元「ザ・コインロッカーズ」のMatsurinaとMisakiを中心として、2022年10月に結成されたガールズバンド「GЯeeD」。リーダーでベース担当のMatsurinaに、これまでの活動の思い出や新たに発表された「Road to Zepp」プロジェクトについて聞いてみた。
最近の趣味は「ひとりカフェめぐり」
推:まずは自己紹介からお願いします!
GЯeeDというガールズバンドでベースをやっています、Matsurinaです!
推:趣味や特技、今ハマっていることはなんですか?
ずっと音楽聞くことが好きだったり、ライブにいくことが好きだったりして、ほんとにライブキッズなんですけど、最近コロナ禍でちょっと落ち着いてきて。自分も年齢を重ねていって、音楽以外の趣味を見つけたいなって思ったので、今ちょうど探してる段階ではあるんですけど……
最近思ったのは、私結構「ひとり〇〇」みたいなのをやりがちで。最近だと「ひとりカフェめぐり」ですね。昼間にひとりでカフェラテとか飲んで、ほっとひと息つく時間が好きです。
今大学4年生なので、あとちょっとで卒業するんですけど、カフェで課題やったりとか。いつもよりはかどります。
特技は、昔からなんですけど、モノマネですね。得意なのは「芦田愛菜のモノマネをするやしろ優」さんのモノマネです(笑)
推:意外な特技が! ちなみにモノマネは、ファンの方の前で披露することもあるんですか?
GЯeeDの前の活動ではやってたんですけど……
GЯeeD始めてからは封印しようと思ってたんですよ。でもちょっとずつ出てきちゃう部分があって。そろそろモノマネ解禁の時期がきてるかなと(笑)
楽器を始めたきっかけは高校の軽音部
推:そもそもMatsurinaさんが楽器をやろうと思ったのは、なにかきっかけがあったんでしょうか?
楽器を始めたのは、高校で軽音部に入ったことがきっかけですね。
もともと、ちっちゃい頃からずっとアイドルになるのが夢だったんですけど、「私立の学校に行ったら校則が厳しいから芸能活動できない」って思ってて。
私は高校が私立の女子校だったから「あっアイドル無理だ」と(笑)なので高校に進学するタイミングで、アイドルじゃないけどなにか音楽に関わることで新しく挑戦したくて。そう思ってたときに軽音部があるって知ったので、入ってみようと思いました。
なので、新しくなにか始めたいっていうのがきっかけでしたね。
推:なるほど。もともとはアイドルに憧れていたんですね。
そうですね、やっぱり人前に出てパフォーマンスするっていうのがやりたいなって思ってました。
推:軽音部に入った時、楽器は完全に未経験だったんですか?
そうです! 最初はドラムを担当してるバンドとボーカルを担当してるバンドの、ふたつを同時にやってて。
2年生くらいのタイミングで、同学年のバンドを全部解体して組み直そうってなった時に、友達に「ベースとボーカルが足りないから、ボーカルやってくれない?」って言われたんです。
それで、ベースがいないんだったら新しく始めてみようかなって思って(笑)なんもできないのに調子乗って「ベースボーカルやるよ」って言っちゃったんですよ。
なので最初はドラムとボーカルやってて、ベースはベースボーカルから始めたって感じですね。
推:初心者から始めて、ドラムもベースもできるようになったのはすごいです! どちらも結構すぐ弾けるようになったんですか?
割と楽器に関してはそうですね。最近も、アコギを弾けるようになりました。GЯeeDに入ってからSHOWROOMとかで配信をするようになったんですけど、アコギで弾き語り配信とかできたらかっこいいなって思って。3ヶ月くらいで弾けるようになりましたね。
なので、楽器はやり始めたら器用にこなせるマルチなところがあるかなって思ってます(笑)
推:Matsurinaさんが「バンドをやっててよかった!」と思ったことはなにかありますか?
軽音部に入ってバンドを始めたばっかりの時は、部活っていう固定のメンバーで集まる時間で、自分の好きな、楽しみな時間って感じでしたね。それまでは、あんまり女の子たちのグループに入ってこなかったタイプだったので……
同じメンバーで音楽を作り上げる楽しさとか、一緒に乗り越えていける存在がいるっていう心強さ、ひとりじゃないっていうところが、自分がバンドが好きな理由ですね。
お気に入りの一曲は「イエローデイジー」
推:これまでの活動で、特に思い出に残っている出来事はなんですか?
去年の10月にデビューしたばっかりなので、やっぱりデビューライブは印象に残ってますね。初めてのライブなのに本当にたくさんの方が来てくれて、客席の後ろの方にまでびっちり詰まってるっていう光景を見せてもらえたことがすごく印象的でした。
でも、メンバーと一緒にいる時間も印象に残ってます。活動ってなったらデビューライブが今のところ一番大きいイベントなのでもちろん印象的なんですけど、日々の楽屋とか、ライブ後にメンバーと一緒に食べにいくご飯とか、なんかそういう時間が私は楽しくて好きですね。
推:デビューライブのお話が出ましたが、高校生からバンドをされているMatsurinaさんでも、GЯeeDとしての最初のライブは緊張しましたか?
やっぱりデビューライブの時は緊張しましたね。私は前に「ザ・コインロッカーズ」ってグループで活動してた時期があって、それから1年ぐらい間が空いての再デビューなんです。
なのでデビューライブの時は、久しぶりにバンドとして人前に出るっていうのでの緊張もあったんですけど、前のグループでの経験もあるからか、それ以降はあんまり緊張しなくなりましたね。楽しもうっていうか、いつも緊張が邪魔をしてたから、リラックスしてライブしようって思えるようになってきました。
推:GЯeeDのオリジナル曲の中で、Matsurinaさんが一番好きな曲を教えてください!
1stシングルの「Arrow→」には入ってないんですけど、ボーカルのMioが作詞した「イエローデイジー」っていう曲がありまして、その曲が一番好きなんです。
この曲は、女の子の気持ちを書いた歌詞なんですよ。私はボーイッシュな感じを出してるんですけど中身は乙女なので(笑)、女の子目線の歌詞とかがすごく好きで。
あと、GЯeeDは音楽プロデューサーの方に曲を作ってもらってるんですけど、自分たちが持ってる4曲のなかでもこの曲が一番爽やかでちょっと今っぽいというか、今のバンドっぽい感じがして、明るくて好きですね。
推:歌詞も曲もお気に入りの一曲、ということですね。GЯeeDは、メンバーの方が作詞もされているんですね!
はい。私も「動機」って曲の作詞をさせてもらったり、「埃ギター」っていう曲の歌詞をメンバーのMisakiと一緒に作ったりとかしてて。
そうやって自分も作詞もしていくなかで、これまで女の子目線の気持ちを書いたことなかったので、そういう自分には書けない歌詞だからこそ、「イエローデイジー」はめっちゃ好きですね。
「GЯeeDあるある」はいつもうるさいこと
推:GЯeeDならでは、メンバーならではの「あるある」はありますか?
GЯeeDあるあるは、いつもうるさいこと(笑)女の子5人集まると、いろんな話で盛り上がります!
ファッションとかメイクの話も、私はあんまり詳しくないんですけど、すごく詳しいメンバーがいるので盛り上がりますし、あとは女の子ならではの「〇〇ってかっこいいよね〜」とか、そういう話とかもちょいちょいしてますね(笑)
私も高校時代が女子校だったので、その時と同じような感覚で接してるような感じがあります。
推:もしもメンバーひとりと1日だけ入れ替われるとしたら、誰を選びますか?
私は、ギターのNatsukiを選びます! 彼女は自分と対照的で、自立してる女性って感じがするんですよね。私はまだ子供っぽいところもいっぱいあって、こういう女性になりたいなっていうのがなっちゃん(Natsuki)っていうか。
すごくかっこいいし、ファッションとかもひとつひとつこだわりがあって、自分に似合うものがちゃんとわかってる。私が結構雑食タイプなのに対して、Natsukiは突き詰めるタイプなのかなって思ってて、それがかっこよくて憧れます。なので見た目だけじゃなくて、中身も一回Natsukiとして生きてみたいですね。
推:Matsurinaさんの思う、「自分のアピールポイント」を教えてください!
私はあんま自分に自信がないんですけど、GЯeeDメンバーのなかだと「かっこいいね」とか「クールだね」って言っていただけるので、女子受けするっていうのがアピールポイントかなって思います。
あとは、ベースだけじゃなくて歌も歌わせてもらってるので、声は結構自分でも自信持ってますかね。
新宿LOFT 2Daysライブの見どころは「新衣装」
推:先日発表された「Road to Zepp」プロジェクトの第1章として、3月11日(土)・12日(日)に新宿LOFTにて単独公演があります。このライブの注目ポイントを教えてください!
まだ内容については、メンバーやスタッフさんと一緒に考えてる段階なんですけど、今新しい衣装にしようかなっていう話をしてて。
デビューライブからずっと同じ衣装でやってきたので、ひとりひとり衣装のイメージが強いと思うんですけど、この単独公演ではみんなのもっといろんな顔とかカラーとかを見せられる日になるんじゃないかなって思います。ちょっと女性らしい感じになるかもしれません(笑)
推:最後に「Road to Zepp」、そして第1章ライブへの意気込みをお願いします!
やっぱりZeppっていうステージへの道のりは、すごく時間もかかるし、自分たちもいろんなことをやっていかなきゃいけないと思うんですけど、でもそれを一生懸命にやったからこそ、Zeppに立った時に感じられる達成感があると思います。
自分たちにとってやって損はない努力だと思うから、私はすごく頑張りたいと思ってますし、GЯeeDを応援してくださってるファンの方にも、2022年のデビューからZeppに立つまでの道のりを見ていてほしいし、それで元気とか勇気とかを与えられたらいいなって思います!
撮影:矢沢隆則
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