Palette Paradeの全力チャレンジ企画、「パレちゃレ!」も4回目。 今回は新メンバーが初チャレンジに臨みよりメンバー同士の絆が深まった、パレちゃレ!4のFINAL公演が、飛行船シアターにて開催された。
270度プロジェクションマッピングを存分に活用し、イメージビジュアルや歌詞がリアルタイムで投影され、パレパレ独特の世界観を築き上げる。そして、パレちゃレ!4の結果発表 & 4周年ワンマンがZeppにて開催される事が告知された、このライブ模様をお届けする。
テキスト:川西わたる
撮影:ケン木村
パレちゃレ!4 FINAL
Palette Parade(以下、パレパレ)の全力チャレンジ企画、「パレちゃレ!」も4回目。どんな無茶振りにもめげることなく、メンバーがさまざまな試練に挑む恒例企画。ファンにも毎年お馴染みのコンテンツだが、現体制としては初となるので、2期生メンバーは緊張気味の中、それぞれの課題に挑んでくれたようだ。
すでにここまで2つの試練を与えられており、ひとつ目は『パレパレの輪を広げよう!10,000人完全方位チャレンジ』(ビラ配り)、ふたつ目『全身全霊でドミノを集め、巨大ドミノを完成せよ!』(100kmマラソンと「謎解き」でドミノをゲットして完成させる)とも両方クリアしてきた。
待ち受ける最後の難関は『期間限定「パレパレSHOP」をオープンさせ、来場者数1000人を達成せよ!』というもので、その結果もこのFINALで発表されるのだが、今回の会場はライブハウスではなく、全席指定でゆったり楽しめる上野のホール劇場「飛行船シアター」。気になるチャレンジ結果発表の前に、まずはたっぷりとワンマンライブでファンと激アツな時間を過ごすという流れだ。
このシアター自慢の270度プロジェクションマッピングを存分に活用し、イメージビジュアルや歌詞がリアルタイムで投影され、パレパレ独特の世界観を築き上げるライブとなった。
赤のタータン柄衣装を纏い、オープニングSEから飛び出した7人。まずはアゲアゲのセトリでたたみかけるブロックだ。挨拶がわりの『起きて笑おう果報者』では広い会場を活かして、フロアと一緒にウェーブを展開。キュートな魅力が爆発する人気曲『ときしゅわ!』、新たな道を踏み出すポジティブな歌詞と変則の3拍子を取り入れた『スタートライン』、初見の人でも振り真似したくなる、爆アゲ確実な最強自己紹介ソング『パレパレコーシンちゅう!』、左右移動フォーメーションや間奏の人文字パフォーマンスも楽しい『PARADE』と一気の加速で、ファンのコール&MIXも完全一致。
ここで雰囲気を一変させてエモパートへ。複雑に入り組んだ孤独な感情を綴った『Bad Genius』、夢へ向かって進む等身大の自分を歌う『未来図』で、余韻を残しながらこのブロックが完結。いったん7人がステージから下がり、ここまでの「パレちゃレ!4」挑戦のドキュメント映像が流れる。駅前でのビラ配り、ドミノを集めるための100kmマラソン&謎解き、そしてパレパレSHOPでのグッズ販売と、12月から4カ月間にわたる軌跡をプレイバックした。
一瞬の静寂から再び現れたメンバーは、純白ベースに担当カラーの淡いアクセントを加えた新衣装へとお色直し。可憐さと清楚なイメージを兼ね備えつつ、パレパレの激しいダンスによって華やかさがブーストする印象的なコスチュームだ。美しいアカペラのコーラスで始まる『domino』、ラップパートが耳に残る前向きソング『Brand New,Brand New Days!!』、早口サビがクセになりそうな楽しいパーティチューン『ハチャメチャでGo!』、スケールの大きなミッドテンポの『Life is Dramatic』を挟み、葵 うたが「みんなと過ごす日々が、とってもかけがえのないものだと思っています。これからも一緒に未来を進んでいくとき、この曲が私たちの道標となりますように…」と曲を紹介し、ファーストアルバムにも収録される新曲『あくび』をサプライズ披露。
背伸びしがちな青春期に誰もが経験するギャップや歯痒さを込めた歌詞が突き刺さる。
なんとここまで、硬軟織り交ぜた息もつかせぬ12曲連続パフォーマンス。ようやく訪れたMCタイムでは、比嘉ゆめのがあらためて来場してくれたことへの感謝を述べ、新曲について、「退屈だったりモヤモヤしたときに、みんなの背中を押してあげられたらいいなという思いを込めた楽曲です」と中野小陽がコメント。葵と白川千尋は、この公演の一般席が完売したことへの感謝も忘れていなかった。
「パレちゃレ!4」に懸けた思いや苦労のエピソードを語ったのは、2期生の山﨑悠楓。「パレパレのお役に立つぞと意気込んでいたのですが、マラソンでは弱音吐いたり、泣いてしまいました。でもみんなが応援してくれて最後まで頑張ることができました」
そのまま「ラストスパート。本気出していけますよね!」と煽って、クラップでの一体感が鳥肌ものの沸き曲『おとなだもの』で後半戦に突入。ひたむきな応援ソング『フレフレ』、後半の全員ユニゾンパートや比嘉の落ちサビに惹かれる『アイビー』、切ない孤独感を物憂げに歌う『シャイガール』で本編を終了。
ここでお待たせの、3つめのチャレンジ企画結果発表タイムに! 原宿に期間限定でオープンした「パレパレSHOP」の合計来場者数1,000人を目指し、メンバープロデュースのグッズを制作・販売、メンバー自らも店頭で接客するという試み。
山﨑と白川が用意されたボードを掲げ、ショップ来場者数を一桁ずつ焦らすように読み上げられていく。結果は…「1,040名」と見事にハードルをクリア。ここまでに課せられた3つのタスクをクリアしたご褒美は? というわけで重大発表のターンに。
大きなスクリーンには、Palette Paradeの4周年記念ワンマンライブの会場として、メンバー憧れの地であったお台場「Zepp DiverCity」が9月8日で決定したことをお知らせ。幾多のトップアイドルたちが登竜門としてワンマンライブの聖地としてきたお台場へ向けて、さらに結束を強めていく7人。
中野「4年間ずっとZeppでやりたいと言い続けてきて、夢が叶いました。今から予定空けて置いてください」
夏目志穂「加入して1年ちょっとくらいのタイミングでZeppに立たせてもらえるなんて。これまで先輩が重ねてきた歴史を大事にして、大舞台が似合う存在になれるように頑張ります」
髙橋來都葉「初の沖縄公演を含め、4月からは全国ツアーもありますのでよろしくお願いします」
比嘉「この時間がまだ終わってほしくないんですけど、次がラストの曲になります。みんなが辛いとき、悲しいとき、前を向けなくなってしまったとき、私たちのことを思い出してくれたら嬉しいです」
力強く曲振りして、オーラスの『gemmy day』でフィナーレとなった。パレパレという帰れる場所があれば、どんなときも頑張っていけるはず。3月25日には、この日パフォーマンスした全曲が収録された待望のファーストアルバム『CHEER』もリリースし、ますます次世代のブライテストホープとして期待が高まる彼女たちから、目が離せない!
セットリスト
- 起きて笑おう果報者
- ときしゅわ!
- スタートライン
- パレパレコーシンちゅう!
- PARADE
- Bad Genius
- 未来図
- domino
- Brand New,Brand New Days!!
- ハチャメチャでGo!
- Life is Dramatic
- あくび(新曲)
- おとなだもの
- フレフレ
- アイビー
- シャイガール
- gemmy day


全国ツアー情報

Palette Parade全国ツアー 2025 『Twilight Magic』
2025年04月12日 沖縄:Output
開場 18:00:/開演:18:30
2025年04月29日 福岡:BEAT STATION
開場 17:30:/開演:18:00
2025年05月10日 広島:LIVE VANQUISH
開場 17:30:/開演:18:00
2025年05月17日 大阪:梅田 BananaHall
開場 18:00:/開演:18:30
2025年05月18日 愛知:名古屋 ell.FITS ALL
開場 18:00:/開演:18:30
2025年06月07日 仙台:ROCKATERIA
開場 17:30:/開演:18:00
2025年06月15日 東京:品川ステラボール
開場 16:15:/開演:17:00
▼購入はこちらから
https://w.pia.jp/t/paletteparade/
4月12日からの全国ツアー『Twilight Magic』がスタートするPalette Parade。2期生も入り新体制で初の全国ツアーを前に、メンバーが気になっている地方や意気込みなどを語ってもらった。[sitecard su[…]