【ライブレポ】RED-i 3rdワンマンライブ「RED IMPACT」 アツいライブでO-EASTを赤く染め上げた

RED-i

2024年4月24日(水)Spotify O-EASTにて、RED-iが3rdワンマンライブ「RED IMPACT」を開催した。
RED-iとファンで作り上げた、アツいライブ模様を、撮り下ろし写真満載でお届けする。

RED-i 3rdワンマンライブ「RED IMPACT」

2021年7月9日にデビューし、赤い情熱のエモーショナルロックアイドルとして活動し多くのファンの心を燃え上がらせてきたRED-i 。
2023年5月にはクラブチッタでのワンマンライブを成功させ、その約1年後である2024年4月24日に、Spotify O-EAST(渋谷)にて3rdワンマンライブ「RED IMPACT」を開催した。

平日の開催にもかかわらず、多くのファンが集まり熱気あふれたライブ模様をお届けする。


豪華なフラスタが会場入り口を飾る

『SHA DA DA』からライブがスタート

ライブ開演時間となると、OPムービーでDead-i(ゾンビ)が出現し、ツナギ姿のメンバーが、逃げている姿が映し出された。

やっとの思いで避難して来たメンバーたちが、O-EASTのステージに走り込んでくる。
RED-iの3rdワンマンライブ「RED IMPACT」の開幕だ。

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最初に披露するのは、人気曲のロックチューン『SHA DA DA』だ。スタートからテンションマックスで盛り上がる。
続いての曲は、CONAMIの「ここまで来たぜEAST!もっともっと盛り上がって行こうぜ!!」の言葉と共にさらにアクセルを踏んでいく『FIRE×FIRE』だ。サビでメンバーが天を指すと、ファンも一緒にペンライトを掲げ、コールにクラップと熱量をぶつけ合う。

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AYARU、MIYU、KALOAのロングトーンが響き渡る『GRAB THE SKY』から、マイクスタンドを使ったパフォーマンスの『IT`S ROCK`N`ROLL SHOW』。メンバーそれぞれのソロパートでリフトが上がる。
5曲目は疾走感のある『THIS LIFE』だ。AYARUの「柔らかなその手を離さない」、KALOAの「君に捧ぐこのLIFE」という落ちサビのフレーズが心に刺さる。

新衣装がお披露目される

開幕から5曲が続けて熱い曲が披露がされたと思ったら、突然 警報音が鳴り響く。
Dead-iがO-EASTに来てしまったのだ。

ステージから、黒いマントを被って逃げだすRED-i。これから何が起こるのか? 誰も居なくなったステージを見ているファンたち。 すると、背後からDead-iと逃げて来たメンバーが客席に乱入してくる。
突然の出来事に、ファンは驚きながらもその演出を楽しむ。フロアからステージへ、ステージから袖へとRED-iが逃げる。Dead-iから無事に逃れたらのか?どうなってしまうのか? 固唾を飲みながら展開を見守る。

すると、黒い頭巾とマントを纏った6人がステージのお立ち台に登場した。
『RED IMPACT』のイントロが流れマントを振りほどくと、新衣装に身を包んだRED-iが登場する。 赤を基調とし美しさと強さを感じられる衣装で、その姿をみた客席から歓声があがる。

RINが「O-EASTに赤い衝撃 届けに来ました!準備はいいかーー?」と煽り客席が沸く。
7曲目『NEXT BATTER』、AYARUの「EASTー!!跳べーーーー!」の声に、会場が揺れんばかりにファンが跳び跳ねる。『CRAZY SUNRISE』ではCONAMIがお立ち台に上がると、リフトをされたファンが両手にオレンジのペンライトを掲げレスを送る。サビで全員がお立ち台に上がると客席が一斉にペンライト掲げた。後方からの視界は壮観である。

ここで、今までのステージとは変わって、歌なしのダンスナンバーで “RED-i VS Dead-i” の闘いが演出される。
パワフルな歌声が前面に出ているRED-iだが、ダンスのクオリティの高さを改めて知ることができるコーナーだ。

ダンスパートから通常のライブパートに戻り、9曲目『RUDEBOY BLUES』を力強く歌い上げる。曲が終わろうとする瞬間にメンバーたちがDead-iに襲われ、倒れてしまった。

ひとり立ち上がったKALOAが「さあ もう一歩。あともう一歩、進もう」と『Without You…』の歌い出しをアカペラで歌うと、その歌に力をもらったメンバーが立ち上がる。今が辛い状況でも、仲間がいるから未来や夢に向かって進める事をうたった曲である。

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ファンもライトで一緒にライブを演出

10曲を歌い、この日初めてのMCとなる。
RINが「みなさん、こんばんは。赤い情熱のエモーショナルロックアイドル、RED-iです! よろしくお願いします。」と挨拶をし、続けて全員で自己紹介がされた。

「始まりましたよ!」とRINが言うと、MIYUが「結構やったよ、もう中盤だよ(笑)」とツッコみ笑いが起きた。
続けてMIYUが「SIUちゃんが、ゾンビにやられている(涙)」と言うと、SIUが「いた~い」と声をあげた。シナリオかと思ってトークを聞いていたが「リップかと思ったら、血だった。ガチだガチ(笑)」と、迫真の演技とダンスで起きてしまった事が発覚した。

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「(客席の)みんなは大丈夫? ゾンビから避難できてる?」とトークしていると、再びのアラートと共に「電力が低下しています」というアナウンス会場に鳴り響く。慌てるRED-iをおかまいなしに、どんどん会場の照明が暗くなっていく。
暗くなってしまった会場に光を求めて、RINが「スマホのライトを灯して」とファンにお願いすると、真っ暗になった会場に無数のライトが光り、幻想的な風景が広がった。

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この風景を観ながら歌うのは、バラード曲『Winter Road』だ。先ほどまでのパワフルな歌声とは打って変わり美しい歌声が、会場にいるファンの心に沁み込む。
しっとりと歌い、ステージから見た光景をCONAMIが「ホタルみたいだった」と感動しながら感想を述べた。

赤く染まる会場

『Winter Road』の感想を語っていると、また突然 ステージ背景のモニタに映し出される。流れたのはニュースで、Dead-iを倒せるのは、”赤い光” と “音楽” であると報じている。
すると、SIUが、このワンマンのグッズである赤く光るバングルをどこからか持って登場する。このバングルを着けたメンバーが、会場のファンにも「ペンライトとかも赤くして」とお願する。

が、一部のファンが冗談で別のカラーを灯していた。それを発見したメンバーが「はい、そこの人は死にまーす(笑)」「あそこらへん、ダメっぽいよ(笑)」とツッコむ。
ファンとの絆が結ばれているからこそできるやりとりだ。

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ほどなくして、会場が真っ赤に染まるとラストパートへと突入する。
RINの「みなさん(DEAD-iに)勝つ気ありますか?」の言葉に、気合の入った「オーーー!!」と返る。

12曲目『WAR CRY』は、ペンライトが赤一色になり会場が一体になる。続く『NEVER DIE』では大きなコール&レスポンス、MIXなどが打たれ、更に熱量のレベルが上昇していく。
14曲目『Born to be Summer』はメンバーに合わせて左右に移動したり腕を掲げたりと、誰でも一緒に盛り上がれるサマーソングでボルテージの天井を突破して盛り上る。

新曲『I WANT…』が初披露

ここで、MCとなりRINが語る。

「今回のワンマンは”RED IMPACT”です。
昨年のクラブチッタでやったワンマンが成功し、これからもっと大きなステージでを目指して、この6人でやっていきます。そのためにも、昨年のワンマンの記憶を塗り替えるようなライブにしようと思って、このタイトルにしました。」

続けて「今日の衝撃、これだけじゃないんですよ。 新曲もってきました!! 今回の新曲、初めてメンバーで作詞をさせていただきました。
RED-iは、今年の7月で3年を迎えるのですけど、ここからが難しく険しい道になると思います。この6人になるまでの道だったり、この6人で歩んで来て、これから見たい未来への想いを込めて、私たちで作詞しました。

この曲は、みんなと一緒に歌って完成される曲です。今日は手書きで書いた歌詞がスクリーンに出るので一緒に歌ってください」と新曲が今までにない特別な曲であると明かした。

本編最後に、大切な想いを込めて披露する曲は『I WANT…』。
未来への道を進んで行こうとする曲で、サビで「I WANT… I WANT…」「愛を 愛を」とファンも一緒に歌い上げる。胸の奥から気持ちが溢れ出すエモい曲だ。 これからのRED-iの看板曲の1曲になる事は間違いないだろう。

全力で15曲を歌い終えたRED-iは、全員で「ありがとうございました」と感謝を伝えてステージを去った。

アツいライブが終わったと思いきや、スクリーンに “重大発表” の文字が。
なんと、今回のワンマンが円盤になって7月7日に発売されるのだ。
さらに、8月28日には初となるミニアルバムがリリースされる事が告知された。
それを見たファンは、嬉しさの歓声を上げた。

アンコール

サプライズ発表で高まった気持ちをアンコールに変えてコールが始める。

その声に応えて、RED-iが『DANCE↑DANCE』のイントロと共にステージに登場する。
と思ったが、ステージに現れない。

全員の意表をついて、ライブTシャツに着替えたRED-iが客席後方から登場する。
そのまま、フロアでファンと一緒に歌い踊る!メンバーもファンも最高の笑顔でアンコールを曲を楽しんでいる。

そして、本当にこのワンマンラストの曲を迎える。
最期を締める曲は、このワンマンで最初に披露した『SHA DA DA』だ。

ラストはこの日登場したDEAD-iも一緒にステージに登場し歌い踊り、この日最高の盛り上がりみせ、「ロックアイドル界にRED-iあり」と大躍進をする未来が見えるライブとなった。

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セットリスト

  1. SHA DA DA
  2. FIRE×FIRE
  3. GRAB THE SKY
  4. IT`S ROCK`N`ROLL SHOW
  5. THIS LIFE
  6. (Dead-i侵入)

  7. RED IMPACT
  8. NEXT BATTER
  9. CRAZY SUNRISE
  10. (ダンスナンバー)

  11. RUDEBOY BLUES
  12. Without You…
  13. ――MC――

  14. Winter Road
  15. ――MC――

  16. WAR CRY
  17. NEVER DIE
  18. Born to be Summer
  19. ――MC――

  20. I WANT…
  21. ――告知 MOVIE――

  22. DANCE↑DANCE
  23. SHA DA DA
  24.  

    ライブ画像ギャラリー

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    撮影:ケン木村

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