください!
テキスト:渡辺ありさ
撮影:ケン木村