劇団4ドル50セント×東京にこにこちゃん コラボ公演『となりの奪言ちゃん』が開幕! 秋元康書下ろし楽曲でミニライブも

劇団4ドル50セント×東京にこにこちゃん コラボ公演『となりの奪言ちゃん』が、7月17日に東京・上野ストアハウスにて開幕した。

今回は、3期生加入後、初めての舞台公演となっており。さらにコラボ公演は3年ぶり、5団体目とのコラボとなった。
さらに、ミニライブありの注目の舞台となっている。

開幕に先立ち、会見がおこなわれた。

劇団4ドル50セント『となりの奪言ちゃん』

今作のタイトルにもなっている「奪言」は脚本の萩田頌豊与の造語。言葉を奪っている=奪言をしているのは誰なのか?が物語の見どころ。怒涛の爆笑コメディで最初から最後まで笑いが絶えない純度200%のハッピーエンドストーリーがお届けされる。

出演するのは、内田航、大槻理子、菅原理久十、瀬谷直矢、田中音江、仲美海、中村碧十、前田悠雅、森由姫、吉川真世(以上、劇団4ドル 50セント)。加藤美佐江、鳥島明(はえぎわ)、髙畑遊(ナカゴー) の14名となっている。

 

公演概要

●タイトル:劇団4ドル50セント × 東京にこにこちゃん コラボ公演 『となりの奪言ちゃん』
●トータルプロデュース:秋元康
●作・演出:萩田頌豊与(東京にこにこちゃん)
●劇場:上野ストアハウス
●公演日程:
2025年7月17日(木)~21日(月・祝) / 全8公演)
●出演タレント
内田航、大槻理子、菅原理久十、瀬谷直矢、田中音江、仲美海、中村碧十、前田悠雅、森由姫、吉川真世(以上、劇団4ドル 50セント)
加藤美佐江、鳥島明(はえぎわ)、髙畑遊(ナカゴー)
●公演時間:本編
60分、ミニライブ30分(計90分) 予定

【チケット】
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=754775

 

会見の模様

7月16日の開幕前日に開催された会見には、中村碧十、菅原理久十、大槻理子、前田悠雅、田中音江の5名が登壇した。
個性あふれた会見の模様をお届けする。

記者:明日から開幕というところなんですけれども、前日を迎えて、またこういう形での取材会となって、今のお気持ちいかがでしょうか?
中村碧十:正直にめちゃくちゃ緊張してます。 劇団員たくさんいるいるんですけど、その中で多分一番緊張してるぐらいです。でも、お客さんが入って笑ってもらいたいという、すごい楽しみな気持ちもあります! 今が一番緊張してます。

記者:東京ニコニコちゃんとのコラボ講演ということで、どんな作品になっていますでしょうか。
中村碧十:基本的におバカな高校生たちが、言葉を奪われていってしまう青春コメディーです。ずっとふざけているように思うかもしれないのですけども、合間に確信をつくようなセリフがたくさん散りばめられていて、そこを注目して見てほしいなと思ってます。

記者:昨年の10月から、劇団4ドル50セントに加入された、菅原さんと大槻さんにお伺いしたいと思いますが。今回が初の劇団公演になりますけれども、お2人には今の意気込みを聞かせていただけますか?
菅原理久十:3期生は今回初めての劇団での舞台になっていて、すごい楽しみです。けど、東京にこにこちゃんさんとのコラボ公演ということで倍ですごい楽しみで、稽古の時から楽しんでやれています。なので、この後のゲネと明日からの本番もすごい楽しみです。

大槻理子:今回初舞台ということで、2人と同じように緊張と楽しみでいっぱいです。けど、個人としては3、4年ぶりの舞台となるので、久しぶりの挑戦になります。
以前7周年記念の公演を見た際に、その時の熱量にとても刺激を受けたので、今回今こうして舞台に立てることが本当に嬉しいと思っております。
コラボ公演ということで、また違った空気感を伝えられることができたら嬉しいですし、3期生として新しい風を吹かせられるように、個人的にも3期生としても頑張ります。

記者:今回の稽古の雰囲気などを振り返っていただいての感想をお願いします。
田中音江:すごく楽しかったです! 東京にこにこちゃんさんの作風は、セリフのテンポがすごく早いのが特徴なので、私たち劇団員はそれについていくのに必死でした。けど、客演さんのとても面白い演技に、すごく笑わせていただいて、笑いの絶えない稽古場でした。
とても楽しかったです。
ありがとうございます。

記者:『となりの奪言ちゃん』なんですけど、明確な役の番手というのは決められてない(全員が主役)とお聞きしてるのですが、それぞれがどういう取り組みをされたのですか?
前田悠雅:今回出演者が、客演の方も含めて14名なんですけれども、1人1人にすごくスポットが当たっています。バックボーンだったりとか物語がとても1人1人濃くなっていて、60分間の作品なんですけれども、こんなにもスポットが当たる作品を書いてくださった萩田さんが凄いなと思いつつ、すごく嬉しいです。
自分たちが出ていないシーンでも、みんな常に舞台上に滞在している作品なんですけれども、自分たちがいないシーンで「いかに笑わないようにするのか?」という、自分たちが出ているシーンよりも、むしろそっちをいかに努力できるかっていうところが、個人的にすごく難しいところだたなと思います(笑)
見に来てくださるお客様にも、全員主役、全シーンがもうとても魅力的で、もう感想が書ききれないと思ってもらえるぐらいの作品になったらいいなと思っていいます。私たちも全員主役の気持ちで取り組みたいと思っています。

記者:3期生のお2人は、劇団として初舞台ですが、劇団のメンバーとどうやって仲良くなりましたか?
菅原理久十:1期生の人も2期生の人も、すごい気さくな人が多いので、最初にお会いしたお会いした時から、物おじせず、ナチュラルに話せたので、仲良くなるのも早かったですね。
前田悠雅&田中音江:男の子はもう気づいたら、みんなで肩組んでた。
中村碧十:多分、年齢が近いっていうのもあって。菅原理久十と同い年なんで、本当に学校の友達みたいな雰囲気ですぐ仲良くなりました。
菅原理久十:気づいたら肩組んでました。いい意味で。
中村碧十:それは(気づいたらは)違うね(笑)

前田悠雅:私は今回の公演で、理子ちゃんの事をすごく知れたなと感じています。すごく努力家な方なので、昨日のも「あまり舞台経験がないから、場当たりとか、始まる前にどういうアップをしたらいいのか? とか、分からないことが多いから教えて欲しい」ってLINEをくれました。逆に、勉強させていただくというか、こっちも改めて初心に帰って努力しなきゃなと思わせてくれました。
大槻理子:理久十に関しては候補生の期間があったので元々面識があったんですけど、私はイチからだったので。お酒を交えて交流できた時にすごい仲良くなれました。
あと、イベントがある時に集まる機会が多いので、その時に、すごくたくさん話しかけていただけました。先輩方が話しかけていただいたことで、仲良くなることができました。

記者:奪われたら嫌だなっていう言葉は、何ですか?
田中音江:私は自分の名前です。「田中音江」っていう名前が奪われたら嫌だなって思います。
「名前にはいろんなものが込められてるな」っていつも呼ばれるたびに思うんので、そう思いました。
中村碧十:自分は「ごめんなさい」はちょっと奪われたくないなって思ってます。みんなが「ごめんなさい」を言わなくなっていったら嫌だなって思います。ま、本当は何も悪い事が起きなくて言わないで済む方がいいんですけど。 やっぱり、ちゃんと気持ち伝えれなかったらもどかしいだろうなって思います。
菅原理久十:僕はシンプルに「ありがとう」ですかね。「ありがとう」という言葉が好きなんです。何かしてもらって「もありがとう」と言われると、言われた方はやってよかったなと感じるおで、一番素敵な言葉だなあっていうのを思っています。言えないと逆に歯がゆいからこそ、言えなくなったら嫌ですね。
前田悠雅:私は全部奪われたくないんです(笑) けど、毎日何を一番言ってるかなと思ったら、母に言う「今日ご飯何?」が嫌かもと思いました。毎日帰宅する時間になったら、まず母に「今日ご飯何?」って聞くのが日課なんですよ。なので、なんかそれがなくなると、ちょっと寂しいかもしれないなと今思いました。
はい、ということで、ちゃんとしたので締めてください!(笑)
大槻理子:ちゃんとした!? (笑) 私は「会おうよ」って言葉です。
人とのコミュニケーション取るのが好きだし、今はSNS社会なので、会うまでが大事だなと私は思ってます。「会おうよ」っていう、会うまでのきっかけの言葉がなくなったら嫌だなって思いました。

記者:先日のインタビューさせていただいた、あの前田さんと大月さんにお伺いしたいです。「2人でやるシーンあったらいいよね」っていう話をしてたんですが、希望が叶いましたか?
前田悠雅&大槻理子:ないんです。全くないんです(笑)本当に。

前田悠雅:4クラスありまして。まずクラスが別。その時点で多分会話がもう少ないことが確定しまして……
大槻理子:そこから、一言もしゃべってないかもしれない。
前田悠雅:そうなんです。全体でのシーンがあるんですけど、その中で一言二言こうヤジを入れる感じで関わる程度で。本当に深い関係性だとか全くなかったです。
タイトルが『となりの奪言ちゃん』なので、「奪言ちゃんが誰なのか?」という話もインタビューでさせていただいてたと思うんです。なので、どっちかが奪言ちゃんであって欲しいよねという話もしてたんですけど……
2人とも違いました! せっかく取材していただいたのに、すみませんでしたっ(笑)
大槻理子:でもあの、間接的にいろんなとこで関わってはいるので。 目は合います!!

 

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記者:ミニライブもやるのですか? 大槻さんはアイドルだった事もあり歌うのですか?
大槻理子:今回マイクはないんですけどダンスがあるので、パフォーマンスはあります。
記者:それは、みんなでですか?
大槻理子:はい、全員でやります!
前田悠雅:秋元康さんが書いてくださった楽曲が10曲ありまして、それを日替わりで披露させていただきます。
理子ちゃんは、ダンス経験があるので、私たちが教えていない段階で動画を見て、一人で練習をしてくれていました。気づいたらもう、本当に何年も一緒に活動してたかなと思うぐらい、勝手に踊れていて、本当にすごいなあと私も思っています。
大槻理子:良かったです♪ それぞれの曲に主役があるので、そこも注目してもらえたら嬉しいです。
前田悠雅:一人ずつ1曲センター楽曲があり、10人で10曲でやらせていただきますので、そちらも見所かなと思います!

記者:全員にスポットが当たる脚本を書いていただいたとおっしゃってたんですけど、その脚本はあて書き(役者に合わせて脚本を書く)だなって思うところとかはありあましたか?
前田悠雅:私は、とてもあて書きだなと思いました。学級委員長的な立ち位置で中心的に取りまとめてたりするシーンがあるんです。私は実際に学級委員をやっていたこともあったので、親近感が湧く点でもありました。あと、友達っていうところで、高校生活が輝いていた時間だったので思い出みたいなものが詰まっているので、共感をかんじました。役も作品全体としてすごく共感できる部分が多いなと思ってます。
田中音江:私はですね「そこまで似てないんじゃないか」って思ってたんですけど、周りからは当て書きだって言われます。
前田悠雅:誰に言われたの~?
田中音江:吉川真世!
田中音江:自分ではあて書きじゃないと思ってるんだけど~
中村碧十:ちょっと、あて書きっぽいかなって思う部分もあります。っぽいですよ。
田中音江:やりやすさで言うと、あて書きみたいな感じのやりやすさではあるんですけど、違うんじゃないかなって。
菅原理久十:いい意味で、表面上だけで言うと合ってるのかもしれないな。というのが結構率直な意見です。 けど、実際の自分とはちょっと違いますね。
でも、作品見る時に、自分が一番好きな役どころなので、すごい楽しかったです。楽しかった。
中村碧十:まだ終わってない! まだ終わってないけど(笑)
大槻理子:理久十くん、めっちゃはまり役。
中村碧十:自分がやりたい役っていう意味では、自分もやりたかった根暗っぽい感じのキャラなんです。けど、いざやってみたら、案外難しいなって思いました。
最初のオーディションの時にちょっと暗い感じの雰囲気だったので、多分あて書きで暗い感じに書いてくださったんですけど、実際にやってみると、もしかしたら自分暗くないんじゃないかなって気づき、逆に自分の性格って何なんだろう?と考えさせられました。
大槻理子:私はもうそのまんまです。初舞台の演技なので、本当は「ちゃんと演技できるんだね」と言ってもらえるような役どころだったら良かったんですけど。そのまんますぎて、もう演技をほぼしてない感じです。
前田悠雅:そうなんだ~。
大槻理子:周りからも、「もうそのまんま、よかったね」みたいな感じで言われました。
前田悠雅:確信をつく部分というか、内面は理子ちゃんと役が一緒なのかっていうのはちょっと分からないなと個人的には思ってたんですが、みんながイメージする理子ちゃんっていう意味では多分すごくあて書きだと、思うんですよ。生き生きとして演じてるなと思うので。

記者:楽しみにしていらっしゃる方へのメッセージをお願いします。
前田悠雅:劇団4ドル50セントのファンの方で東京ニコニコちゃんの公演を見たことがない方もいらっしゃると思いますし、逆に私たちのことを知らない方もいらっしゃると思います。
なので、どちらのファンの方に両方とも好きになっていただける、この作品をこの座組として楽しんでいただけるような公演になったらいいなと思っています。
そして劇団4ドル50セントの劇中歌の披露もさせていただきいます。この楽曲はCD化もされておりませんので、この楽曲を聴きたい、劇団4ドル50セントに会いたいとまた思ってもらえるように、全パフォーマンス、作品も全て心を込めてお届けできたらいいなと思っております。
みんなで頑張りますので、最後までよろしくお願いします。

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