2023年7月8日(土)河口湖ステラシアターにて「真っ白なキャンバス フリーライブ2023夏」が開催された。
このライブは、昨年も開催され声出しが解禁や近隣施設とのコラボなど、話題を呼んだライブである。
そんなライブが、今年は演出やコラボなど全てにおいてパワーアップして帰ってきた!
この記事では、前半はライブ模様を完全レポート! 中盤は「推しごと」でしか見れないライブ画像ギャラリー、そして後半は富士急などにコラボ地レポートのボリューム満載でお届けする。
真っ白なキャンバス フリーライブ2023夏
開演時間30分前から既に、会場のファンたちが「アガる」「ヤバい」「登場は去年と同じかな?」など各々の楽しみを話し合っている。
開演を目前にして、影ナレで真っ白なキャンバスのメンバーたちの声が聞こえると、会場内の意識がライブに向けられる。
待ちに待った、開演となりオープニングSEと共にメンバーが登場する。
昨年とは異なり、ステージ正面の客席にある入口から最前席の中央を通りステージに上がっていく。 最前席のファンにとっては、最初から驚きの演出になったはずである。
開幕はアイデンティティ
SEから『アイデンティティ』のイントロへと変化すると、会場全体からコールが湧き起こる。
小野寺梓の「フリーライブ2023夏にお越しのみなさん、わたしたちが”真っ白なキャンバス”です! 最高の夏の思い出をつくりましょう~~!!」の声と共に、熱いライブ本編がスタートした。
2曲目『闘う⾓』では「全力で飛ぶよ!」に合わせ会場のファンも一緒にジャンプする。
アツイ曲調から一転、ポップな『Heroism』では、元気で楽しい空気がステラシアターに満ち溢れ、間奏ではキレのある麦田ひかるダンスが光る。
続いては太鼓などの和楽器を取り入れた楽曲『⽩祭』だ。曲に合わせステージに火花の柱が噴き上がる。サビではその柱が会場の熱気と比例し、更に高く上がる。
4曲を終え、三浦菜々子が「本日は、真っ白なキャンバス フリーライブ2023夏にお越しいただきありがとうございます」と挨拶をし、メンバーそれぞれが自己紹介をする。
小野寺が「帰ってきました、河口湖ステラシアター」と叫ぶと、客席から「Yeah~~!」と大きな歓声が返ってくる。
「始まったばっかりなのに、ゆりな もう暑くなってきちゃったんだよね。みんなも暑くないですか?」と浜辺ゆりなが言う。ここで勘の良いファンの一部が少し何かを察する。「そろそろ、水とか浴びたくないですか?」と更に続けると、その気づきが確信に変わる。
そう、昨年も好評だった、水鉄砲の登場である。 麦田がインタビューで楽しみにしていた事だ。
昨年に続き、2023年7月8日に「真っ白なキャンバス フリーライブ2023 夏」を開催する真っ白なキャンバス。そこで、今回は7月8日 17時開演に合わせて、毎日17時にメンバー個別インタビューを掲載していく。初回は麦田ひかるに、[…]
水鉄砲を持って客席に
『ポイポイパッ』の曲と共に、水鉄砲を持ったメンバーがステージから客席に降り水をかけまわる。 自分に掛けてとアピールするファン、水鉄砲をかけまくるメンバー、どちらも最高の笑顔になっている。
近い距離でのファンとの交流を楽しんでいたが、あっという間にこの曲も終盤になり、慌ててステージに帰るメンバーたちの姿も。


その勢いのまま『HAPPY HAPPY TOMORROW』に入ると、浜辺が「みんなでウェーブをしたいと思います!」と声をかけステージを駆けていく。その動きに合わせて客席もウェーブが起こる。逆サイドに着くと、橋本美桜にバトンタッチ。橋本が「わーーーーー!」と楽しそうに声を上げ反対サイドへ駆けていくと、その動きに合わせて再び大きなウェーブが客席で起きる。
さらに、ラストのサビで紙吹雪が舞う。 まるでライブのラストに起こる演出のようだが、まだまだ前半だ。
7曲目は、爽快な疾走感を感じる『清涼飲料⽔』を披露した。
ここで、鈴木えまと麦田ひかるだけがステージに残る。
2人だけのユニット曲『プロテア』が生で初披露される。2人の声とエレクトリカルな曲がマッチし、白キャンとは異なる新しい色のステージとなった。会場を舞うシャボン玉とダンスもユニゾンが美しく目と耳で引き込まれる。歌いえると、その姿に大きな拍手や「かわいい~~」など、多くの声が響いた。


他のメンバーが戻ってくると、大切な気持ちを伝える事を唄う『キャンディタフト』に。
曲中で小野寺が「今年もこうしてフリーライブを開催することができました。当たり前のことが当たり前じゃないんだなって、この河口湖でさらに実感することができました。いつも、たくさん愛してくれてありがとうございます。」と気持ちを伝え、ソロパートを歌い上げる。
曲ラストでは音が止まり、小野寺の「きみが好きだ!!」のセリフのみが会場に届けられ、その瞬間歓声が湧き起こった。
橋本美桜がやりたい演出とは?
MCでは、客席に降りての水鉄砲の話となり「今年も行けたましたね!」「水かけれましたね」「去年より近くでかけれたね」と楽しそうにトークをする。
三浦が「(コラボレーションしたお店などに)みんな行ってきた?」とファンに声をかけると、「まだ~」「行った!」など報告が返った。
今回のフリーライブはコラボがパワーアップした他、舞台演出もパワーアップしている。
橋本が演出について「もしかしたら、私がやりたいアレができるかもしれない」と、インタビューでも語っていた特別な演出について匂わせる。
そして、白キャン初のユニット曲を披露した鈴木えまが「プロテアを初披露させていただきましたが、みんなどうでしたか~?」と尋ねると拍手と共に「最高!!」「かわいい」の声が飛び交う。麦田が「サビのところとか、みんな踊ってくれていて嬉しかったです」と新曲披露の不安を吹き飛ばされ、喜びの言葉を口にした。
2023年7月8日(土)河口湖ステラシアターにて「真っ白なキャンバス フリーライブ2023夏」を開催する、真っ白なキャンバス。今回は、ライブを直前に控えたメンバーにインタビューを実施。ライブの注目ポイントや、意気込みを語ってもらった。[…]
ここで、白キャンから「今後、白キャンに欲しい曲は?」という質問を客席に投げかける。マイクが客席に渡され答えるコーナーである。
「梓とゆりなで可愛い感じの曲です!」「日本の心、演歌でお願いします」など、様々な意見が飛び出した。
メンバー全員が、手に持っているタオルを回したりしながら「暑くない?」「聞きたいな。って曲ない?」と言う。タオルを強調しながら「どうゆう曲が欲しいかな?」と小野寺が客席のファンを指名する。
メンバー全員でタオルをブンブン回しながら「わたしたちをよく見て」「待っている」と指名したファンにプレッシャーをかける(笑)
(ちゃんと空気の読める)ファンが「夏っぽい、タオルを振り回す曲」と答える。
小野寺が「なんか、うちらタオルもってるし。次はタオルを振っちゃおうかな。」と曲フリをする。
ステージに炎が舞う
10曲目はタオルを振り回して、アガる夏曲『Bye My Summer』だ。会場の全体がタオルやペンライトなどを回して盛り上がる。三浦が「ラストは全員で、タオル回すよー!」の声に合わせて会場の全員がタオルを回す景色は壮観であった。
『オーバーセンシティブ』披露し『Whatever,happens,happens』イントロが流れると、三浦が「今日は客席のみんなが西野千明です。わたしたち6人と最高のステージを作りましょう!!」と出演できなかった西野も含む白キャンとファンの絆で、このフリーライブを作り上げようという気持ちを叫ぶ。
ここで、ついに橋本がやりたいと言っていた演出のファイアーボールがされる。曲中にステージ後方に炎が激しく湧き出す。その熱気は客席にも伝わすほどである。ステージからの熱気と、客席からのコール・クラップ・MIXなどの熱量がせめぎ合う。その熱量のまま『レイ』を披露される。
先程までとは一転、音が止まる。14曲目『空⾊パズルピース』は三浦のアカペラからスタートすると、その歌声に拍手が鳴り響きメロディがスタートする。
ステージ床に、白い雲のような煙が流れてくると、照明が反射して美しく光る。落ちサビになると、羽根がステージ上に降り注ぎ、幻想的な風景となった。
歌い終えると、橋本が「千明と同期なのでテレパシーが使えるんですよ。千明が、あれ?そろそろラストスパートだけど、みんな大丈夫?みんな、盛り上がってなくない? って言うんですよ」「みなさん、まだまだいけますか?千明の分まで踊れますか?ラストスパート、ブチあがって行きましょう~~!!」と、西野の分まで煽る。
橋本の「踊れ!」の言葉をきっかけに『ダンスインザライン』のイントロが流れると、客席もラストスパートで声を出しボルテージを上げていく。その熱量に比例するように演出も激しく、大きなガスが噴き出す。
16曲目に披露するのは、エモい歌詞に疾走感のある楽曲の『ぼっち』。17曲目に『全⾝全霊』と心に訴えてくる。
そして、本編残す所ラスト1曲となる。フリーライブラストを締めるのは『いま踏み出せ夏』だ。白キャンの”夏”と言えばこの曲である。
小野寺の「ラストは楽しんでいきましょう~!」の言葉通り、コールをしたりサビではメンバーと一緒に跳び、このライブを楽しむ。大サビでは、メンバーからのコメントが書かれた銀テープが撃ち放たれ、最高の盛り上がりをみせた。
アンコールでSHOUT
本編を終えメンバーがステージから去り、照明が落ちる。
真っ暗になった客席から「アンコール」の声が響く。
その声に応えて、真っ暗なステージに『SHOUT』のイントロが流れる。その瞬間、大きな歓声から起き、MIXが打たれる。ライブTシャツに衣装チェンジしたメンバーが登場し、客席からの勢いに負けじとステージからも全力のパフォーマンスがされ、熱気の渦が巻き起こる。
アンコール2曲目は、卒業ソングの『桜⾊カメラロール』。再びメンバー全員が客席後方まで移動しファンたちの至近距離で、目を合わせながら、レスを送り合いながら、ファンと一緒に作り上げるライブを確かめているようであった。
そして、本当にフリーライブ最後の曲『PART-TIME-DREAMER』だ。
「この曲で、本当に本当に最後となります。今年も最高の夏のスタートありがとうございました!!」と三浦が感謝を伝える。
大サビでは、全力を出し切るパフォーマンスを応援するように、花火が盛大に打ちあがる。
「真っ白なキャンバス フリーライブ」が夏のスタートとなる事を感じさせるライブとなった。

日比谷野音でワンマンが決定!
ライブの最後にサプライズ発表がされた。
2023年12月2日(土)に 日比谷野外音楽堂にて、ワンマンライブが開催される。
2023年ラストのワンマンライブは、真っ白なキャンバスに決まりそうだ。
セットリスト
- アイデンティティ
- 闘う⾓
- Heroism
- ⽩祭
- ポイポイパッ
- HAPPY HAPPY TOMORROW
- 清涼飲料⽔
- プロテア(鈴⽊/⻨⽥ユニット曲)
- キャンディタフト
- Bye My Summer
- オーバーセンシティブ
- Whatever,happens,happens
- レイ
- 空⾊パズルピース
- ダンスインザライン
- ぼっち
- 全⾝全霊
- いま踏み出せ夏
- SHOUT
- 桜⾊カメラロール
- PART-TIME-DREAMER
――MC――
――MC――
――MC――
【アンコール】
――MC――
ライブ画像ギャラリー

コラボ実施施設
【富士山麓電気鉄道 × 真っ白なキャンバス】
昨年に引き続き、河口湖駅とのコラボが実施。
メンバー全員のパネルと駅看板、さらに列車内ジャックなど白キャン仕様になっていた。

【富士急バス × 真っ白なキャンバス】
バス内ジャック&ラッピングされたバスが、河口湖駅から河口湖ステラシアターまでの運行がされた。

【さざなみ × 真っ白なキャンバス】
河口湖畔のかき氷店「さざなみ」とコラボメニューが、昨年に引き続き作られた!
メンバーそれそれのカラーに合わせて、7種類のかき氷となっていた。
写真は、茜色で三浦菜々子モデルだ。
【富士急ハイランド× 真っ白なキャンバス】
富士急ハイランドでは、メンバーパネルの設置とメンバーが考案した限定コラボフードが発売、。
さらに、ライブ翌日にはファンと一緒に富士急ハイランドを楽しむツアーも開催された。

ひんやりして戦慄が走る👻Summer drinQ 600円
戻りたくなる夏を思い出す杏仁豆腐 600円
【真っ白なキャンバス × ファミリーマート船津登山道店】
ファミリーマート船津登山道店でのポスタージャックも、昨年に引き続き実施された。
さらに、店内ミュージックも白キャン仕様となった。

【真っ白なキャンバス × 河口湖ショッピングセンターベル】
河口湖ショッピングセンターベルでは、白キャンメンバーのサインとコメント入りポスターが、お店の入口に掲示された。
撮影:ケン木村